投稿日: Jun 22, 2023

AWS Step Functions では、サーバーレスワークフローのデプロイにおける耐障害性を高める Versions and Aliases の提供を発表しました。AWS Step Functions は、250 以上の AWS のサービスの 11,000 以上の API アクションをオーケストレーションして、ビジネスプロセスとデータ処理ワークロードを自動化できるビジュアルワークフローサービスです。

AWS Step Functions は、ワークフローの Versions and Aliases を利用して、より復元力のあるデプロイをサポートするようになりました。新しい機能セットにより、継続的デプロイを簡単に設定して反復処理を迅速化し、本番環境に安全にリリースできるようになります。Step Functions の Versions and Aliases を使用すれば、ワークフローの複数のバージョンを管理したり、それぞれの実行で使用したバージョンを追跡したり、ワークフローのバージョン間でトラフィックをルーティングするエイリアスを作成したりできます。Step Functions ワークフローへのロールバックを高速化しながら、ブルーグリーンデプロイや canary デプロイなど、業界標準の方法を使用してワークフローを徐々にデプロイすることで、デプロイの安全性を高め、ダウンタイムを短縮し、リスクを軽減できます。 

Versions and Aliases に追加料金は発生しません。既存の AWS Step Functions の料金に従って、使用した分のみ請求されます。詳細は、AWS Step Functions の料金を参照してください。

Versions and Aliases は、AWS コンソール、AWS CloudFormation、AWS コマンドラインインターフェイス (CLI)、AWS Cloud Development Kit (CDK) で使用開始できます。詳細については、AWS Step Functions のデベロッパーガイドおよび ローンチブログを参照してください。

AWS Step Functions の Versions and Aliases は、こちらに記載されているリージョンでご利用いただけます。リージョンと提供されているサービスの一覧は、AWS リージョンを参照してください。