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AWS Systems Manager 入門ハンズオンを公開しました!– AWS Hands-on for Beginners Update

こんにちは、ソリューションアーキテクトの上野です。まだまだ寒い日が続きますが皆さまいかがお過ごしでしょうか。私は最近、部屋の乾燥を防ぐために加湿器を購入し、人間にとって最適な湿度を日々探求する毎日を送っております。

さて、この度 AWS Hands-on for Beginners シリーズの新作コンテンツである AWS Systems Manager を使ったサーバ管理はじめの一歩編を公開しました。こちらのブログでは今回公開したハンズオンと、ハンズオン実施後の Next Step についてサーバ管理の観点で一例をご紹介いたします。

AWS Systems Manager を使ったサーバ管理はじめの一歩編 申し込みページ
AWS Hands-on for Beginners シリーズ一覧

AWS Hands-on for Beginners とは?

AWS Hands-on for Beginners は、動画にそって実際に手を動かしながら AWS サービスについて学んでいただく無償のコンテンツです。名前の通り、初めて AWS サービスをご利用される方向けの内容ですので、学習の最初のステップとしてご活用いただけます。オンデマンド形式での配信となるので、移動時間などのスキマ時間での学習もできますし、分かりにくい部分を巻き戻して何度でもご覧いただくことができます。

AWS Systems Manager を使ったサーバ管理はじめの一歩編を公開しました!

2/14(月) に AWS Systems Manager を使ったサーバ管理はじめの一歩編を公開しました。こちらのハンズオンは、以下のような方に特におすすめとなっております。

  • サーバ管理運用をご担当されている方、運用負荷を軽減したい方
  • 最近、管理するサーバ台数が増えてきた方
  • AWS Systems Manager でサーバ管理を行うための設定方法を知りたい方

今回のシリーズは、サーバ管理はじめの一歩編ということで、Systems Manager を使ってサーバ管理を行うための環境セットアップから、サーバ管理に関わる Systems Manager の機能を課題とユースケースに沿って学べるコンテンツとなっております。具体的には、サーバのインベントリデータ収集、リモート接続、複数サーバに対する一括コマンド実行といったユースケースを題材にしております。ハンズオンで利用する構成は、すでに AWS 上でシステムを構築されている方の環境を想定しておりますので、ハンズオンでご紹介する内容をそのまま適用できるケースもあるかと思います。

AWS Systems Manager は AWS 環境の運用と管理を担うサービスです。以下の画像のように Systems Manager の機能は多岐にわたりますが、本ハンズオンの中ではサーバ管理に関わる5 つの機能にフォーカスしております。

それぞれの機能について解説パートも設けておりますので、初めて Systems Manager を利用する方でも問題なくハンズオンを進められるようになっております。ぜひこの機会にお試しいただければ幸いです。

AWS Systems Manager を使ったサーバ管理のはじめの一歩編は、下記の URL からお申込みいただけます。ぜひご視聴ください。

AWS Systems Manager を使ったサーバ管理はじめの一歩編 申し込みページ

ハンズオン実施後の Next Step

本ハンズオンでは、サーバ管理に関わる課題、ユースケースに沿って Systems Manager の機能の一部をとりあげておりますが、ご紹介しきれなかったユースケースと機能もございます。サーバ管理という観点でよくある例としてはパッチ運用です。適用すべきパッチの管理、稼働しているサーバのパッチ適用状況の管理、パッチ適用作業の実施といった運用に負荷がかかっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、ハンズオン実施後の Next Step としては、パッチ運用ユースケースに関わる Systems Manager の機能をご紹介したいと思います。

AWS Systems Manager Patch Manager

サーバ管理運用といっても様々ですが、パッチ運用はクラウドやオンプレミスといった環境に関係なく従来からよくあるサーバ管理運用の一つです。サーバ台数や扱うオペレーティングシステムの種類に応じて、適用すべきパッチの管理や、各サーバのパッチ適用状況の管理、パッチ適用作業の負荷も高くなってくるのではないでしょうか。このようなパッチ運用の負荷を軽減させ、パッチ適用のプロセスを自動化するために Patch Manager という機能があります。Patch Manager は Systems Manager の一機能であり、どのような条件でパッチを適用するか定義したパッチベースラインをもとに、サーバにパッチを適用するプロセスを自動化します。

オペレーティングシステムのタイプ別に、Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2) インスタンスまたは、オンプレミスサーバ、および仮想マシン (VM) にパッチを適用できます。Patch Manager はスキャンのみ、及びスキャン&インストールの2 種類のアクションを選択出来ます。スキャンのみを行いパッチの適用状況を可視化することや、パッチファイルのインストール後、再起動が必要なケースにおいては再起動タイミングを個別に設定することが可能です。詳細はユーザーガイドAWS Black Belt Online Seminar AWS Systems Manager をご覧ください。

Patch Manager を実際に動かすための workshop コンテンツが用意されているため、本ハンズオン実施後の Next Step としてぜひ取り組んでいただけたら幸いです。

まとめ

このブログでは、AWS Hands-on for Beginners シリーズの新コンテンツであるサーバ管理はじめの一歩編についてご紹介してきました。サーバ管理の運用負荷を軽減させたい方、徐々に管理するサーバが増えたきた方には特におすすめのコンテンツとなっております。ハンズオンを実施することで、サーバ管理の運用負荷を軽減させる一助になればと思っております。また、ハンズオン実施後の Next Step についてもご紹介しました。ハンズオンの中でご紹介する内容はサーバ管理運用の一部であり、このブログで紹介しているパッチ運用のように、その他サーバ管理運用を支援する機能も AWS Systems Manager にはございます。ぜひご検討いただけると幸いです。

ハンズオンをご実施いただいた際は、ぜひアンケートからフィードバックをいただけると幸いです。それではハンズオンをお楽しみください!

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このブログの著者

上野 涼平 ( Ryohei Ueno )

業界業種問わず、お客様の技術課題の解決に向けた支援を行うソリューションアーキテクト。好きなサービスは、AWS Systems Manager で、運用を楽にするサービスが好きです。休日に時間をかけて少し凝った料理(ビーフシチュー等)を作ることにはまっています。