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Amazon Bedrockを使うハッカソン「AWS Japan 生成AI ハッカソン」に参加しよう!

はじめに

みなさん、生成AIサービス、活用していますか?
もっと生成AIを活用して、もっと多くの人がその恩恵を受けられるきっかけを提供したい!そんな想いから、AWSは、生成AIを使って日々の仕事を楽に、そして楽しくするサービスを開発するハッカソン「AWS Japan 生成AI ハッカソン」を開催することしました。

このハッカソンでは、企業における生成AI活用促進にフォーカスし、社員の方々が日々の仕事をもっと便利に、楽に、楽しくすることができるアプリを見出そうとしています。また同時に生成AIがもたらす高度な機能を組み込むだけでなく、開発する過程においても生成AIを駆使し、効率的に開発できることを皆さまと体験していけたらと考えています。

ハッカソンでご利用いただくのは「Amazon Bedrock」。Amazon Bedrock は単一のAPIを介してAI21 Labs、Anthropic、Cohere、Meta、Mistral AI、Stability AI、および Amazon といった大手 AI 企業からの高性能な基盤モデル (FM) を選択できるフルマネージドサービスです。Amazon Bedrockによってイノベーティブなサービスの開発が作りやすい環境が整ったといえるでしょう。

ご存じのとおり、ハッカソンではビジネス課題からユースケースを作成し、アーキテクチャーを定義して動くサービスとして実装し、プレゼンテーションまでを行います。この一連の流れを「生成AI」というキー・テクノロジーをベースに競い合い、楽しみながら経験できるのは非常に貴重な機会といえるでしょう。
以下に、ハッカソン参加の応募要領、評価基準などについてご紹介します。ぜひ皆さん奮ってご応募ください。

ハッカソンのテーマ

テーマは「生成AIを活用したアプリで社員がもっと楽しく、楽に仕事をすることが出来る仕組みを作ろう」です!

生成AIが世に広く知られるようになって数年が経ちますが、企業に所属する社員の皆さんの中には日々の仕事においてその恩恵を十分に得られていない方も多いのではないでしょうか。生成AIの力を活用すればもっと仕事は楽に、楽しくできるはず。例えば、煩雑な作業を低減したり、創造性をかきたてたり、コミュニケーションを円滑化したり、抜け漏れを防止してくれたり・・・などなど、アイデアは無限に広がっていくでしょう。ぜひ、この機会にみなさんのアイデアを形にしてみませんか?

審査について

審査ポイント

成果物に対する審査は、特に以下のポイントを重視します。

  • 有用性
  • ユースケースの明確さ(対応する機会)
  • アプリケーションの品質
  • 生成AIの適用度
  • 創造性
  • 使うのが楽しくなるアプリケーションかどうか / 頻繁に使いたくなるアプリケーションかどうか

    審査員の得点の合計および参加者相互の投票により、受賞候補者が決定され、総合得点が最も高い受賞候補者が受賞者となります。 

審査員は QuizKnock 伊沢氏、鶴崎氏をはじめとする 豪華な顔ぶれが勢ぞろい!

審査にあたっては、多様な観点を網羅し、その価値を正しく審査できるよう各領域に通じた方々に審査員をお願いすることとしています。QuizKnock 伊沢 拓司氏は審査だけでなく、決勝戦ではナビゲーターとしても登場。決勝戦の舞台をよりエキサイティングに彩ります。そして、現役の AWSユーザーとしてアプリを実際に開発されている QuizKnock 鶴崎 修功氏や、データサイエンティストとしてのバックグラウンドを持ち、ライオン株式会社のDX戦略をリードされている 中林 紀彦氏など、まさに今イノベーションをリードする識者の方々による審査が行われます。さらに、アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社でプロトタイピング & クラウドエンジニアリング チームを率いる 中田 光昭がAWS 開発のエキスパートとして審査に参加します。

 

 

参加要領 / ハッカソンの流れ

このハッカソンは、チーム(最大4名)での参加をお願いしています。また、アイデアソン、ハッカソンはオンラインにて実施します。
希望者にはビジネスメンタリング、テクニカルメンタリングをそれぞれ実施します。

AWS Japan 生成 AI ハッカソンの流れ

 

応募要領/参加規約

参加条件
  • 企業に所属する方でチームを組むことが出来る方
  • 20歳以上の方
  • ハッカソンの各イベント(アイデアソン(イベントへの参加)、ハッカソン(ハッカソン期間中に開発を実施できること)、発表会(対面イベントへの参加))に参加可能であること
  • 期日までに成果物を提出することができること
  • チームでAWSアカウントを使用することができること
  • AWSを使用してアプリケーションの開発と稼働を行うこと(※ハッカソン用としてAWS クレジットクーポン 25$を各チームに進呈します)
  • Amazon Bedrockを使用すること
  • 参加規約に同意できること
チームメンバーの役割(例)
  • ビジネスアイデアを出す
  • アプリを設計する
  • プログラミングを含む、実装を行う
  • UIデザインをする
  • プレゼンテーションを作成する
必要となる成果物
  1. アプリケーションプログラム(デプロイされていること)
  2. ユースケースの説明スライド
  3. アプリケーションのアーキテクチャーの説明スライド
  4. アプリケーションのデモ動画
  5. 2.-4.を網羅したプレゼンテーション
参加までの流れ
  1. 当ページの登録フォームよりエントリー(代表者の方が必要事項を記入し、登録してください。10月2日締め切り)
  2. 本選への参加可否を確認する(10月4日までに代表者のメールアドレス宛にメールにてご連絡します)
  3. 本選参加確定の場合、代表者以外の各メンバーの方も全て別途ご案内する登録ページから登録する
スケジュール
  • 10月7日(月)17:00 ~18:00 説明会(オンライン)
  • 10月11日(金)13:00- 17:00 アイデアソン(オンライン)
  • 10月14日~25日 ハッカソン(オンライン:ただし、10月18日にオンラインにてメンタリングイベントを開催)
  • 10月31日 14:00~18:00 発表会(対面:ザ・プリンス パークタワー東京(東京都港区)にて開催

※ プレゼンテーションは10月25日までにいったん提出していただきます

賞品
  • 優勝チーム:MacBook Pro もしくは25万円相当の物品、AWS クレジットクーポン USD500、優勝トロフィー
  • 準優勝チーム:iPad Air もしくは10万円相当の物品、AWSクレジットクーポン USD 300、準優勝トロフィー
  • 3位チーム:3万円相当の副賞、AWS クレジットクーポン USD 200、3位トロフィー

なお、最終審査の結果、該当チームなしの場合もございます。  副賞・記念品の内容は現在検討中のため、変更となる場合がございます。

ハッカソン参加のメリット

AWS Japan 生成AIハッカソンへ参加することのメリットをまとめました。ぜひ今一度ご覧ください。

  • 生成AIアプリ開発を一通り体験できる:生成AIを組み込んだアプリ開発を、構想~設計~実装~発表までの一連の流れを体験することができます
  • チームで協力しながら開発できる:チームでの参加なので、メンバーの得意分野を生かし協力しながら一つのものを作り上げることができます(参加希望多数の場合は選考の上参加チームを決定します)
  • AWS BedRockが詳しくわかる:今回はAWS Bedrockを使って開発していただくことになりますので、AWS BedRockを詳しく知ることができます(参加チームにはもれなく25$ のAWS クレジットクーポンを進呈します)
  • メンタリングを受けられる:アイデアソン、ハッカソン期間中にビジネスメンタリング、テクニカルメンタリングを受けることができます(希望者のみ)
  • 大規模イベントの中で発表できるプレゼンテーションは 10 月 31日開催の AWS の生成AIをテーマとしたカンファレンス「AI Day」にて行い、上位 3 チームは 多くのオーディエンスを前にプレゼンテーションを行うことができます。また、AWSが発行するWebマガジン「builders.flash」にてレポート記事が掲載されます。
  • 著名な審査員による審査:審査員には、QuizKnock 伊沢氏、鶴崎氏をはじめ、生成AIやアプリケーション開発、ビジネス開発に通じた著名な方々を想定しています。
  • 総額200万円を超える副賞:みごと上位入賞された皆さまにはチーム単位でなく、メンバーそれぞれに賞品を贈呈いたします

最後に

生成AIサービスを作ってみたい、でもなかなかきっかけがない、という方はぜひチャレンジしてみてください。従来の開発とは異なる生成AIサービス開発ならではの気づきがあるでしょう。企業が今一番注目している生成AIの活用を皆さんがリードするチャンスです!

ぜひこちらからご応募ください