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AWS re:Inforce 2025 で始まるセキュアなクラウドイノベーション

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本ブログは 2025 年 3 月 14 日に公開された Blog “Secure cloud innovation starts at re:Inforce 2025” を翻訳したものです。

日々、私はセキュリティリーダーたちと重要なバランス調整について話し合っています。組織は生成 AI のような革新的なテクノロジーを採用し、クラウドの利用範囲を拡大しながら、かつてないスピードで進化しています。他方では、ますます複雑化する環境全体で強固なセキュリティ管理と可視性を維持するよう努めています。より多くのセキュリティツールやコントロールを追加することは持続可能ではないことは、誰もが理解しています。拡張性の高いセキュリティに対する新しいアプローチが必要となっています。

re:Inforce 2025: イノベーションを推進するセキュリティへのロードマップ

これが AWS re:Inforce 2025 に対するビジョンの基礎となっています。適切に実施されれば、スケールするセキュリティはビジネスの推進力となり、組織がクラウドでより迅速に、より自信を持って前進することを可能にします。これは単なる理念以上のものです。お客様によって何度も証明されてきた実践的な現実であり、私たちがすべての組織の実現を支援したいと考えているものです。

re:Inforce では、世界中の数百万のお客様をサポートしてきた経験に深く根ざした、大規模なセキュリティをシンプルにするためのビジョンを共有します。組織がどのようにして、イノベーションを加速しながら、現代の脅威に耐えうる本質的に回復力のあるアプリケーションを構築しているかを探求します。特に、セキュリティがビジネス目標の達成をどのように支援するかを示す、実際のお客様の事例とアーキテクチャパターンをご紹介できることを楽しみにしています。

クラウドセキュリティ学習のための環境

私たちが re:Inforce を対面型のセキュリティイベントとして開催するのには理由があります。より広範なトピックやサービスを扱う AWS イベントもすばらしいですが、セキュリティの実務者は、実装の詳細を深く掘り下げ、難しい質問をし、複雑なシナリオに取り組むための十分な機会と場を必要としています。re:Inforce では、セキュリティサービスを構築したエンジニアとホワイトボードを囲んで話し合ったり、セキュリティパートナーと協力したり、特定のセキュリティニーズに対応するためにリーダーと個別の時間を設定したりすることができます。これこそが、実践的な学びが得られる環境なのです。

セキュリティへの取り組み状況に応じて、複数の学習パスを用意しています。250 を超えるテクニカルセッションがあり、セキュリティコントロールの自動化、開発チームとセキュリティチームの連携、セキュリティ運用の変革など、お客様のニーズに合ったコンテンツをご用意しています。リアルタイムでソリューションを構築できるインタラクティブなワークショップ、少人数制で技術の深掘りをするセッション、新しいアプローチをテストできるハンズオンラボ、AWS エキスパートとのソリューション構築セッションなどをご用意しています。さらに、コンテンツの 70% が上級者またはエキスパートレベルとなっており、必要な実装ガイダンスを詳細に提供します。

クラウドにおけるセキュリティの考え方と実装方法を変革する 3 日間にぜひご参加ください。登録は現在受付中です。過去の実績から、定員に達することが予想されますので、お早めにお申し込みください。シンプルでスケーラブルなクラウドセキュリティが、組織の発展を促進するかを一緒に探求しましょう。今すぐ登録して、コード SECBLObhZzr9 を使用すると、期間限定で 300 USD の割引を受けられます (先着順)。

訳注) AWS re:Inforce 2025 日本語サイトで、ホテルの手配と空港からホテルまでの送迎やツアー参加者限定の特別セッションを用意している AWS re:Inforce 2025 Japan Tour もご確認ください。

Chris Betz

Chris は AWS の CISO です。リスク管理と企業のセキュリティポスチャをビジネス目標に合わせることを目的として、セキュリティチームを統括し、セキュリティポリシーの開発と実装を主導しています。Chris は大手企業で CISO やセキュリティリーダーシップの役割を務めた後、2023 年 8 月に Amazon に入社しました。バージニア州北部で家族と暮らしています。

本ブログは Security Solutions Architect の 中島 章博 が翻訳しました。