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Amazon Linux AMI のサポート期間終了に関する更新情報
Amazon Linux AMI は 2010 年 9 月の提供開始以来、数多くのお客様の Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) による Linux ベースのアプリケーションのビルドを支援してきました。2017 年には、お客様にさらなるセキュリティ、安定性、生産性をもたらすために Amazon Linux 2 を導入しました。新機能を多数追加搭載しながら、当社では Amazon Linux 2 を長期的にサポートしてまいりました。お客様の新しいアプリケーションに役立てていただきたいと願っています。
よくある質問 でも申し上げたとおり、Amazon Linux AMI (2018.03) の最新バージョンは 2020 年 6 月 30 日にセキュリティアップデートの提供が終了します。お客様のご要望もあって、終了期日を延長し、メンテナンスサポート期間を設けます。
終了期日の延長
Amazon Linux AMI は 2020 年 12 月 31 日まで延長され、引き続きセキュリティアップデートおよびパッケージの更新版を必要に応じて提供することになりました。
メンテナンスサポート
2020 年 12 月 31 日を過ぎると Amazon Linux AMI には新たにメンテナンスサポート期間が設定されます (2023 年 12 月 31 日まで継続)。
この新たなメンテナンスサポート期間中は、
- Amazon Linux AMI には重要、重大なセキュリティアップデートだけが縮小パッケージセットとして提供されます。
- ただし、新しい EC2 プラットフォームキャパシティーや AWS の新機能に対するサポートは保証されません。
サポート対象パッケージは次のとおりです。
- Linux カーネル
- 低レベルのシステムライブラリ (glibc や openssl など)
- アップストリームソースで今もサポート対象となっている主要なパッケージ (MySQL や PHP など)
サポート対象パッケージおよび対象外パッケージの詳細リストは、今後の記事で公表していく予定です。
お問い合わせ
お手伝いの必要な方やご意見をお持ちの皆さんは、AWS サポートの通常の連絡先にお送りいただくか、AWS Forum for Amazon Linux からメッセージを投稿ください。いつも Amazon Linux AMI をご利用いただき、ありがとうございます。