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メモリを大量に消費するワークロードに適したカスタムの Intel Xeon 6 プロセッサ搭載の Amazon EC2 X8i インスタンスの一般提供を開始

AWS re:Invent 2025 でのプレビューリリースでお知らせしたとおり、メモリ最適化された新しい Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) X8i インスタンスが一般提供されることを発表します。これらのインスタンスは、AWS でのみ利用可能な 3.9 GHz の持続的なオールコアターボ周波数を備えたカスタム Intel Xeon 6 プロセッサを搭載しています。これらの SAP 認定インスタンスは、クラウドにおける同等の Intel プロセッサの中でも最高のパフォーマンスと最速のメモリ帯域幅を提供します。

X8i インスタンスは、高いコンピューティングパフォーマンスと大規模なメモリフットプリントを必要とする SAP HANA などのインメモリデータベース、従来の大規模データベース、データ分析、Electronic Design Automation (EDA) など、メモリを大量に消費するワークロードに最適です。

これらのインスタンスは、前世代の X2i インスタンスと比較して 1.5 倍のメモリ容量 (最大 6 TB) と 3.4 倍のメモリ帯域幅を提供します。また、これらのインスタンスは X2i インスタンスと比較して最大 43% 高いパフォーマンスを実現し、一部の実際のワークロードではより高いパフォーマンスを発揮します。SAP Application Performance Standard (SAPS) のパフォーマンスが最大 50%、PostgreSQL のパフォーマンスが最大 47%、Memcached のパフォーマンスが最大 88%、AI 推論のパフォーマンスが最大 46% 向上します。

プレビュー中、RISE with SAP などのお客様は、最大6 TB のメモリ容量を活用し、X2i インスタンスと比較してコンピューティングパフォーマンスが 50% 向上しました。これにより、SAP HANA ワークロードのトランザクション処理が加速し、クエリ応答時間が短縮されました。Orion は、パフォーマンスのしきい値を維持しながら、X2idn インスタンスと比較して X8i インスタンスのアクティブコア数を削減し、SQL Server のライセンスコストを 50% 削減しました。

X8i インスタンス
X8i インスタンスでは、3 つの大きいインスタンスサイズ (48xlarge64xlarge96xlarge) を含む 14 のサイズが用意されているため、アプリケーションのスケールアップに適したサイズを選択できます。また、物理リソースに直接アクセスできるワークロードをデプロイするために 2 つのベアメタルサイズ (metal-48xlmetal-96xl) を選択できます。X8i インスタンスは、Elastic Fabric Adapter (EFA) のサポートによる最大 100 Gbps のネットワーク帯域幅と、Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) への最大 80 Gbps のスループットを備えています。

X8i インスタンスの仕様は次のとおりです。

インスタンス名 vCPU メモリ
(GiB)
ネットワーク帯域幅 (Gbps) EBS 帯域幅 (Gbps)
x8i.large 2 32 最大 12.5 最大 10
x8i.xlarge 4 64 最大 12.5 最大 10
x8i.2xlarge 8 128 最大 15 最大 10
x8i.4xlarge 16 256 最大 15 最大 10
x8i.8xlarge 32 512 15 10
x8i.12xlarge 48 768 22.5 15
x8i.16xlarge 64 1,024 30 20
x8i.24xlarge 96 1,536 40 30
x8i.32xlarge 128 2,048 50 40
x8i.48xlarge 192 3,072 75 60
x8i.64xlarge 256 4,096 80 70
x8i.96xlarge 384 6,144 100 80
x8i.metal-48xl 192 3,072 75 60
x8i.metal-96xl 384 6,144 100 80

X8i インスタンスは、他の第 8 世代インスタンスタイプと同じくインスタンス帯域幅設定 (IBC) 機能をサポートしており、ネットワークと EBS 帯域幅の間でリソースを柔軟に割り当てることができます。ネットワークまたは EBS の帯域幅を最大 25% まで拡張できるため、データベースのパフォーマンス、クエリ処理速度、ログ記録効率が向上します。これらのインスタンスは第 6 世代の AWS Nitro Card を使用しており、CPU の仮想化、ストレージ、ネットワーキング機能を専用のハードウェアとソフトウェアにオフロードし、ワークロードのパフォーマンスとセキュリティを強化します。

今すぐご利用いただけます
Amazon EC2 X8i インスタンスは現在、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (フランクフルト) の AWS リージョンでご利用いただけます。リージョンの提供状況と今後のロードマップについては、[リージョン別の AWS 機能][CloudFormation リソース] タブでインスタンスタイプを検索してください。

これらのインスタンスは、オンデマンドインスタンスSavings Plansスポットインスタンスとして購入できます。詳細については、Amazon EC2 の料金ページをご覧ください。

Amazon EC2 コンソールでぜひ X8i インスタンスをお試しください。詳細については、Amazon EC2 X8i インスタンスのページをご覧ください。また、AWS re:Post for EC2 に、あるいは通常の AWS サポートの連絡先を通じて、ぜひフィードバックをお寄せください。

Channy

原文はこちらです。