AWS Billing Conductor

カスタマイズ可能な料金設定とコストの可視化で請求とレポートを簡素化

AWS Billing Conductor を選ぶ理由

顧客の IT コストを管理する業務に従事していようと、単に組織内の内部チームのためにコストの説明責任をより良く果たそうとしているだけであろうと、AWS Billing Conductor を使用すると、ビジネスと顧客の複雑なニーズを満たす正確でカスタマイズ可能な請求が可能になります。

AWS Billing Conductor は、請求料金をカスタマイズし、クレジットと料金を配分し、諸経費を自らの裁量で共有することで、請求と報告のワークフローをサポートします。数回クリックするだけで、AWS 請求コンソールにログインしたときにビジネスロジックに沿ったコストをアカウントで確認できます。

利点

請求グループにアカウントを割り当て、管理者 (およびプライマリアカウント) が毎月のコストと使用状況データをまとめて確認できるようにします。

グローバル、請求エンティティ、サービス、SKU 固有の料金設定ルールを作成します。このルールを使用量の照合に適用し、請求グループに割り当てることができます。

管理している請求グループごとに、現在または以前の請求期間に適用されるカスタムのクレジットまたは料金明細項目を作成します。

請求グループごとのコストと使用状況レポートを生成できます。このレポートは、支払いアカウントと請求グループのプライマリアカウントで入手できます。

仕組み

AWS Billing Conductor はカスタマイズ可能な請求サービスで、希望するショーバックまたはチャージバックのビジネスロジックに合わせて請求データをカスタマイズできます。まず、アカウントを相互に排他的な請求グループにマッピングします。その後、料金設定ルールやカスタム明細項目など、各グループの請求パラメータを定義できます。各請求グループを定義すると、請求コンソールの請求ページで請求グループごとに設定の出力を確認したり、請求グループごとにコストと使用状況レポート (CUR) を生成したりできます。

ユースケース

同じ財務所有者を持つアカウントを 1 つの請求グループにまとめ、必要に応じて請求グループを作成します。請求グループごとに 1 つのアカウントを「プライマリアカウント」として割り当てます。プライマリアカウントではクロスアカウントを確認でき、グループ全体のコストと使用状況レポート (CUR) を生成できます。

グローバル、請求エンティティ、サービス、SKU 固有の料金設定ルールを作成します。このルールを使用量の照合に適用し、請求グループに割り当てることができます。このようなパラメータによって、エンドカスタマーに表示される料金が決まります。割り当てられた料金とクレジットに対して、1 回限りまたは定期的なカスタム明細項目を作成します。この明細項目の計算は、一律またはパーセンテージベースの計算方法を使用して行えます。

請求グループごとにコストと使用状況レポート (CUR) を作成します。この機能は、支払いアカウントと、請求グループのプライマリアカウントで利用できます。請求グループ内で割り当てられたプライマリアカウント以外のアカウントは、そのアカウントの CUR のみを生成できます。


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