投稿日: Jul 6, 2023
Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) の 2 つの読み取り可能なスタンバイを備えた Amazon RDS マルチ AZ 配置が論理レプリケーションに対応しました。論理レプリケーションを使用すると、Amazon RDS for PostgreSQL から他のデータベースにデータ変更をストリーミングできます。この機能は、分析アプリケーションのデータ統合、変更データキャプチャ (CDC)、データベース全体ではなく選択したテーブルの複製、または異なるメジャーバージョンの PostgreSQL 間でのデータの複製などの用途で役立つものです。
Amazon RDS for PostgreSQL は、PostgreSQL の論理レプリケーションを使用したデータ変更のストリーミングをサポートしています。論理レプリケーションを設定して、読み取り可能なスタンバイが 2 台ある Amazon RDS for PostgreSQL マルチ AZ 配置から他のデータシステムにデータを送信したり、他のシステムから読み取り可能なスタンバイが 2 台ある Amazon RDS for PostgreSQL マルチ AZ 配置に変更を受信したりできるようになりました。ネイティブの PostgreSQL 論理レプリケーションに加えて、読み取り可能なスタンバイが 2 つある Amazon RDS for PostgreSQL マルチ AZ 配置では、他のシステムで使用するためのストリーミング変更用の pgloical 拡張機能と wal2json 拡張機能がサポートされています。
読み取り可能なスタンバイが 2 つあるマルチ AZ 配置の論理レプリケーションは、 バージョン 14.8-R2 以上、および 15.3-R2 以降の Amazon RDS for PostgreSQLでサポートされています。利用可能なリージョンと、サポートされているエンジンのバージョンの一覧については、Amazon RDS ユーザーガイドを参照してください。
Amazon RDS for PostgreSQL の読み取り可能なスタンバイを 2 つ備えたマルチ AZ 配置用での論理レプリケーションの設定と使用の詳細については、Amazon RDS ユーザーガイドをご覧ください。2 つの読み取り可能なスタンバイインスタンスを備えたフルマネージド Amazon RDS マルチ AZ データベースの作成/更新は、Amazon RDS マネジメントコンソールから行えます。