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IoT Device Management のための クラウド構成と料金試算例

構成概要

目的・用途:
複数の工場にデプロイされたデバイスの管理や商用  IoT デバイスのセキュリティ対策を行いたい

この構成での料金試算例:
210.58 ドル(月額)  

多くの IoT システムでは数万から数百万のデバイスで構成されることもあり、接続されたデバイスフリートを追跡、監視、管理することが不可欠です。ユーザーは、IoT デバイスがシステム稼働後も、確実に適切かつセキュアに動作をさせる必要があります。また、デバイスへのアクセスのセキュリティ保護、正常性の監視、問題の検出とリモートからのトラブルシューティング、およびソフトウェアやファームウェアの更新の管理も必要となってきます。

AWS IoT Device Management では、膨大な数の IoT デバイスの登録、シンプルな編成、デバイスのモニタリング、無線によるファームウェアの更新などリモート管理を簡単かつ安全に行うことができるようになります。更に、AWS IoT Device Defender を利用することで、セキュリティのベストプラクティスからの逸脱がないか IoT 設定を継続的に監査し、セキュリティリスクが発生する可能性がある IoT 設定のギャップが検知されると、アラートを送信することができます。

A Japanese-language architecture diagram showing AWS IoT Device Management, including components such as AWS IoT Core, AWS IoT Device Management, AWS IoT Device Defender, Amazon Simple Storage Service (S3), Amazon Simple Notification Service (SNS), and mobile devices. The diagram illustrates job and update file processing, monthly OTA job execution, secure settings collection, and notification flows for large-scale device management.

この構成での選択サービス

用途
選択サービス
セキュリティ設定メトリクスの収集
セキュリティ設定のスケジューリング監視
セキュリティ設定ギャップ検出時の通知
OTA によるシステム更新
システム更新のためのファイル保存

月額合計料金:210.58(USD)

この構成での料金試算例

サービス
項目
数量
単価
料金 (USD)
AWS IoT Core

デバイス接続時間(分)

メッセージング数

43,200 万分 (*1)

3 万メッセージ (*2)

0.096 USD/100 万分

1.20 USD/100 万件(10 億件まで)

41.47200

0.03600

AWS IoT Device Defender

監視対象デバイス

メトリクス検出

1 万台

720 万データポイント(*3)

0.00149 USD/デバイス

0.34 USD/100 万データポイント

14.90000

2.44800

Amazon Simple Notification Service

配信リクエスト

HTTP/S API リクエスト

通知配信メッセージサイズ

720 リクエスト (*4)

720 リクエスト (*4)

450 MB (*5)

0.5 USD/100 万件

2.00 USD/10 万件

-

0.50000

0.01440

※データ転送量参照

AWS IoT Device Management

デバイスの登録

デバイスへのリモートアクション

1 万台

1 万リモートアクション

0.12 USD/1,000 台

0.0036 USD/リモートアクション(最初の 250,000 回のリモートアクション)

1.20000

36.00000

Amazon Simple Storage Service

ファイル保存容量

書き込みリクエスト

読み込みリクエスト

ファイルダウンロード

0.1 GB

2 リクエスト (*6)

2 万リクエスト (*6)

1000 GB (*7)

0.025 USD/GB
(最初の 50 TB/月)

0.0047 USD/1,000 リクエスト

0.00037 USD/1,000 リクエスト

-

0.00250

0.00001

0.00740

※データ転送量参照

その他

データ転送量

1001 GB (*8)

0.00 USD/GB(1 GB まで/月)
0.114 USD/GB(次の 9.999 TB/月)

114.00000

  • 東京リージョンのご利用を想定しています。

  • デバイス 1 万台が AWS IoT Core に 30 日間常時接続します。

  • 更新ジョブ実行のため、AWS IoT Device Management でジョブ作成時にクラウドから AWS IoT Core の 2 種トピック($aws/things/{MyThing}/jobs/notify と $aws/things/{MyThing}/jobs/notify-next)へメッセージが送信され、更にデバイスから更新ジョブスタータスメッセージ(SUCCEEDED or FAILED)が送信されます。

  • AWS IoT Device Defender では 1 日間隔で AWSIoTDeviceDefenderDailyAudit の監査処理を実施し、且つ1時間間隔で 1 メトリクス/台を収集し全メトリクスの 0.01%で違反を検出したとします。

  • Amazon Simple Notification Service からに対して、サイズが 64KB/リクエストのリクエストを送信します。

  • Amazon Simple Storage Service には、AWS IoT Device Management を利用するジョブ実行に必要なファイル(合計 0.1GB)であるジョブファイルと更新ファイルを事前に保存しています。

  • AWS で提供しているサービスの一部で無料利用枠が提供されているものがあります。本試算では無料利用枠考慮せずに試算を行っており、実際にはより安価にご利用頂ける場合があります。

    • Amazon Simple Notification Service には、毎月 100 万リクエストの無償枠があります。

  1. 1 万デバイス * 43,200 分 (30 日) = 43,200 万分として計算
  2. 1 万デバイス * (2 メッセージ(更新ジョブ実行) + 1 メッセージ(更新ジョブステータス)) = 3 万メッセージとして計算
  3. 1 万デバイス * 1 メトリクス/デバイス * 1 件数/時間 * 720 時間(30 日) = 720 万メトリクス・件数(データポイント)として計算
  4. 720 万データポイント * 0.0001 = 720 リクエストとして計算
  5. 7,200 リクエスト * 64 KB = 460,800 KB = 450 MB として計算
  6. 書き込みリクエストはジョブファイルと更新ファイルの 2 リクエストで、読み込みリクエストは 1 万デバイス* 2 ファイル = 2 万リクエストとして計算
  7. 1 万デバイス * 0.1 GB = 1,000 GB として計算
  8. 450 MB(通知配信メッセージサイズ) + 1,000 GB(ファイルダウンロード) ≒ 1,001 GB として計算

※2024 年 3 月 6 日時点での試算です