投稿日: Jun 30, 2023
本日、AWS は AWS SDK for SAP ABAP の一般提供開始を発表しました。
AWS SDK for SAP ABAP は、ABAP 開発者が AWS サービスと SAP ABAP 言語を使用して SAP ベースのビジネスプロセスをモダナイズおよび変革することを容易にします。ABAP 環境と 200 種類以上のサポートされている AWS サービスとの間で、シンプルで安全かつ設定可能な接続を提供することで、ABAP 開発者はアーキテクチャを複雑化することなくビジネスプロセスの革新を加速できます。
請求書作成の効率化、売上予測の精度の向上、製造成果向上のための予知保全の有効化など、どのような場合でも、AWS SDK for SAP ABAP では、使い慣れた ABAP コードを使用して AWS の機能をフル活用できます。また、SAP 環境と Amazon WorkDocs、Amazon Chime、Amazon Workmail、Amazon Pinpoint、Amazon Honeycode などの AWS ビジネスアプリケーションとの接続が可能になり、コミュニケーションとコラボレーションを強化できます。SDK は標準 ABAP コーディング規約に従い、SAP NetWeaver ABAP バージョン 7.4 以降をサポートしています。エージェントのインストールやメンテナンスは不要で、使い慣れたツール、埋め込みドキュメント、サンプルコードがサポートされているため、簡単に使い始めることができます。
クライアント側のソリューションとして、AWS SDK for SAP ABAP は AWS GovCloud (米国) リージョンを含むすべての AWS リージョンのサービスにアクセスできます。
詳細と開始方法については、AWS SDK for SAP ABAP ページ、入門ガイド、および入門ブログを参照してください。