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Kiro の超過利用の上限設定と前払い機能のご紹介

本記事は 2026 年 7 月 2 日に公開された Ranjith Ramakrishnan による “Set a cap on overage spend, or pre-pay for it” を翻訳したものです。

現在 Kiro で超過利用 (overage) をしている場合、いくら使ったかがわかるのは、すでに使い切ってしまった後です。ヘビーな利用の結果は翌月の請求書に金額として現れ、その時点ではもう支払うしかありません。チームで Kiro をご利用のお客様からは、自分たちでコントロールできる上限が欲しいという声を聞いてきました。個人開発者からは、予測できない請求書を受け取るくらいなら前払いしたいという声を聞いてきました。

チーム向け: Service Quotas コンソールから超過利用に上限を設定する

2026 年 7 月 2 日より、チームが AWS IAM Identity Center または外部 ID プロバイダーで Kiro にサインインしている場合、AWS Service Quotas コンソールで超過利用の上限設定が利用可能になりました。Service Quotas コンソールを開き、サービス一覧から Kiro を選択し、アカウントレベルで上限の引き上げをリクエストします。上限が設定されると、そのアカウントでサブスクライブしているすべてのユーザーに適用されます。

上限の最大値は、アカウントの利用履歴や状態に応じて自動的に調整されます。自動で設定される上限よりも高くしたい場合は、同じコンソールから追加の引き上げをリクエストしてください。

この仕組みにより、AWS 管理者がすでにクォータを管理している場所に上限が置かれるため、別途確認する場所も、新しく覚えるべき権限モデルもありません。

個人開発者向け: クレジットパックによる前払い

GitHub、Google、または AWS Builder ID でサインインし、有料プラン (Kiro Pro、Pro+、Pro Max、または Power) を利用している場合、アドオンクレジットを購入して、プランの上限を超えて Kiro を使い続けられるようになりました。アカウントページにアクセスし、クレジットパック (最小 5 ドルから) を購入すれば、あとは通常どおり Kiro を使うだけで残高が自動的に消費されます。

後から請求される超過利用を積み上げるのではなく、いつでも確認できる残高に対して使っていく形になります。残高が少なくなってきたら、チャージするか、通常のサブスクリプションのクレジット上限がリセットされるまで待つかを、自分で決められます。クレジットはすでに支払い済みなので、請求書で驚かされることもありません。

支出をよりコントロールしやすく

これらの機能が最も役立つのは、支出の予測が難しいことが実際にリスクとなるケースです。たとえば、どのメンバーでも利用量を押し上げられる共有のチームアカウントや、ヘビーな利用が続いた 1 か月分がそのまま想定外の請求として計上されてしまう個人の作業などです。利用量がプランの範囲内に十分収まっているなら、どちらの機能も使わないかもしれません。すでに両アップデートをご利用いただけます

翻訳は Solutions Architect の吉村 が担当いたしました。