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EC2 インスタンスの更新 – M5 インスタンスと R5 インスタンスにさらに 2 つのサイズが追加
昨年、Nitro システムが導入された際、私は次のように言いました。
Nitro システムはさまざまな方法で組み立てることができる構成ブロックの豊富なコレクションで、コンピューティング、ストレージ、メモリ、ネットワーキングのかつてなく大規模な選択肢から EC2 インスタンスタイプを設計し、短期間で提供できる柔軟性をもたらします。もっと数多くの種類のワークロードを構築、移行、実行できるよう、今後数か月間に、これまでにないほど速やかに新しいインスタンスタイプを提供する予定です。
本日、その約束を果たすことができました。オプションの NVMe ストレージを含む、Intel と AMD を搭載した M5 インスタンスと R5 インスタンスに 2 つの追加サイズが導入されました。これらの追加サイズにより、ワークロードに最適なインスタンスサイズをより簡単に見つけることができます。
M5 インスタンス
これらのインスタンスは、ウェブサーバー、アプリケーションサーバー、開発/テスト環境、ゲーム、ログ記録、メディア処理などの汎用ワークロード向けに設計されています。仕様は以下のとおりです。
インスタンス名 | vCPUs | RAM | ストレージ | EBS最適化帯域幅 | ネットワーク帯域幅 |
m5.8xlarge |
32 | 128 GiB | EBS のみ | 5 Gbps | 10 Gbps |
m5.16xlarge |
64 | 256 GiB | EBS のみ | 10 Gbps | 20 Gbps |
m5a.8xlarge |
32 | 128 GiB | EBS のみ | 3.5 Gbps | 10Gbpsまで |
m5a.16xlarge |
64 | 256 GiB | EBS のみ | 7 Gbps | 12 Gbps |
m5d.8xlarge |
32 | 128 GiB | 600 GB NVMe SSD、2 台 | 5 Gbps | 10 Gbps |
m5d.16xlarge |
64 | 256 GiB | 600 GB NVMe SSD、4 台 | 10 Gbps | 20 Gbps |
現在 m4.10xlarge または m4.16xlarge インスタンスを使用している場合は、更新方法がいくつかできました。
詳細については、「M5 – 次世代の汎用EC2インスタンス」、「新しい低コストAMD動力M5a および R5a EC2インスタンス」、「EC2 インスタンスの更新 – NVMe ストレージを搭載する M5 インスタンス」をご参照ください。
R5 インスタンス
これらのインスタンスは、データマイニング、メモリ内分析、キャッシング、シミュレーション、その他のメモリ集約型ワークロード向けに設計されています。仕様は以下のとおりです。
インスタンス名 | vCPUs | RAM | ストレージ | EBS最適化帯域幅 | ネットワーク帯域幅 |
r5.8xlarge |
32 | 256 GiB | EBS のみ | 5 Gbps | 10 Gbps |
r5.16xlarge |
64 | 512 GiB | EBS のみ | 10 Gbps | 20 Gbps |
r5a.8xlarge |
32 | 256 GiB | EBS のみ | 3.5 Gbps | 10Gbpsまで |
r5a.16xlarge |
64 | 512 GiB | EBS のみ | 7 Gbps | 12 Gbps |
r5d.8xlarge |
32 | 256 GiB | 600 GB NVMe SSD、2 台 | 5 Gbps | 10 Gbps |
r5d.16xlarge |
64 | 512 GiB | 600 GB NVMe SSD、4 台 | 10 Gbps | 20 Gbps |
現在 r4.8xlarge または r4.16xlarge インスタンスを使用している場合は、簡単で強力な更新方法がいくつかできました。
詳細については、「Amazon EC2 インスタンスの最新情報 – より高速なプロセッサーとより多くのメモリ」をご参照ください。
知っておくべきこと
これらの新しいインスタンスを使用する際は、次のいくつかの点に注意してください。
プロセッサの選択 – Intel と AMD の EPYC プロセッサの間で選択が可能です(インスタンス名には「a」が含まれます)。詳細については、私の投稿「新低コストAMD動力M5a および R5a EC2インスタンス」をご参照ください。
AMI – 既存の M5 および R5 インスタンスと同じ AMI を使用できます。
リージョン – 新しいサイズは、既存のサイズがすでに利用可能なすべての AWS リージョンで利用できます。
ローカル NVMe ストレージ – ローカル NVMe ストレージの「d」インスタンスでは、デバイスを XTS-AES-256 ブロック暗号および一意のキーを使用して暗号化します。各キーは、インスタンスが停止または終了されると破壊されます。ローカルデバイスの存続期間は、それらが接続されているインスタンスと同じで、インスタンスが停止または終了された後は接続解除されます。
今すぐ利用可能です!
新しいサイズはオンデマンド、スポット、リザーブドインスタンスのフォームで利用可能です。今すぐ使用開始できます。
— Jeff;