投稿日: Jun 15, 2023
Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) for Oracle が、Oracle Recovery Manager クロスプラットフォームのトランスポータブルテーブルスペース (RMAN XTTS) による物理データ移行のサポートを開始しました。本日より、Oracle RMAN XTTS を使用してテーブルスペースのセットを RDS for Oracle に移行できるため、大量のデータの移動を簡素化し、物理データ移行によるアプリケーションのダウンタイムを削減できます。
RMAN XTTS を使用すると、ソースの Oracle データベースから 1 つ以上のテーブルスペースのバックアップを作成できます。その後、データを RDS for Oracle に移行してアプリケーションをカットオーバーする準備ができるまで、ソーステーブルスペースの増分バックアップを実行して段階的バックアップを更新できます。Amazon Elastic File System (Amazon EFS) は Amazon RDS for Oracle との統合が可能で、これらのバックアップの理想的なステージングロケーションとなります。ソースシステムとターゲットの RDS for Oracle インスタンスの両方に同時にマウントできるため、移行操作を簡素化してアプリケーションのダウンタイムを最小限に抑えることができます。RMAN XTTS を使用すると、エンディアン変換が必要な場合を含め、Oracle RMAN XTTS がサポートする Linux または Unix 環境でホストされているソースの Oracle データベースから、Oracle Database の Enterprise Edition を実行している Oracle インスタンスの RDS にデータを移行できます。
RMAN XTTS を使用してデータを Amazon RDS for Oracle に移行する方法については、ドキュメントを参照してください。Amazon RDS for Oracle を使用すると、クラウド内で Oracle データベースのデプロイをシンプルにセットアップ、運用、スケールできるようになります。最新の料金および利用できるリージョンについては、Amazon RDS for Oracle の料金をご覧ください。