Amazon CodeWhisperer の料金
Amazon CodeWhisperer は、統合開発環境 (IDE) で直接、リアルタイムのコードの提案をデベロッパーに提供します。個人のデベロッパーには、CodeWhisperer を無料でご利用いただけます。組織には、CodeWhisperer の使用について、「ユーザーあたり、1 か月あたり」の固定サブスクリプション料金をお支払いいただきます。前払い料金や長期契約はありません。
CodeWhisperer は、次の 2 つの Tier で提供されています。
CodeWhisperer Individual Tier
CodeWhisperer Individual Tier は無料でご利用いただけます。個人のデベロッパーは、メールアドレスと AWS ビルダー ID を使用してサインアップおよびサインインし、数分で CodeWhisperer の使用を開始できます。個人レベルでは、コード提案、リファレンストラッキング、セキュリティスキャンが可能で、Amazon Q の会話型コーディングも含まれます。
CodeWhisperer Professional Tier
CodeWhisperer Professional Tier は、Individual Tier で提供される機能に加えて、デベロッパーによる CodeWhisperer へのアクセスを可能にしたい組織に管理機能を提供します。管理者は、組織全体のライセンス管理機能を使用して、組織内のどのデベロッパーに CodeWhisperer へのアクセスを許可するかを一元的に管理できます。また、オープンソースの特定のトレーニングデータに類似する可能性のあるコードの提案を受け取ることをデベロッパーに許可するかどうかなど、組織レベルでサービスポリシーを設定するために組織全体のポリシー管理機能も使用できます。
Professional Tier ユーザーは、新しい CodeWhisperer カスタマイズ機能 (プレビュー) を利用することもできます。組織はこの機能を使用して CodeWhisperer をカスタマイズし、組織の内部ライブラリ、API、クラス、またはメソッドを認識させることで、より関連性の高い推奨事項を生成できます。
プロフェッショナルレベルには、Java 17 への言語アップグレードを迅速化する Amazon Q コード変換へのアクセスと、機能を追加する計画を立てるのに役立つ Amazon Q 機能開発へのアクセスが含まれます。 プレビュー期間中、Amazon Q の機能は無料で利用でき、一般公開された時点で統合価格プランでも利用できるようになります。
個人
プロフェッショナル
特徴の比較
無料
19 USD/ユーザー/月
デベロッパーは CodeWhisperer の使用を無料で開始できます。無料で CodeWhisperer を使用してコードの提案を生成し、リファレンストラッカーのメリットを活用してください。また、1 か月あたり最大 50 回のコードスキャン (ユーザーあたり) も無料で実行できます。
コストは「ユーザーあたり、1 か月あたり」で計算され、組織は、1 暦月の請求期間中に CodeWhisperer にアクセスできる最大ユーザー数に基づいて毎月請求されます。請求期間の開始日 (1 暦月の初日) 以降に追加されたユーザーについては、按分された料金が請求されます。
認証
AWS ビルダー ID
AWS IAM アイデンティティセンター
インラインコード提案
✓
✓
パブリックコードフィルターとリファレンストラッキング
✓
✓
組織に合わせたカスタマイズ (プレビュー)
✓
セキュリティ脆弱性スキャンと推奨対策
50 回/ユーザー/月
500 回/ユーザー/月
組織全体のライセンス管理
✓
組織全体のポリシー管理
✓
コマンドライン統合
✓
✓
* Amazon CodeCatalyst ではその他の機能も利用できます。詳細については、Amazon Q 料金表ページを参照してください (クリックすると Amazon Q 料金表ページが表示されます)
一部のプレビュー機能には、将来追加料金がかかる場合があります。
サービス | Individual 無料 |
Professional 19 USD/ユーザー/月 |
デベロッパーは CodeWhisperer の使用を無料で開始できます。無料で CodeWhisperer を使用してコードの提案を生成し、リファレンストラッカーのメリットを活用してください。また、1 か月あたり最大 50 回のコードスキャン (ユーザーあたり) も無料で実行できます。 | コストは「ユーザーあたり、1 か月あたり」で計算され、組織は、1 暦月の請求期間中に CodeWhisperer にアクセスできる最大ユーザー数に基づいて毎月請求されます。請求期間の開始日 (1 暦月の初日) 以降に追加されたユーザーについては、按分された料金が請求されます。 | |
認証 | AWS ビルダー ID | AWS IAM アイデンティティセンター |
コード生成言語をサポート | すべて | すべて |
リファレンストラッキング | あり | あり |
コードセキュリティスキャン | 50 回/ユーザー/月 | 500 回/ユーザー/月 |
組織全体のライセンス管理 | なし | あり |
組織全体のポリシー管理 | なし | あり |
- Individual Tier と Professional Tier のいずれも、1 か月あたりの推論リクエスト数に制限はありません。ただし、詐欺や不正行為の緩和には制限があります。正当に使用されるようにするために制限を引き上げる必要がある場合は、お問い合わせください。
- Java、Python、JavaScript で利用可能なセキュリティスキャンは現在、TypeScript、C#、AWS CloudFormation (YAML、JSON)、AWS CDK (TypeScript、Python)、HashiCorp Terraform (HCL) でもご利用いただけます。
Professional Tier の料金例
例 1
お客様は組織の AWS 管理者であり、CodeWhisperer Professional Tier をサブスクライブしています。CodeWhisperer Professional サブスクリプションに 50 名のユーザーを追加しました。その 50 名のユーザーは、10 月の全期間を通じて CodeWhisperer にアクセスできます。50 名のユーザーについては、1 か月分の料金が請求されます。請求書は 11 月 1 日に届きます。
月 | 10 月 (この月は 31 日間です) |
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ユーザー数 | 50 名 |
料金 | 19 USD/ユーザー/月 |
コストの計算 | 19 USD x (31/31) 日間 x 50 名のユーザー |
合計コスト | 950 USD |
例 2
お客様は組織の AWS 管理者であり、CodeWhisperer Professional Tier をサブスクライブしています。4 月 16 日に、50 名のユーザーのサブスクリプションを新たに開始しました。その月の残りの期間について、その 50 名のユーザーには、按分された料金がかかります。請求書は 5 月 1 日に届きます。
月 | 4 月 (この月は 30 日間です) |
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ユーザー数 | 50 名 |
料金 | 19 USD/ユーザー/月 |
コストの計算 | 19 USD x (15/30) 日間 x 50 名のユーザー |
合計コスト | 475 USD |
例 3
お客様は組織の AWS 管理者であり、CodeWhisperer Professional Tier をサブスクライブしています。6 月の開始時点のユーザー数は 50 名で、6 月 11 日に 10 名のユーザーを追加します。50 名のユーザーについては 1 か月分の料金、10 名のユーザーについては 20 日間 (6 月 11 日から 6 月 30 日まで) 分の料金が請求されます。請求書は 7 月 1 日に届きます。
月 | 6 月 (この月は 30 日間です) |
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ユーザー数 | 60 |
料金 | 19 USD/ユーザー/月 |
コストの計算 | [19 USD x (30/30) 日間 x 50 名のユーザー] + [19 USD x (20/30) 日間 x 10 名のユーザー] |
合計コスト | 1,076.67 USD |
例 4
お客様は組織の AWS 管理者であり、CodeWhisperer Professional Tier をサブスクライブしています。1 月の開始時点のユーザー数は 70 名で、1 月 11 日に 10 名のユーザーを削除します。削除されたユーザーは請求期間の終了まで CodeWhisperer にアクセスでき、その全請求期間についての料金が請求されます。その請求期間が終了すると、削除されたユーザーは CodeWhisperer にアクセスできなくなります。請求書は 2 月 1 日に届きます。
月 | 1 月 (この月は 31 日間です) |
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ユーザー数 | 70 名 |
料金 | 19 USD/ユーザー/月 |
コストの計算 | 19 USD x (31/31) 日間 x 70 名のユーザー |
合計コスト | 1,330 USD |