投稿日: Jun 11, 2021
本日は心躍るお知らせがあります。AWS Elemental MediaConnect の入力ソースの選択と優先順位付け行動について、カスタマー管理が拡張されました。
MediaConnect はこれまでも、シグナルソースロスが発生した場合の自動入力フェイルオーバーに対応してきましたが、今後は状況次第でマージモード、フェイルオーバーモードのいずれかから選べるようになりました。マージモードは、パケットレベル単位で 2 つの出力がレプリケートされた場合 (通常「SMPTE 2022-7 compliant」と呼ばれます) に適しています。フェイルオーバーモードは、2 つの出力が代替可能ながら互いの完全コピーではない場合 (2 つのアップストリームデバイスが異なる場合など) に適しています。
さらに、新しいフェイルオーバーモードのオプションを選択すると、2 つのシグナルのどちらを優先して入力するかを指定できるようになりました。有効化されているビデオフローに変更を適用するタイミングを管理できるため、MediaConnect のメンテナンスアップストリームが可能となります。例えば、入力フィードの優先時間を視聴数が低い時間に変更し、停止中のアップストリームデバイスへの変更は後から実施することができます。
本機能の使用を開始するには、「MediaConnect ソースフェイルオーバードキュメント」を参照してください。
AWS Elemental MediaConnect は、信頼性が高く、安全で、柔軟性のあるライブ動画配信サービスです。放送事業者とコンテンツ所有者は、ライブ動画ワークフローを構築し、パートナーや顧客と安全にライブコンテンツを共有できます。MediaConnect は、1 年中休みなくテレビチャンネルを運営したり、ライブイベントをストリーミングする顧客が、衛星やファイバーサービスにかかる時間とコストのほんの一部を使うだけで、高ビットレートのライブ動画ストリームを AWS クラウドに伝送し、AWS クラウドを介して伝送し、AWS クラウドから伝送することを可能にします。MediaConnect は、スタンドアロンサービスとしても、AWS Elemental Media Services などの他の AWS のサービスを含む、より大規模な動画ワークフロー内の一部の機能としても使用できます。
MediaConnect を使用できるすべての AWS リージョンの一覧は、AWS リージョン表をご覧ください。詳細については、MediaConnect の概要ページにアクセスしてください。