Amazon Web Services ブログ
Amazon Lex – 一般提供開始
昨年の AWS:Reinvent の最中に、「Amazon Lex – 対話的音声&テキストインターフェースを構築」をご紹介しました。当時は Amazon Lex をプレビューという形でリリースし、開発者向けの公開としてきました。
本日、Amazon Lex を一般公開できることを喜ばしく思います。本日からお使いいただけます! プレビュー期間の間に追加された、いくつかの機能をご紹介します。
Slack とのインテグレーション – Slack チャンネルのメッセージに反応してイベントを送る機能を持った 、Lex ボットを作成することができます。ボットの Channels タブをクリックしてフォームを埋めることで、Slack を使うためのコールバック URL を取得することができます。
どのように作成するかについては、チュートリアル(Integrating an Lex Bot with Slack)をご覧ください。
Twilio とのインテグレーション – Twilio の SMS 番号に対してメッセージを送る機能を持った Lex ボットを作成することができます。先ほどと同様に、Channel タブをクリックして Twilio を選択肢、フォームを埋めます。
詳しくは、Integrating an Amazon Lex Bot with Twilio SMS をご覧ください。
SDK サポート – AWS SDK により、iOS、Android、Java、JavaScript、Python、.Net、Ruby、PHP、Go、そして C++ を用いて、モバイルやウェブから IoT プラットフォームにいたる環境に対してボット
を作成することができます。SDK によってビルドプロセスもサポートされます。プログラム上からサンプル発声の追加、スロットの作成、スロットの値の追加などを行うことができます。さらにビルド
、テスト、そしてデプロイの過程すべてをプログラム上で管理することができます。
テストコンソール上での音声入力 – Lex のテストコンソールで、音声入力がサポートされました。シンプルに、マイクロフォンのアイコンをクリックするだけです。
発話のモニタリング – Lex はボットが認識できなかった発話を記録することができるようになりました。リストを眺めて、関連した発話をボットに追加することができます。
また以下の CloudWatch メトリクスによって、ユーザのリクエストに対してボットがどの程度よい返事ができているか、確認することができます。
- 発話が認識されなかった文章(テキストの投稿)
- 発話が認識されなかった文章(音声の投稿)
- 発話が認識されなかった発言
スロットと発音の簡単な関連付け – サンプル発話のテキストにハイライトをつけて、スロットを特定し、スロットタイプに値を追加することができるようになりました。
IAM サポートの改善 – コンソール上から Lex のパーミッションが自動的に設定されるようになりました。新たにポリシーを追加することなく、ボットを作成することができます。
レスポンスカードのプレビュー – コンソール上からレスポンスカードのプレビューが確認できるようになりました。
詳しくは Using a Response Card をお読みください。
さらに
料金は、アプリケーションによって処理されたテキストと音声の数によって決まります。詳しくは Amazon Lex Pricing をご覧ください。
すばらしいボットがでてくることを楽しみにしています! クールなボットを作ったら、その内容を教えてください。
– Jeff;
原文: Amazon Lex – Now Generally Available(翻訳: SA 志村)