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Kiro の ACP 対応により特化型 IDE にも AI を
本記事は「Specialized IDEs deserve AI too: Kiro adopts ACP」を翻訳したものです。
Kiro CLI が Agent Client Protocol(ACP)をサポートしたことをお知らせします。これにより、Kiro の Agentic AI 機能を他の IDE から直接利用できるようになりました。現在 ACP をサポートしている IDE には、Eclipse、Emacs、JetBrains IDE、Neovim、Toad、Zed などがあります。私にとって、これは重要なワークフローの課題を解決するものです。
誤解のないように言わせていただきますが、アプリケーション開発では Kiro が私のメインツールです。仕様駆動のワークフロー、フック、ステアリングファイルは、私の機能開発の方法を根本から変えました。しかし、データベース作業に集中するときは、専用のエディタを使いたいのです。スキーマの可視化、クエリ実行計画、データベース固有のオートコンプリート、接続管理など、SQL 作業に特化した機能が揃っています。プロジェクトやデータベースを切り替えるたびに Kiro でデータベース拡張機能を設定したくありません。ACP サポートにより、私が好んで使うデータベース管理ツールである JetBrains DataGrip で Kiro を使えるようになりました。
ACP とは?
Agent Client Protocol(ACP)は、コードエディタと AI コーディングエージェント間の通信を標準化するプロトコルです。LSP (Language Server Protocol) のようなものですが、言語サーバーではなく AI エージェント用です。。ACP 以前は、エージェントとエディタの組み合わせごとにカスタム統合作業が必要でした。エージェントは特定のエディタでしか動作しませんでした。ACP は、あらゆるエージェントとエディタが実装できる共通プロトコルを提供することで、これを変えます。実用的なメリットは、ACP を実装したエージェントが互換性のあるエディタで動作することです。エージェントを選び、IDE または ACP 互換アプリケーションを選べば、それらが連携して動作します。
DataGrip での Kiro のセットアップ
DataGrip で Kiro を動かすのに約 2 分しかかかりません。
まず、Kiro CLI がインストールされていることを確認してください。まだの場合は、インストール手順を確認し、認証が完了していることを確認してください。
次に、DataGrip を開き、AI Chat ツールウィンドウに移動します。右上のメニューボタン(3 つの点)をクリックし、「Add Custom Agent」を選択します。
これにより、~/.jetbrains/acp.json に設定ファイルが作成または開かれます。Kiro エージェントの設定を追加します。
command パスを Kiro CLI のインストール場所に合わせて更新してください。ファイルを保存すると、AI Chat のドロップダウンに Kiro がすぐに表示されます。
DataGrip での Kiro の使用
設定が完了したら、チャットのドロップダウンから「Kiro Agent」を選択します。
ここからが面白いところです。Kiro に以下のことを依頼できます。
- SQL クエリやストアドプロシージャの生成
- 遅いクエリのデバッグと最適化の提案
- マイグレーションスクリプトの作成とテストデータの生成
- 複雑な結合や条件の説明
Kiro はシェルコマンドを実行できるため、データベース CLI ツールの実行、結果のエクスポート、スクリプトのトリガーなど、すべてチャットインターフェースから行えます。ターミナル出力は IDE 内に直接表示され、何を実行するかは常にあなたがコントロールできます。
本当のメリットは、DataGrip のデータベースインテリジェンスと Kiro のエージェント機能を組み合わせることです。DataGrip はスキーマ、インデックス、リレーションシップを把握しています。Kiro はあなたが達成しようとしていることを理解し、より速く目標に到達する手助けをします。
簡単なデモ
連絡先データベースを作成していて、スキーマ設計に Kiro の助けが必要だとしましょう。Kiro チャットで、必要なものを自然な言葉で説明できます。
ご覧のとおり、Kiro は SQL を生成し、サンプルデータを作成し、テスト用のサンプルクエリまで作成してくれます(左側)。さらに、テーブルとリレーションシップを説明して、何を行ったかを理解しやすくしてくれます(右側)。
私にとって、ACP は適切なツールを適切な場面で使うことがすべてです。アプリケーションコードには Kiro が私の定番です。データベース中心の作業には、ACP 経由で Kiro を使う DataGrip が両方の良いところを提供してくれます。
まとめ
ACP はデータベース作業以外にも可能性を広げます。開発者が使う専門 IDE を考えてみてください:Xcode、Android Studio、RStudio、Jupyter など。将来的には、これらすべてで ACP サポートと Kiro が使えるようになることを期待しています。
ACP があれば、これらの環境に入るときに AI コーディングアシスタントを諦める必要はありません。Kiro は一緒についてきて、あなたがどんな専門的なワークフローにいても、そのエージェント機能を提供します。
私にとっては DataGrip と SQL です。あなたにとっては、まったく別のものかもしれません。
そこで気になるのですが、あなたはどこで ACP を使って Kiro をワークフローに取り入れますか?なくてはならない専門ツールは何ですか?Discord で私を見つけてください。皆さんがどんなクリエイティブな統合を思いつくか、ぜひ聞きたいです。


