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[資料公開 & 開催報告] 初学者向けセミナー「これから始める AWS のコンテナサービス活用」を開催しました
2025年4月14日(火)にコンテナサービスの基礎的な内容を扱うウェビナー「これから始める AWS のコンテナサービス活用」を開催しました。本セミナーでは、なぜコンテナが必要なのか、AWS コンテナサービスのラインナップや使い分けといった基礎的な内容から、生成 AI を活用したコンテナ環境の構築・運用や ECS/EKS の新機能のご紹介まで幅広くお届けし、170名の方々にご登録いただき、131名の方々に当日ご参加いただきました。セミナー中には参加者の皆様からさまざまなご質問をいただきました。セッション内容は以下の通りです。
- 【セッション1】クラウドネイティブな開発 ~ 認知負荷に立ち向かうためのコンテナ活用
- 【セッション2】ここから始める AWS コンテナサービスの理解
- 【セッション3】コンテナサービス技術基礎 – 用語と構成理解で全体像を掴む
- 【セッション4】Amazon ECS / Amazon EKS の最新機能と MCP で広がる活用シーン
以下にそれぞれのセッションの概要と資料ダウンロードのリンクを記載していますので、宜しければご活用ください。
【セッション1】クラウドネイティブな開発 ~ 認知負荷に立ち向かうためのコンテナ活用 (資料)
このセッションでは、アマゾンウェブサービスジャパンのコンテナスペシャリストソリューションアーキテクト 林 政利が、クラウドネイティブな開発におけるコンテナ活用について解説しました。クラウドをサーバーの提供場所としてだけでなく、その機能をネイティブに活用することで認知負荷を削減し、テストの信頼性向上とデプロイの容易化を実現できることが示されました。特に、Testcontainers を用いた本番同等のテスト環境構築や、機能フラグによるデプロイとリリースの分離など、明日から実践できる具体的な手法が紹介され、高パフォーマンス組織への道筋が明確に示された魅力的なセッションとなりました。
【セッション2】ここから始める AWS コンテナサービスの理解 (資料)
このセッションでは、アマゾンウェブサービスジャパンのシニア GTM スペシャリスト 中村 健太郎により、AWS コンテナサービスの基礎から実践までが解説されました。国内企業の4割超がコンテナを利用する中、Amazon ECS、AWS Fargate、Amazon EKS といった主要サービスの特徴や選定基準が紹介され、モバイルアプリケーションや銀行勘定系システムでの具体的なコンテナサービス活用事例を通じて、コンテナ技術がもたらす効率化とスケーラビリティの実現可能性が示されました。
【セッション3】コンテナサービス技術基礎 – 用語と構成理解で全体像を掴む (資料)
このセッションでは、アマゾンウェブサービスジャパンのソリューションアーキテクト 多田 慎也が、Amazon ECS の技術基礎について解説しました。セッションは 3 部構成で、Part1 ではタスク定義・タスク・サービス・クラスターという 4 つの主要構成要素と、EC2・Fargate・ECS Managed Instances という 3 つの起動タイプの違いを説明し、Part2 では IAM ロール、ネットワークモード、ストレージオプション、スケーリング設定、ログとモニタリングなど実運用に必要な各種設定項目を詳しく解説しました。Part3 では実際に VPC 上に ALB と Amazon ECR を組み合わせた Fargate 環境を構築するデモンストレーションを実施し、参加者が ECS の用語と構成を理解して自ら設計を始められるよう、実践的な知識を提供する充実した内容となりました。
【セッション4】Amazon ECS / Amazon EKS の最新機能と MCP で広がる活用シーン (資料)
本セッションでは、アマゾンウェブサービスジャパンのテクニカルアカウントマネジャー 桐生 宜昭が、Amazon ECS と Amazon EKS の最新機能、そして MCP(Model Context Protocol)サーバーとの連携による新たな活用シーンについて解説しました。ECS Managed Instances では Fargate と EC2 の利点を組み合わせた第3の選択肢が提供され、GPU インスタンスや大容量メモリへの対応、AWS による自動的なインフラ管理と最適化を実現しています。また、ECS Express Mode ではコンテナイメージと IAM ロールのみでベストプラクティスに基づいた本番環境を即座に構築でき、EKS Auto Mode では Kubernetes クラスター全体のインフラ管理が自動化されることで運用負荷を大幅に軽減します。さらに、フルマネージド型の MCP サーバーにより、AI コーディングアシスタントとの連携を通じて開発効率の向上とトラブルシューティングの迅速化が可能となりました。
まとめ
今回のセミナーでは、「なぜコンテナを使うのか」という根本的な問いから、AWS コンテナサービスの全体像と選定基準、実運用に必要な技術基礎、そして ECS/EKS の最新機能や MCP 連携による新たな活用シーンまでを、4 つのセッションを通じて体系的にお届けしました。「コンテナは気になるけれど、何から始めればいいかわからない」という方々に、全体像を掴み、次の一歩を踏み出すきっかけとしていただけたなら大変嬉しく思います。





