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週刊AWS – 2025/1/6週
みなさん、こんにちは。ソリューションアーキテクトの戸塚です。今週も 週刊AWS をお届けします。
私は年初に趣味のパデルの大会に出て、リフレッシュしてきました。みなさんはどんな年末年始を過ごされましたか?
今年も新たな機能が追加されていってますね。それでは、先週の主なアップデートについて振り返っていきましょう。
2025年1月6日週の主要なアップデート
- 1/7(火)
- Amazon DynamoDB now supports configurable point-in-time-recovery periods
Amazon DynamoDB では、ポイントインタイムリカバリ (PITR) の期間を設定できるようになりました。PITR を使用したデータリカバリの期間をテーブル単位で 1~35 日の範囲で指定できます。PITR は、DynamoDB のデータを偶発的な書き込みや削除から保護し、リカバリ期間内の任意の秒数までデータをリストアすることができます。 これにより、バックアップのリカバリ期間を設定することで、データリカバリ期間を短縮する必要があるコンプライアンスや規制要件を満たすことができます。 - Announcing 20 additional AWS Systems Manager Automation runbook recommendations in AWS Chatbot
AWS は、AWS Chatbot のイベント通知のコンテキストアクションボタンとして、AWS Systems Manager Automation で20 個の推奨ランブックの一般提供を発表しました。 このリリースにより、お客様は Microsoft Teams や Slack チャネルから AWS Systems Manager オートメーションを実行し、AWS Security Hub や Amazon ECS 関連のイベントに対処できるようになります。詳細は、AWS Chatbot のドキュメントまたは AWS Chatbot の製品ページを参照してください。
- Amazon DynamoDB now supports configurable point-in-time-recovery periods
- 1/8(水)
- Amazon Q Developer is now available in Amazon SageMaker Code Editor IDE
Amazon SageMaker は、SageMaker Studio コードエディタにおける Amazon Q Developer の一般提供を発表しました。 SageMaker Studio の顧客は、コードエディター (Visual Studio Code – オープンソース) IDE 内で、Q Developer によるジェネレーティブ AI アシスタンスを利用できるようになりました。 Q Developer を使用することで、データサイエンティストと ML エンジニアは、SageMaker の機能、コード生成、トラブルシューティングに関する専門家のガイダンスにアクセスできます。 これにより、退屈なオンライン検索やドキュメントレビューの必要性がなくなり、差別化されたビジネス価値を提供する時間を確保できるため、生産性が向上します。 - Amazon Connect Contact Lens now provides free trials for conversational analytics and performance evaluations
Amazon Connect Contact Lens は、会話分析とパフォーマンス評価を初めて利用するユーザー向けに無料トライアルを提供するようになりました。 音声用会話アナリティクスを初めてご利用になるお客様には、最初の 2 ヶ月間、月間 10 万分の音声通話を無料でお試しいただけます。 さらに、初めて Contact Lens のパフォーマンス評価を使用する顧客には、最初のパフォーマンス評価を提出した日から 30 日間の無料トライアルが提供されます。
- Amazon Q Developer is now available in Amazon SageMaker Code Editor IDE
- 1/9(木)
- AWS Compute Optimizer now expands idle and rightsizing recommendations for Amazon EC2 Auto Scaling groups
AWS Compute Optimizer は、スケーリングポリシーと複数のインスタンスタイプを持つAmazon EC2 Auto Scaling グループに、アイドル状態と適切なサイズ調整の推奨事項を追加しました。 新しい推奨事項により、スケーリングポリシーや複数のインスタンスタイプを使用している Auto Scaling グループのコストとパフォーマンスを最適化するためのアクションを、専門的な知識やエンジニアリングリソースを必要とせずに実行できるようになります。
- AWS Compute Optimizer now expands idle and rightsizing recommendations for Amazon EC2 Auto Scaling groups
- 1/10(金)
- AWS CodeBuild now supports batch builds with reserved capacity and Lambda compute
AWS CodeBuild は、バッチビルド機能を拡張し、リザーブドキャパシティフリートおよび Lambda コンピューティングのサポートを追加しました。この機能拡張により、ビルドバッチに対してオンデマンドインスタンス、リザーブドキャパシティフリート、Lambda コンピューティングリソースを組み合わせて選択できるようになります。バッチビルドでは、1 つのプロジェクト内で複数のビルドを同時に実行し、それらを調整することが可能です。この機能は、マルチプラットフォームプロジェクトや相互依存するビルドプロセスを持つ開発者に特に有用です。ビルドシーケンスは、ビルドリスト、ビルドマトリックス、または依存関係グラフを使用して定義できます。CodeBuild はこれらのビルドのオーケストレーションを管理し、開発と統合プロセス全体を効率化します。 - Amazon Connect Contact Lens launches agent performance evaluations for email contacts
Amazon Connect Contact Lens は、メールコンタクトに対するエージェントのパフォーマンス評価機能をリリースしました。この新機能により、マネージャーは Amazon Connect 内でメールを含むすべてのコンタクトチャネル(音声、チャット、メール、タスク)におけるエージェントのパフォーマンスを、使いやすい単一のウェブインターフェースで評価できるようになりました。また、エージェントグループ全体のパフォーマンスを時系列で集約した洞察も得られます。
- AWS CodeBuild now supports batch builds with reserved capacity and Lambda compute
インフルエンザも流行っているので、みなさんも体調には気をつけてください。
それでは、また来週お会いしましょう!