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週刊生成AI with AWS – 2025/1/13週
みなさん、こんにちは。AWS ソリューションアーキテクトの小林です。
1月も下旬になりました。そろそろ4月の新年度を意識して、いろいろなチャレンジや新しい取り組みについて思いを巡らせている方も多いのではないでしょうか?いろいろな方と会話する中で、「去年始めた生成AI活用を進めたい」「今年から新たに取り組むことになっている」「去年の取り組みを振り返って、より良い活用を模索したい」などいろいろな声をいただいています。AWSとしては、みなさんの新しい取り組みを様々な形でお手伝いしたいと思っていますので、引き続き情報のチェックをよろしくお願いします。
それでは、1 月 13 日週の生成AI with AWS界隈のニュースを見ていきましょう。
さまざまなニュース
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- ブログ記事「あらゆるデータソースに会話型インタフェースを追加する」を公開
この記事では、生成AIを構成するモデルが外部データや機能にアクセスする、Tool(Function Callingともいいます)機能を利用することで、モデル自身の学習データに含まれない知識や、リアルタイムな情報を取得できるようにする方法を説明しています。Tool機能を利用することで、最新の天気予報や今現在の株価などのリアルタイム情報を扱ったり、社内のデータベースを参照して必要なデータを利用できるように、生成AIアプリケーションを拡張することが可能になりますので、興味のある方はぜひご一読を。 - ブログ記事「生成 AI アプリをノーコードで作成・社内配布できる GenU ユースケースビルダー」を公開
AWSジャパンが公開している生成AIアプリケーションのサンプル実装であるGenU(Generative AI Use Case JP)で、事前に用意されているものではない独自のユースケースを自分で追加できる「ユースケースビルダー」という機能が提供されています。この記事では、ユースケースビルダーの利用方法をご紹介しています。 - ブログ記事「エンタープライズ向けのマルチテナント型の生成 AI 環境を AWS で構築する」を公開
企業や団体内部の様々なチームが、個別に生成AIを活用したアプリケーションを開発している状況も珍しくなくなってきました。この記事では、組織内で共通する生成AIコンポーネントを集約し、重複する作業を集約することで全体を効率化し、イノベーションを加速する方法をご紹介しています。ちょっぴり長い記事ですが、ガバナンスや責任あるAIなどの観点についてもカバーされていますので、同時多発的に生成AI活用を検討している組織の方などにおすすめです。 - ブログ記事「AWS の生成 AI を活用した Happy Sad アプリ、児童の心身の健康を向上」を公開
この記事は、子どもの感情に関する自己認識を向上させるとともに、教室で子どもと接する教員向けに感情状態のパターンや傾向認識を目的とした米国内での取り組みである「Happy Sadアプリ」に関するストーリーをまとめたものです。AWSの様々なお客様支援の枠組みを活用し、Happy Sadアプリの教育現場での適用を加速している一例です。 - ブログ記事「Amazon Bedrock の新しい RAG 評価機能と LLM-as-a-Judge 機能」を公開
AWS re:Inventで発表された、生成AIアプリケーションの開発とテストの合理化に役立つ2つの機能について深掘りする記事の和訳を公開しました。この記事ではAmazon Bedrock Knolwedge Basesを利用してRAGアプリケーションを評価し最適化できる機能、モデル評価にLLMを活用することで人間が評価したものと近い品質のモデル評価を実現するLLM-as-a-Judge機能について掘り下げています。
- ブログ記事「あらゆるデータソースに会話型インタフェースを追加する」を公開
サービスアップデート
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- Amazon Q Developer plugin for CloudZeroが一般利用開始に
Amazon Q Developerの機能が拡張され、AWSマネジメントコンソールを離れることなく、CloudZeroのクラウド費用最適化プラットフォームにアクセスできるようになりました。Amazon Q Developerを利用して、コストに関するインサイトや請求情報を得るためにシームレスにCloudZeroを呼び出すことが可能になります。
- Amazon Q Developer plugin for CloudZeroが一般利用開始に