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週刊AWS – 2026/1/12週
みなさん、こんにちは。ソリューションアーキテクトの古屋です。今週も 週刊AWS をお届けします。
2026年になり、早 3 週間近くが過ぎましたね。皆様、今年の目標は立てましたか? 私は今年、英会話を再開しようと計画しています。昨年末にもお伝えしましたが、AWS 認定試験の受験支援キャンペーンが2026年2月15日で終了します。このキャンペーンでは、期間中に初回受験を済ませれば、万が一不合格でも2026年3月31日までに同じ試験を1回無料で再受験できます。新年の目標にAWS資格取得を掲げた方は、このチャンスをぜひ活用してください!
それでは、先週の主なアップデートについて振り返っていきましょう。
2026年1月12日週の主要なアップデート
- 1/12(月)
- Amazon Inspector が Java Gradle サポートを追加し、エコシステムカバレッジを拡張
Amazon Inspector が Java Gradle サポートと新たなエコシステムカバレッジを追加しました。Lambda 関数や ECR イメージのスキャンで、従来の Java Maven に加えて Gradle プロジェクトの依存関係も自動検出できるようになり、MySQL や PHP、Jenkins-core なども対象に含まれます。これにより、パッケージマネージャー外でインストールされたソフトウェアの脆弱性も発見できるため、より包括的なセキュリティ対策が可能です。詳細はこちらの Amazon Inspector ページをご参照ください。 - Amazon Lex が音声アクティビティ検出感度設定を開始
Amazon Lex で各ボットのロケール毎に音声アクティビティ検出 (VAD) の感度を 3 段階で設定できるようになりました。デフォルトのレベルは典型的な背景ノイズレベルの環境、高レベルは忙しいオフィスや店舗などの中程度の騒音環境、最大レベルでは製造現場、建設現場、屋外など高騒音環境に対応します。これまで騒音の多い環境では音声認識の精度が落ちる課題がありましたが、環境に応じた感度調整により、様々な場所でのチャットボット活用が可能になります。詳細はこちらのドキュメントをご参照ください。
- Amazon Inspector が Java Gradle サポートを追加し、エコシステムカバレッジを拡張
- 1/13(火)
- Amazon Connect Cases が AWS CloudFormation をサポート開始
Amazon Connect Cases が AWS CloudFormation に対応し、ケース管理の設定を Infrastructure as Code で管理できるようになりました。従来は手動で行っていたテンプレートやフィールド、レイアウトの設定を、CloudFormation テンプレートで自動化できます。これにより複数の Connect インスタンス間で一貫した設定が可能になり、設定ミスの削減や運用効率の向上が期待できます。詳細はこちらのドキュメントをご参照ください。 - Amazon RDS for PostgreSQL がマイナーバージョン 12.22-rds.20251114 および 11.22-rds.20251114 の延長サポートを発表
Amazon RDS for PostgreSQL でマイナーバージョン 12.22-rds.20251114 と 11.22-rds.2025111412.22 の延長サポートが提供開始されました。延長サポートでは、コミュニティサポート終了後も最大 3 年間、Amazon RDS が重要なセキュリティ・バグ修正を提供するため、急なメジャーバージョンアップグレードの負担を軽減できます。自動マイナーバージョンアップグレード機能も活用でき、運用負荷を削減しながら最新の修正を適用可能です。詳細はこちらのドキュメントをご参照ください。
- Amazon Connect Cases が AWS CloudFormation をサポート開始
- 1/14(水)
- Amazon VPC IPAM ポリシーが RDS と Application Load Balancer をサポート
Amazon VPC IPAM で RDS インスタンスと Application Load Balancer (ALB) のポリシー機能がサポート開始されました。これにより IP 管理者が中央でこれらのリソースの IP 割り当て戦略を設定・強制できるようになります。従来はデータベース管理者やアプリケーション開発者に IP 割り当て要件を教育し、ベストプラクティスの遵守に頼る必要がありましたが、今回のアップデートで確実に特定の IPAM プールから IP が割り当てられるため、セキュリティグループやファイアウォールでの IP ベースフィルタリングを安心して実装できます。詳細はこちらのドキュメントをご参照ください。
- Amazon VPC IPAM ポリシーが RDS と Application Load Balancer をサポート
- 1/15(木)
- AWS Data Exports が Amazon Bedrock モデル使用量の詳細なオペレーション可視性を追加
AWS Data Exports で Amazon Bedrock の操作タイプが詳細に表示されるようになりました。従来は「Usage」という曖昧な表示でしたが、「InvokeModelInference」や「InvokeModelStreamingInference」など具体的な操作名で区別できます。CUR レポートや Cost Explorer で利用でき、FinOps チームや組織がコスト分析や最適化を効率的に行えるようになります。詳細はこちらのドキュメントをご参照ください。 - Amazon RDS が Microsoft SQL Server の最新 CU および GDR アップデートをサポート
Amazon RDS for SQL Server で Microsoft SQL Server の最新セキュリティアップデートが利用可能になりました。SQL Server 2016、2017、2019、2022 の各バージョンに対応し、重要なセキュリティ脆弱性 CVE-2025-59499 が修正されています。これにより、データベースのセキュリティが大幅に強化され、安心してビジネスクリティカルなアプリケーションを運用できます。既存の RDS インスタンスも簡単にアップグレード可能で、コンソールや CLI から数クリックで最新の安全な環境に移行できます。詳細はこちらのドキュメントをご参照ください。 - AWS Lambda が DynamoDB Streams のクロスアカウントアクセスを発表
AWS Lambda で DynamoDB Streams のクロスアカウントアクセスが可能になりました。これまで複数の AWS アカウント間で DynamoDB のデータ変更イベントを共有するには、複雑なデータレプリケーション仕組みが必要でした。今回のアップデートにより、リソースベースポリシーを設定するだけで、別アカウントの Lambda 関数から DynamoDB Streams にアクセスできます。マルチアカウント環境での運用が大幅に簡素化され、運用負荷を削減できます。詳細はこちらのドキュメントをご参照ください。 - Amazon EC2 メモリ最適化 X8i インスタンスの発表
AWS がメモリ最適化された新しい EC2 X8i インスタンスを発表しました。従来の X2i と比較して 43% 高いパフォーマンスと 1.5 倍のメモリ容量 (最大 6TB) を提供します。SAP HANA や大規模データベース、データ分析などのメモリ集約的なワークロードに最適で、PostgreSQL では 47% 高速化、AI 推論では 46% の性能向上を実現します。現在バージニア北部、オハイオ、オレゴン、フランクフルトリージョンで利用可能です。詳細はこちらのドキュメントをご参照ください。 - AWS データベースが Vercel の v0 で利用可能になりました
Vercel の AI 駆動型 UI 生成ツール v0 で、Amazon Aurora PostgreSQL、Amazon Aurora DSQL、Amazon DynamoDB が利用可能になりました。自然言語でプロンプトを入力するだけで、フロントエンドからバックエンドまで含むフルスタック Web アプリを数分で構築し、AWS データベースに自動接続できます。新規 AWS アカウントには 100 ドルのクレジットが付与され、DynamoDB のオンデマンドモードなど使用量ベースの課金により、リクエストがない時はコストを最小限に抑えられるため、プロトタイプ開発や本格運用まで幅広く活用できます。詳細はこちらのドキュメントをご参照ください。
- AWS Data Exports が Amazon Bedrock モデル使用量の詳細なオペレーション可視性を追加
- 1/16(金)
- AWS Outposts ラックが複数の LGW ルーティングドメインをサポート
AWS Outposts ラックで複数の LGW (ローカルゲートウェイ) ルーティングドメインがサポートされました。1 つの Outpost につき最大 10 個の独立したルーティングドメインを作成でき、各ドメインは独自のルートテーブルと BGP セッションを持ちます。これにより部門やビジネスユニット間でネットワークトラフィックを完全に分離できるようになり、セキュリティとガバナンスが大幅に向上します。第 2 世代 Outposts ラックで追加料金なしに利用可能です。詳細はこちらの Blog 記事をご参照ください。
- AWS Outposts ラックが複数の LGW ルーティングドメインをサポート
それでは、また来週お会いしましょう!