投稿日: Jan 22, 2021
スケーラブルで可用性が高く、フルマネージドの Cassandra 互換データベースサービスである Amazon Keyspaces (Apache Cassandra 用) が、JavaScript Object Notation (JSON) 構文をサポートするようになり、他のシステムからのデータの読み取りと書き込みがより簡単に行えるようになりました。
JSON は、構成ファイル、アプリケーションの状態の保存、システム間でのデータ交換に使用される一般的なデータ形式です。これで、Amazon Keyspaces は、INSERT および SELECT 操作の JSON 構文をサポートすることになり、JSON ドキュメントの読み取りと書き込みをより簡単に行えるようになります。JSON データの読み取りおよび書き込みを行うと、Keyspaces は JSON ドキュメント内の属性をターゲットテーブルのスキーマに自動的にマッピングします。Keyspaces に組み込まれている JSON 構文サポートを使用すると、テーブルのスキーマに対して JSON ドキュメントの構造を検証することで、JSON データの形式が適切であることを保証できます。JSON ドキュメントを Keyspaces に保存すると、Cassandra Query Language (CQL) を使用して、複数の JSON ドキュメント間でデータを効率的に照会することもできます。
Amazon Keyspaces での JSON のサポートは、追加費用なしで、Keyspaces が提供されているすべての AWS リージョンで利用できます。
詳細については、Amazon Keyspaces デベロッパーガイドの JSON エンコーディングを参照してください。