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ゲームベースで学習できる「AWS Cloud Quest: Solutions Architect」が日本語で学習可能になりました
※本記事に記載の内容は 2024 年 03 月 10 日の内容に基づいたものです。今後、サービスの更新や変更に伴い、本記事の内容と異なる部分が出てくる可能性がある点、予めご了承ください。
こんにちは!テクニカルインストラクターの吉田です。2024 年も 3 月になりました。桜の季節が近づいていますね。さて皆様、AWS クラウドの学習を、ゲームベースで行うことができる学習コンテンツの AWS Cloud Quest をご存じでしょうか?ゲーム内で、ストーリーに沿って出題されるソリューション構築に関する課題を、実際の AWS のアカウントを使用しながら解いていく、RPG テイストのコンテンツです。本記事では、昨年 10 月に日本語化された「AWS Cloud Quest: Cloud Practitioner (Japanese) 日本語版」に続いて日本語化された「AWS Cloud Quest: Solutions Architect (Japanese) 日本語版」についてご案内します。
*まだ AWS Cloud Quest をプレイしたことがない、という方は、まずは「ゲームベースで学習できる「AWS Cloud Quest: Cloud Practitioner」が日本語で学習可能になりました」をご覧ください。
AWS Cloud Quest: Solutions Architect が日本語化しました。
AWS Cloud Quest には、「クラウドプラクティショナー」「ソリューションアーキテクト」「サーバーレスデベロッパー」「機械学習」「セキュリティ」「データ分析」「ネットワーク」の 7 つのロール(学習カテゴリ)があります。既に、クラウドプラクティショナーロールをプレイしたことがある方には、次のステップとしてソリューションアーキテクトロールのプレイをお勧めします。
AWS Skill Builder のサブスクリプションをご登録いただくとクラウドプラクティショナーロールに加えてソリューションアーキテクトロールを含む 6 つのロールがプレイ可能になります。なお、執筆時点では 7 日間の無料トライアルがございますので、ご興味ある方は「AWS Skill Builder 個人サブスクリプションで AWS を学んでみる !」をご覧いただき、是非お試しください。
* AWS Skill Builder では AWS Cloud Quest 以外にも、動画学習コンテンツ・ハンズオンコンテンツ (セルフペースラボ)・認定試験模擬問題 (Practice Exam) などもご利用いただけます。
ソリューションアーキテクトロールでは 27 の課題、28 個のサービスが学習可能です。
ソリューションアーキテクトロールでは、クラウドプラクティショナーロールで提供されている、12 の課題を含む 27 の課題に取り組むことができます。 27 の課題に取り組む中で 28 個のサービス(AWS Lambda, Amazon API Gateway, Amazon EC2, Amazon EC2 Auto Scaling, Amazon S3, Elastic Load Balancing, Amazon DynamoDB, AWS Pricing Calculator, Amazon Route 53, AWS Config, AWS Key Management Service, Amazon Elastic File System, Amazon Relational Database Service, AWS CloudFormation, AWS Backup, AWS Identity and Access Management, Amazon CloudWatch, Amazon CloudFront, Amazon SNS, Amazon SQS, Amazon Elastic Container Registry, Amazon Elastic Container Service, Amazon Data Firehose, Amazon Athena, AWS Glue, AWS Cloud Development Kit, AWS Cloud9, Amazon CodeWhisperer)を、実際の環境を触りながら身につけていくことができます!クラウドプラクティショナーロールで触れるサービスは上述したサービスの内の 9 つなので、ソリューションアーキテクトロールでは、その 3 倍の数のサービスを学習できます。
島の住人の課題を解決する手段として、28 個ものサービスを使ったソリューションを学習できるのがソリューションアーキテクトロールの魅力です。具体例として、「クラウド、はじめの一歩」という課題を見てみましょう。島の住人は、物理サーバーにマウントされたハードディスクの障害に悩まされています。皆様は、ソリューションアーキテクトとしてこの課題を解決するために、Amazon EC2 及び Amazon EBS を用いたアーキテクチャを提案及び実装します。
AWS Cloud Quest を通して、技術課題の解決の経験を積むことができます。それぞれの AWS サービスがどんな技術的な課題を解決できうるのか、という観点で学習できるのが AWS Cloud Quest で学習していく魅力です。(加えて、楽しく学習できます!)
生成 AI に関する課題がプレイできます。
近年のホットトピックである、生成 AI に関する「生成 AI でのクラウドインフラストラクチャ」という課題がプレイ可能です。上司から AWS リソースのデプロイの自動化ミッションを与えられ困惑している島の住人に対し、 皆様はソリューションアーキテクトとして生成 AI によるコードの自動生成を利用した 迅速な IaC (Infrastructure as Code) の実現を提案します。
そして課題内でプロトタイプを作成し、島の住人の課題を解決します。この課題では、リアルタイムでコードを提案する Amazon CodeWhisperer について学習いただけます。
執筆時点では、ソリューションアーキテクトロール内では、生成 AI の課題は 1 つのみですが、サーバーレスデベロッパーロール・機械学習ロール・セキュリティロール内に生成 AI に関する課題が合わせて 4 つあります。「話題の生成 AI に興味がある」、「AWS の 生成 AI サービスを学習したい」という方にもお勧めです。
さて、今回は昨年 10 月に日本語化された「AWS Cloud Quest: Cloud Practitioner (Japanese) 日本語版」に続いて日本語化された「AWS Cloud Quest: Solutions Architect (Japanese) 日本語版」についてご案内しました。
AWS Cloud Quest については、こちらに 5 分程度の紹介用動画もありますので、内容を手早く知りたい方は是非ご確認ください(こちらの動画は 2023 年 8 月に公開した内容のため、「英語版のみでのご提供」という表現がありますが、クラウドプラクティショナーロール及びソリューションアーキテクトロールは上記の通り日本語化されております)。日本語化されたことでより多くの方に楽しんでいただけるのではないかと期待しています。
今後とも AWS のトレーニングをよろしくお願いいたします。