投稿日: Nov 26, 2023
Amazon EFS アーカイブは、保存期間が長く、アクセス回数が年に数回しかないファイルデータに合わせてコストが最適化された新しいストレージクラスです。EFS アーカイブのリリースにより、最もアクセス頻度の低いデータでも費用対効果の高い方法で保持できるため、いつでもこれらのデータを使用して新しいビジネスインサイトを引き出すことができます。また、このリリースの一環として、既存の Amazon EFS 低頻度アクセス (IA) ストレージクラスのストレージ料金を 36% 引き下げることで、さまざまなデータを共有するためのさらに優れたソリューションとして EFS をお使いいただけるようにしました。
EFS アーカイブを使用すると、Amazon EFS で現在提供されている瞬時アクセス、1 秒間にギガバイト単位のスループット、イレブンナインの耐久性を実現する設計はそのままで、データ分析から機械学習トレーニング、SaaS アプリケーションまで、さまざまなユースケースでデータを簡単かつ費用対効果の高い方法で共有できます。EFS アーカイブでは、既存の EFS ストレージクラスと同じインテリジェント階層化エクスペリエンスをサポートしているため、アクセス頻度の高いデータにはミリ秒未満の SSD レイテンシーを備えた Amazon EFS 標準を使用し、コールドデータには低コストの EFS IA と EFS アーカイブを使用できます。必要に応じて、使用頻度の高いデータと使用頻度の低いデータが混在した状態に合わせて自動的にコストが最適化される 1 つの EFS ファイルシステムからすべてのデータにアクセスできます。EFS アーカイブを使用すると、お客様は、保存期間が長く、アクセス頻度が非常に低いデータを保存するときに、引き下げ後の EFS IA の料金と比べて最大 50% 節約できます。
EFS アーカイブと EFS IA 料金の引き下げは、AWS のすべての商用リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンで、EFS Elastic スループットモードを使用しているすべてのファイルシステムに対してすぐに利用できます。詳細については、AWS ニュースブログ記事、説明動画、ユーザーガイド をご覧ください。使用を開始するには、Amazon EFS コンソール、API、AWS CLI のいずれかを使用してライフサイクル管理を有効にしてください。