Amazon Virtual Private Cloud (Amazon VPC) により、アマゾン ウェブ サービス (AWS) クラウドの論理的に分離したセクションをプロビジョニングできます。これにより、AWS リソースをユーザー定義の仮想ネットワークで起動できます。自分の IP アドレス範囲の選択、サブネットの作成、ルートテーブルやネットワークゲートウェイの設定など、仮想ネットワーキング環境を完全に制御できます。VPC では、リソースやアプリケーションに安全かつ簡単にアクセスできるよう、IPv4 と IPv6 を両方とも使用できます。

Amazon Virtual Private Cloud のネットワーク設定は容易にカスタマイズすることができます。例えば、インターネットとのアクセスが可能なウェブサーバーのパブリック サブネットを作成し、データベースやアプリケーションサーバーなどのバックエンドシステムをインターネットとのアクセスを許可していないプライベート サブネットに配置できます。セキュリティグループやネットワークアクセスコントロールリストなどの複数のセキュリティレイヤーを活用し、各サブネットの Amazon EC2 インスタンスへのアクセスをコントロールすることができます。

加えて、既存のデータセンターと自分の VPC 間にハードウェア仮想プライベートネットワーク(VPN)接続を作成することができるので、AWS クラウドを既存のデータセンターを拡張するかのように活用することができます。

VPN 接続料金表

  • 1時間当たり 0.05 USD/VPN 接続
  • 1 時間当たり 0.048 USD/VPN 接続(東京リージョンへの接続)

VPC へのハードウェア VPN 接続を作成するときに仮想プライベートゲートウェイを使用する場合は、VPN 接続がプロビジョニング済みで利用可能であった「VPN 接続-時間」ごとに、料金が発生します。1時間に満たない VPN 接続も1時間とみなして課金されます。また、VPN 接続を介して転送されるすべてのデータの標準的な AWS データ転送料が発生します。VPN 接続に課金されるのを止めたい場合は、マネジメントコンソールまたはコマンドラインインターフェイスを使用して、簡単に VPN 接続を終了できます。


AWS PrivateLink の料金

VPC でインターフェイスタイプの VPC エンドポイントを作成する場合、各アベイラビリティーゾーンで VPC エンドポイントがプロビジョニングされている時間に対して課金されます。データ処理料金は、トラフィックの送信元か送信先かにかかわらず、VPC エンドポイントで処理されたデータ量 (ギガバイト単位) に対して請求されます。1 時間未満の VPC エンドポイント使用時間は、1 時間分として請求されます。VPC エンドポイントへの課金を止めたい場合は、AWS マネジメントコンソール、コマンドラインインターフェイス (CLI)、API を使用して VPC エンドポイントを削除します。

リージョン 各 AZ の VPC エンドポイント 1 つあたりの価格 (USD/時間) 処理データ 1 GB あたりの料金 (USD)
米国東部 (バージニア北部) 0.01 0.01
米国東部 (オハイオ) 0.01 0.01
米国西部 (オレゴン) 0.01 0.01
米国西部 (北カリフォルニア) 0.011
0.01
カナダ (中部) 0.011
0.01
欧州 (アイルランド) 0.011
0.01
欧州 (ロンドン)
0.011
0.01
欧州 (フランクフルト) 0.012 0.01
アジアパシフィック (シンガポール) 0.013 0.01
アジアパシフィック (東京) 0.014 0.01
アジアパシフィック (ソウル)
0.013
0.01
アジアパシフィック (シドニー) 0.013
0.01
アジアパシフィック (ムンバイ) 0.013 0.01
南米 (サンパウロ)
0.021 0.01

 

 

NAT ゲートウェイ料金表

VPC 内に NAT ゲートウェイを作成することを選択した場合は、NAT ゲートウェイがプロビジョニングされ利用可能であった "NAT ゲートウェイ時間" に対して料金が請求されます。データ処理料金は、トラフィックの送信元か送信先にかかわらず、NAT ゲートウェイで処理されたギガバイト単位で適用されます。1 時間未満の NAT ゲートウェイ時間は、1 時間分として請求されます。また、NAT ゲートウェイを介して転送されるすべてのデータの標準的な AWS データ転送料が発生します。NAT ゲートウェイへの課金を止めたい場合は、AWS マネジメントコンソール、コマンドラインインターフェイス、API を使用して NAT ゲートウェイを削除します。

リージョン NAT ゲートウェイあたりの料金 (USD/時) 処理データ 1 GB あたりの料金 (USD)
米国東部 (バージニア北部) 0.045 0.045
米国東部 (オハイオ) 0.045 0.045
米国西部 (オレゴン) 0.045 0.045
米国西部 (北カリフォルニア) 0.048 0.048
カナダ (中部) 0.050 0.050
欧州 (アイルランド) 0.048 0.048
欧州 (ロンドン)
0.050 0.050
欧州 (フランクフルト) 0.052 0.052
アジアパシフィック (シンガポール) 0.059 0.059
アジアパシフィック (東京) 0.062 0.062
アジアパシフィック (ソウル)
0.059
0.059
アジアパシフィック (シドニー) 0.059 0.059
アジアパシフィック (ムンバイ) 0.056 0.056
南米 (サンパウロ)
0.093 0.093

NAT ゲートウェイ料金の例

NAT ゲートウェイを作成して、NAT ゲートウェイ経由でインターネットにルーティングされる EC2 インスタンスがあるとします。NAT ゲートウェイの背後にある EC2 インスタンスにより、S3 バケットの 1 つに 1 GB のファイルが送信されます。EC2 インスタンス、NAT ゲートウェイ、S3 バケットは同じ米国東部 (オハイオ) リージョンにあり、NAT ゲートウェイと EC2 インスタンスは同じアベイラビリティーゾーンにあります。この場合、コストは以下のように計算されます。

  • NAT ゲートウェイの時間単位料金: NAT ゲートウェイは時間単位で請求されます。このリージョンの場合、1 時間あたりの料金は 0.045 USD です。
  • NAT ゲートウェイのデータ処理料金: 1 GB のデータが NAT ゲートウェイを経由すると、NAT ゲートウェイのデータ処理料金が適用されます。その結果、0.045 USD が請求されます。
  • データ転送料金: 標準の EC2 データ転送料金が請求されます。1 GB のデータが EC2 インスタンスから NAT ゲートウェイを経由して S3 へ転送された場合、Amazon EC2 から S3 へのデータ送信は同じリージョン内で行われるため、EC2 インスタンスから S3 へのデータ転送に対する料金は発生しません。また、NAT ゲートウェイと EC2 インスタンス間のデータ転送に対しても料金は発生しません。プライベート IP アドレスを使用してトラフィックが同じアベイラビリティーゾーンにとどまるためです。NAT ゲートウェイと EC2 インスタンスが異なるアベイラビリティーゾーンにある場合は、データ転送料金が請求されます。詳細については、EC2 料金ページのデータ転送セクションをご覧ください。
要約すると、NAT ゲートウェイにより処理される 1 GB のデータに対し 0.045 USD が請求され、NAT ゲートウェイがプロビジョニングされ利用可能になると 1 時間あたり 0.045 USD が必ず適用されます。この例では、データ転送に対する料金は発生しません。ただし、AWS インターネットロケーション以外にファイルを送信する場合は、Amazon EC2 からインターネットへのデータ転送となるため、データ転送料金が発生します。
 
注意: この例において NAT ゲートウェイのデータ処理料金が発生しないようにするには、ゲートウェイタイプの VPC エンドポイントを設定し、NAT ゲートウェイを経由せずに、VPC エンドポイントを経由して S3 との間でトラフィックをルーティングできます。ゲートウェイタイプの VPC エンドポイントの使用に対するデータ処理料金や時間単位料金は発生しません。VPC エンドポイントの使用方法の詳細については、 VPC エンドポイントドキュメントをご覧ください。

別途記載がない限り、表示されている料金には VAT、売上税その他取引に対して適用される一切の税金等および関税は含まれません。請求連絡先が日本であるお客様がアジアパシフィック (東京) リージョンをご利用になった場合には、料金とあわせて別途消費税をご請求させていただきます。詳細

Amazon VPC の使用を開始する方法

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