Amazon Comprehend のよくある質問

全般

自然言語処理 (NLP) とは、コンピュータでテキスト情報を洗練された有益な方法で分析、理解し、その意味を推論するための方法です。NLP を利用することで、重要なフレーズ、感情、構文、ブランド、日付、場所、人などの主要なエンティティ、およびテキストの言語を抽出できます。

Amazon Comprehend は、機械学習を使用してテキスト内で意味や関係性を検出する自然言語処理 (NLP) サービスです。

Amazon Comprehend を使用すると、テキストの言語を識別し、キーとなるフレーズ、場所、チーム、ブランド、イベントなどを抽出し、製品やサービスについての背景までを理解し、ドキュメントのライブラリから、主なトピックを識別することがでます。このテキストのソースは、webページ、ソーシャルメディアフィード、電子メール、または記事です。また、Amazon Comprehend で一連のテキストドキュメントをフィードすることもできます。これによりコレクション内の情報を最も適切に表すトピック (または単語のグループ) が特定されます。Amazon Comprehend の出力を使用して、お客様からのフィードバックを理解し、検索フィルタを使用してより適切な検索結果を得ることができ、トピックを使用してドキュメントを分類することができます。

Amazon Comprehend は AWS コンソールから使い始めることができます。最初のリクエストを送信すると、その時点から12 か月間の無料利用枠が開始されます。アプリケーションで Amazon Comprehend API を使用する方法については、製品ドキュメントを参照してください。

最も一般的な使用例は次のとおりです。

お客様の声の分析: サポートコール、E メール、ソーシャルメディア、およびその他のオンラインチャネル経由で受け取ったフィードバックに基づいて、お客様の感情が肯定的、中立的、否定的、またはそれらの混在のいずれであるかを判断できます。

セマンティック検索: Amazon Comprehend を使用してキーフレーズ、エンティティ、感情を検索エンジンでインデックスできるようにすることで、検索機能を向上できます。これにより、基本的なキーワードの代わりに、記事の意図や内容に重点を置いて検索できるようになります。

ナレッジマネジメントと発見: ドキュメントの集合を分析し、トピックごとに自動で整理できます。その後で、トピックを使用してお客様のコンテンツをパーソナライズすることができます。

いいえ。Amazon Comprehend の使用に NLP の専門知識は必要ありません。Amazon Comprehend の API を呼び出すだけで、サービスがテキストから関連データを抽出するのに必要な機械学習を処理します。

Amazon Comprehend は完全に管理されて継続的に訓練されたサービスなので、リソースのスケーリング、コードのメンテナンス、トレーニングデータの管理は不要です。

はい。Amazon Comprehend は、ユースケースを向上させるために継続的に訓練を受けている機械学習を使用しています。

Amazon Comprehend のサポートされている AWS リージョンのリストについては、すべての AWS グローバルインフラストラクチャの AWS リージョン表を参照してください。詳細については、AWS の全般的なリファレンスで「リージョンおよびエンドポイント」を参照してください。

Amazon Comprehend の API とコンソールに対するリクエストには、安全な 接続 (SSL) が使用されます。また、AWS Identity and Access Management (AWS IAM) を使うことで、Amazon Comprehend の特定のアクションとリソースに対するアクセス権をどの IAM ユーザーに付与するかをコントロールできます。

使用状況

ユーザーは Amazon Comprehend を使用して、Amazon S3 からデータを読み取ることができます。また、Amazon Comprehend の結果をストレージサービス、データベース、またはデータウェアハウスに書き込むこともできます。

テキスト分析 API の場合、処理が成功したことを示す HTTP ステータスコード 200 を受け取ります。データを処理できない、またはサービスの制限を超えている場合は、適切な HTTP エラーコードが表示されます。

サービスは、各結果の信頼性スコアを返します。低い信頼性スコアは、サービスの信頼性が低いことを意味します。逆に、サービスの信頼性が高い場合、スコアは 1 に近くなります。

いいえ。現時点では、Comprehend はカスタムのモデルをサポートしていません。

料金

料金体系と割引の詳細については、Amazon Comprehend の料金ページを参照してください。

データプライバシー

Amazon Comprehend では、サービスの提供と保守、および Amazon Comprehend やその他の Amazon 機械学習/人工知能技術の開発と品質向上のためにのみ、サービスにより処理されたテキスト入力を保存して使用することがあります。これは、Amazon Comprehend Medical および Amazon Comprehend Detect PII には適用されません。お客様のコンテンツを使用することは、関連テクノロジーの開発やトレーニングなど、Amazon Comprehend のお客様のエクスペリエンスを継続的に改善するために重要です。AWS では、お客様のコンテンツに含まれる個人情報を使用して、お客様やお客様のエンドユーザーを製品、サービス、またはマーケティングのターゲットにすることはありません。AWS の最優先事項は、お客様からの信頼、プライバシー、およびお客様のコンテンツのセキュリティです。また、AWS では、転送中や保管時の暗号化など、お客様のコンテンツへの不正アクセスやお客様のコンテンツの公開を防ぐように設計された、高度で信頼できる技術的および物理的な規制を行っています。さらに、AWS がデータを使用する場合はお客様との契約を確実に遵守します。詳細については、https://aws.amazon.com/compliance/data-privacy-faq/ を参照してください。AWS Organizations オプトアウトポリシーを使うことで、Amazon Comprehend や他の Amazon 機械学習/人工知能技術の品質の向上を目的として、お客様のコンテンツが保存されないようにオプトアウトすることができます。オプトアウトする方法の詳細については、「AI サービスのオプトアウトポリシー」を参照してください。

Amazon Comprehend で処理されたコンテンツにアクセスできるのは承認された従業員のみです。AWS の最優先事項は、お客様からの信頼、プライバシー、およびお客様のコンテンツのセキュリティです。また、AWS では、転送中や保管時の暗号化など、お客様のコンテンツへの不正アクセスやお客様のコンテンツの公開を防ぐように設計された、高度で信頼できる技術的および物理的な規制を行っています。さらに、AWS がデータを使用する場合はお客様との契約を確実に遵守します。詳細については、AWS の「データプライバシーのよくある質問」を参照してください。

お客様は常に自分のコンテンツの所有権を保持します。AWS では、お客様のコンテンツをお客様の同意なく使用することはありません。

Amazon Comprehend で処理されたコンテンツは、Amazon Comprehend を利用している AWS リージョンで非通信時に暗号化されて保存されます。Amazon Comprehend のお客様の環境や他の Amazon 機械学習 / 人工知能技術の継続的な改善と開発に関連してのみ、Amazon Comprehend で処理されたコンテンツの一部が別の AWS リージョンで保存されることがあります。Amazon Comprehend Medicalはこの対象外となります。AWS の最優先事項は、お客様からの信頼、プライバシー、およびお客様のコンテンツのセキュリティです。また、AWS では、転送中や保管時の暗号化など、お客様のコンテンツへの不正アクセスやお客様のコンテンツの公開を防ぐように設計された、高度で信頼できる技術的および物理的な規制を行っています。さらに、AWS がデータを使用する場合はお客様との契約を確実に遵守します。詳細については、https://aws.amazon.com/compliance/data-privacy-faq/ を参照してください。

はい、必要な注意の提供および COPPA に基づく証明可能な親の同意の取得の義務を含む Amazon Comprehend サービス条件の順守を前提として、全体でまたは部分的に 13 歳未満のお子様を対象としたウェブサイト、プログラム、またはその他のアプリケーションに関連して Amazon Comprehend を使用できます。

COPPA の要件についての情報、およびお客様のウェブサイト、プログラム、その他のアプリケーションが COPPA の対象かどうかを確認するためのガイダンスについては、米連邦取引委員会が提供および管理するリソースを直接参照してください。このサイトには、サービスの全体または一部が 13 歳未満の子どもを対象としているかどうかを確認する方法に関する情報も記載されています。