Amazon Web Services ブログ

【開催報告】アップデート紹介とちょっぴり DiveDeep する AWS の時間 第十四回 ( 01/27 )

みなさんこんにちは!
アマゾンウェブサービスジャパン合同会社 ソリューションアーキテクトの前田です。

2022 年 1 月 27 日に「ちょっぴり DiveDeep する AWS の時間」の第十四回をオンライン開催致しました。
本イベントは、 AWS の数あるアップデートの中から「すぐ使える、運用に役立つ、あったらいいなと思ってた、おもしろい、重要」なものをピックアップし、ちょっぴり Dive Deep してカジュアルな雰囲気でお伝えするイベントです!

今回も多くの方にご参加頂きました。ご参加された皆様ありがとうございました!
過去の様子にご興味がある方は、それぞれの開催報告ブログをぜひご確認ください。
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当日の様子と実施内容

2022 年初めてのちょっぴり DiveDeep は、昨年末に実施した第十三回に続いて re:Invent 2021 にて発表された便利なアップデートをデモを交えながらお伝えしました!

/DiveDeepするAWSの時間-第十四回当日の様子

アジェンダ

  • AWS LakeFormation の行と列レベルセキュリティ Amazon Athena で削除などの操作 ( 15 分) 担当:上原
    AWS Lake Formation に追加された新機能である行単位のセキュリティと Amazon Athena にプレビュー機能として追加された ACID トランザクションについてデモを交えながら説明しました。
    Lake Formation のデモでは行単位のセキュリティと列単位のセキュリティを組み合わせて、見せたくない情報が取得出来ないことを Athena からクエリを投げて確認しました。
    Athena のデモでは従来出来なかったデータの削除が出来ることを確認したうえで、タイムトラベル機能を使って削除したデータの復元ができる事も確認しました。
  • Amazon Personalize アップデート ( 15 分) 担当:安田
    個人に対して特化した情報をお客様に提供することの重要性や Amazon Personalize の概要を説明したうえで、 Amazon Personalize に追加された新機能であるユーザーセグメンテーションのデモを行いました。
    デモではユーザーがアイテムにアクセスした時間を記録した CSV ファイルを用意し、お客様毎にオススメのアイテムをスコア順で取得することができること、アイテム毎におすすめできるユーザーのリストを作成できることを確認しました。
  • Amazon CloudWatch Evidently のご紹介 ( 15 分) 担当:前田
    フィーチャーフラグの実装や A/B テストの実施を簡単に行うことができる、 Amazon CloudWatch Evidently をご紹介しました。具体的にどの様な流れでフィーチャーフラグの実装を行うのか、プロジェクトの作成から新機能が反映されるまでの一連の流れをデモを行いながら説明しました。
  • Amazon CloudWatch RUM のご紹介 ( 15 分) 担当:金成
    ウェブアプリケーションのパフォーマンスモニタリングに必要な様々なメトリクスを収集、可視化することができる Amazon CloudWatch RUM をご紹介しました。 CloudWatch RUM の紹介だけでなく、可観測性を構築する事が可能な AWS サービス郡を体験出来るワークショップである One Observability Workshop の紹介や収集したメトリクスの可視化までの一連の流れをデモを交えながら紹介しました。
  • Amazon Connect Update 紹介 ( 15 分) 担当:飯塚
    Amazon Connect の新機能である Voice ID で実現できる声紋認証のメリットや声紋認証を利用するまでのプロセスを説明しました。また、デモではコードを記述することなく Amazon Connect にフローを追加できることを確認し、実際に携帯電話を使って声紋認証の動作を確認しました。

当日の様子

当日の様子を画像でちょっぴりお伝えします!

Athena で削除したデータを復元する様子
Athena は検索クエリサービスなので、従来は検索するという所がメインの機能でしたが今回のアップデートで削除やタイムトラベルができるように。
データが復元される様子にテンションが上がっていました!

Athena_ACID_Demo

Amazon Personalize のユーザーセグメンテーション機能を使ってユーザー毎にアイテムがレコメンドされている様子
新機能の説明だけでなく、 CSV ファイルを用意すれば後は AWS マネジメントコンソールから画面をポチポチするだけで利用できるという手軽さも伝わってきました!

Amazon_Personalize_User_Segmentation

CloudWatch Evidently の画面で新機能のトラフィックの割合を調整する様子
デモで実装した機能を 80 %のユーザーに表示させるために設定を行っていました。
デモサイトにアクセスすると 20 %側に割り振られてしまいました。

CloudWatch_Evidently_Demo

CloudWatch RUM でデモサイトのメトリクスを確認している様子
コンテンツが描画されるまでにかかる時間などを計測して、ユーザーが本当に快適に利用できているかチェックしていました。

Amazon Connect Voice ID のデモの様子
実際に電話をして声紋認証を行う場面でちょっぴりデモが失敗する場面も。
イベントあるあるですね!

実施後のアンケートでは、「 CloudWatch 系のサービスの新機能は是非使ってみたいなと思いました」、「サービスの概要の説明からしていただいて、普段利用していないサービスに関してもわかりやすく聞くことができました」といった嬉しいお声も多数頂くことが出来ました!
今後も月に一度のペースで様々なコンテンツの提供を予定しておりますので、是非ご参加お待ちしております!

第十四回 資料・動画のダウンロード

第十四回の資料・動画のダウンロードは以下のリンクからお願いします!

次回予告

  • 第十五回「アップデート紹介とちょっぴり DiveDeep する AWS の時間」今、 SaaS on AWS Day を振り返る 2022
    • 申込ページ
    • 開催日時: 2022 年 2 月 25 (金) 16:00 ~ 17:30 オンライン開催
    • アジェンダ
      • 昨年 12 月 9 日(木)に開催されたイベント 「 SaaS on AWS Day 2022 」 においてご紹介されましたトピックをピックアップして、デモを交えながらわかりやすく解説いたします。

このブログの著者

前田 駿介 ( Shunsuke Maeda )
ソリューションアーキテクトとしてお客様の技術支援を行っています。好きなサービスは Amazon Cognito です。好きな食べ物は、カレーです。