投稿日: Jun 22, 2023
AWS Lambda では、AWS GovCloud (米国) リージョンのマネージドランタイムおよびコンテナベースイメージとして Python 3.10 のサポートを開始しました。Python 3.10 を使用して Lambda でサーバーレスアプリケーションを作成するデベロッパーは、Python 言語の拡張機能を多数活用できるようになります。これにより、コードの可読性と保守性の向上が実現します。これらの拡張機能には、データ構造のパターンマッチング、ファイルハンドルやデータベース接続などのリソース管理を簡素化する括弧を使用したコンテキストマネージャー、エラー処理の改善などがあります。Lambda による Python 3.10 のサポートの詳細については、Python 3.10 runtime now available in AWS Lambda のブログ記事を参照してください。
Python 3.10 を使用した Lambda 関数をデプロイするには、Lambda コンソールからコードをアップロードし、Python 3.10 ランタイムを選択します。AWS CLI、AWS サーバーレスアプリケーションモデル (AWS SAM)、AWS CloudFormation を使用して、Python 3.10 で記述されたサーバーレスアプリケーションのデプロイと管理を行うことも可能です。さらに、AWS が提供する Python 3.10 ベースイメージを使用すると、コンテナイメージを利用して Python 3.10 関数を構築およびデプロイできます。従来バージョンの Python を実行する既存の Lambda 関数を移行するには、コードに Python 3.10 との互換性があることを確認してから、関数のランタイムを Python 3.10 に更新します。
更新は利用可能になり次第、Python 3.10 のマネージドランタイム、および AWS が提供する Python 3.10 ベースイメージに、自動的に適用されます。
AWS Lambda の詳細については、製品ページをご覧ください。または、AWS Lambda コンソールにサインインして、使用を開始してください。