構成概要
目的・用途:
機械や機器の稼働状況を把握し、障害発生時の周知や電力などのエネルギー消費を最適化したい
この構成での料金試算例:
189.75 ドル(月額)
Smart Factory を実現することで、工場の効率や稼働時間の向上、生産の柔軟性の改善、新しいビジネス機会の特定を推進することに役立ちます。高速かつ堅牢なデータ取り込み、装置データの信頼性と耐久性に優れたストレージ、工場の設定管理に役立つイベント駆動型サーバーレスアプリケーションが実現します。
この構成では、OPC データアクセス (OPC DA) プロトコルと CC-Link パートナーアソシエーション (CLPA)、シームレスメッセージングプロトコル (SLMP) を使用する設備とAWS IoT Greengrassが接続しデータを収集します。収集したデータは、AWS IoT Core や AWS IoT Analytics へ送信し、Amazon QuickSight での分析や Amazon Simple Notification Service(SNS)での通知に利用することができます。

この構成での選択サービス
用途
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選択サービス
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エッジでのデータ収集と集約
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通知のためのルーティング
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外部サーバへの通知
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分析のためのデータ保存
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エッジデータを活用した分析
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月額合計料金:189.75(USD)
この構成での料金試算例
サービス
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項目
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数量
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単価
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料金 (USD)
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AWS IoT Greengrass
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ゲートウェイデバイス |
3 デバイス |
0.18 USD/デバイス |
0.540 |
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AWS IoT Core
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Amazon Simple Notification
Service
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AWS IoT Analytics
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Amazon Quicksight
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東京リージョンのご利用を想定しています。
デバイス 3 台(1 拠点 1 台)が AWS IoT Core に 1 日 8 時間(30 日間)常時接続し、AWS IoT Greengrass にて集約されたメッセージ(128 KB)を 1 時間間隔で AWS IoT Core の Basic Ingest トピックへ送信します。
トリガールールはデバイスから AWS IoT Core へ送信されるメッセージに対して設定し、アクションは Amazon Simple Notification Service への送信を設定します。
Amazon Simple Notification Service から外部の HTTP/S エンドポイントに対して、サイズが 64 KB/リクエストのリクエストを送信します。
AWS IoT Analytics のパイプラインではメッセージを無変換でデータストアへ保存し、前日分データをスキャン対象に 1 日 1 回分析クエリを実行します。
Amazon QuickSight は、ダッシュボード作成者が 2 ユーザーで SPICE は 90 GB/ユーザー追加(計 180 GB)し、閲覧者は 1 日 2 回以上の頻度で使用するユーザーが 5 名とします。
AWS で提供しているサービスの一部で無料利用枠が提供されているものがあります。本試算では無料利用枠を考慮せずに試算を行っており、実際にはより安価にご利用頂ける場合があります。
Amazon Simple Notification Service に、毎月 100 万リクエストの無償枠があります。
- 3 デバイス * 14,400 分 (60 分 * 8 時間/日 * 30 日) = 43,200 分として計算
- 3 デバイス * 26 メッセージ (128 KB / 5 KB) * 1メッセージ /時間 * 240 時間(30 日) = 18,720 メッセージとして計算
- 2,160 メッセージ * 64 KB = 138,240 KB ≒ 135 MB として計算
- 3 デバイス * 1.2 M/デバイス・分 * 43,200 分 = 155,520 MB ≒ 152 GB ≒ 0.2 TB として計算
※2024 年 3 月 6 日時点での試算です