投稿日: Jun 8, 2023
Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) Custom for SQL Server では、インスタンスの作成時に独自の SQL Server インストールメディアを使用できるようになりました。Bring Your Own Media (BYOM) を使用すると、既存の SQL Server ライセンスを Amazon RDS Custom for SQL Server で活用できます。Amazon RDS Custom は、基盤となるオペレーティングシステムとデータベース環境をカスタマイズできるマネージドデータベースサービスです。RDS Custom for SQL Server の管理機能には、マルチ AZ 配置、ポイントインタイムリカバリなどが含まれます。
これまでは、Amazon RDS Custom for SQL Server を使用する際、ライセンス込みの時間単位の従量課金モデルを使用していました。BYOM を使用すると、お客様は Amazon RDS Custom for SQL Server で独自の SQL Server ライセンスを提供できます。これにより、既に SQL Server ライセンスを購入済みのお客様は、ライセンスコストを節約できるほか、差別化につながらないデータベース管理の面倒な作業を Amazon RDS Custom にオフロードできます。
BYOM を使用して RDS Custom for SQL Server を開始するには、このブログでステップバイステップガイドを参照するか、AWS ドキュメントを参照してください。Amazon RDS Custom for SQL Server の BYOM 機能は、次の AWS リージョンでご利用いただけます。米国東部 (オハイオ、バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (ムンバイ、ソウル、シンガポール、シドニー、東京)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト、アイルランド、ロンドン、ストックホルム)、南米 (サンパウロ)。
インスタンス、ストレージ、データ転送にかかる最新の料金、および利用できるリージョンについては、Amazon RDS Custom for SQL Server の料金を参照してください。
2023 年 6 月 26 日 - BYOM オプションを使用すると、Microsoft のライセンス条件に従い、お客様は Amazon RDS Custom for SQL Server で既存の SQL Server ライセンスを活用できます。ライセンスモビリティのページには、このプロセスに関する詳細情報が示されています。Microsoft から、ライセンスモビリティの検証フォームの記入と送信が求められます。