投稿日: May 31, 2023
本日、AWS は Amazon VPC IP アドレスマネージャ (VPC IPAM) ダッシュボードの新しいカスタマイズ機能の公開を発表しました。これにより、VPC IP アドレス管理ダッシュボードを特定のニーズに合わせて調整できるようになります。この新機能を使用すると、ウィジェットを好みに合わせて再配置およびサイズ変更できます。例えば、重なり合う CIDR ウィジェットをダッシュボードの最初の項目として表示する場合は、それを一番上に移動して、必要に応じてサイズを変更できます。ダッシュボードには、割り当てられた IP 数別の上位 VPC とサブネットに関する新しいインサイトも表示されるため、リソースの IP アドレスがなくなる前に対策を講じることができます。また、新しい直感的なグラフを使用して、重複している CIDR や割り当てルールに準拠していない CIDR を簡単に特定できるため、見落としを防ぐことができます。
VPC IPAM では、ルーティングやセキュリティのニーズに基づいて IP アドレスを簡単に整理し、IP アドレスの割り当てを管理するためのシンプルなビジネスルールを設定できます。VPC IPAM を使用すると、VPC への IP アドレスの割り当てを自動化できます。これにより、保守が困難で時間のかかるスプレッドシートベースのアプリケーションや、IP アドレスの使用を計画する自社開発アプリケーションを使う必要はなくなります。また、IPAM は重要な IP アドレス情報を自動的に追跡するため、手動による追跡や記録が不要になります。
カスタマイズ可能なダッシュボードは、Amazon VPC IPAM が利用可能なすべての AWS リージョンで利用できます。詳細については、AWS のドキュメントを参照してください。IPAM の料金の詳細については、Amazon VPC の料金をご覧ください。