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【開催報告】Amazon Redshift/Analytics Dive Deep トレーニング(2020年9月4日開催)

2020 年 9 月 4 日(金)にオンラインで、「Amazon Redshift/Analytics Dive Deep トレーニング」を APN パートナー(22 社 89 名)向けに招待制で開催しました。今回のブログでは内容を少しご紹介させていただきたいと思います。

 

改めまして、こんにちは。アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社 パートナーソリューションアーキテクトの大林です。

今回の「Amazon Redshift/Analytics Dive Deep トレーニング」は、2 つのセッションの構成で合計 2 時間のトレーニングでした。

1 つ目のセッションは、アマゾン ウェブ サービス ジャパンのソリューションアーキテクトである大薗より、「Amazon Redshift によるレイクハウスアプローチ」と題した内容をお届けしました。まずはじめに AWS におけるデータレイクの概要についてお話し、「レイクハウスアプローチ」によるさらなるデータ活用の推進についてお話しました。

「レイクハウスアプローチ」とは、データウェアハウスを分析の中心的存在に置きつつも、あくまでデータレイクの一部であり、データウェアハウスからデータレイクに還流することで、他のツールとの連携もよりスムーズに行えるという考え方です。

Amazon Redshift を活用することにより、「レイクハウスアプローチ」が実現できること、また、「レイクハウスアプローチ」を実現する上で欠かすことのできない存在である、Amazon S3 のデータを Amazon Redshift にデータを取り込むことなく Amazon S3 のデータに対して直接クエリを行う Amazon Redshift Spectrum の機能に Dive Deep した内容をお届けしました。非公開情報なども交えながら、Amazon Redshift Spectrum を使いこなすためのポイントを実際の測定値などを交えながら解説し、セッションを締めくくりました。

2 つ目のセッションは、アマゾン ウェブ サービス ジャパンのソリューションアーキテクトである平間より、「Redshift でのアクセス権管理ってどうやるの?」と題した内容をお届けしました。まずはじめに Amazon Redshift におけるユーザー認証の考え方について説明し、シングルサインオンを使ったユーザー認証や ID フェデレーションについて例を交えながら解説しました。また、シングルサインオン使って Amazon Redshift に実際に接続するデモも実施し、参加者の皆さまに実際のイメージを掴んでいただきました。

また、Amazon Redshift におけるアクセスコントロールの考え方について、列レベルのアクセスコントロールの例などを交えながら説明し、実際に設計を行う上で必要となってくる Amazon Redshift での権限管理の特徴について解説を行いました。最後に、ユーザー・グループのアクセス権限の管理例や Amazon Redshift Spectrum 経由での Amazon S3 のアクセスの制御方法などについて紹介し、セッションを締めくくりました。

今回は、AWS データと分析コンピテンシープログラムAmazon Redshift サービスデリバリープログラムの認定取得を受けている APN パートナーに所属されているエンジニアの皆様を中心に招待制で開催いたしました。
パートナーソリューションアーキテクト(PSA)では、APN パートナーのエンジニアの皆様が知りたいことをベースに、様々なトレーニングを今後も提供していきます。開催希望内容・トピックなどございましたら是非、担当 PSA までお知らせください!

Kanako Obayashi

Kanako Obayashi