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AWS CodeCommit が大阪リージョンでご利用いただけます
みなさん、こんにちは。アマゾン ウェブ サービス ジャパン、シニアエバンジェリストの亀田です。
AWS CodeCommit が大阪リージョンでご利用いただけるようになりましたのでお知らせいたします。
AWS CodeCommit
CodeCommit はプライベートな Git ベースのリポジトリをセキュアにホストする完全マネージド型サービスです。お客様は独自のソースコントロールシステムを稼働させる必要がなくなり、インフラストラクチャのスケーリングに関する不安要素を払しょくできます。ソースコードからバイナリまですべてのものを1ファイサイズあたり最大2GB まで、セキュアに保存でます。すべての Git コマンドをサポートし、既存の Git ツールとの連動がサポートされています。使い慣れた開発環境のプラグイン、継続的統合/継続的デリバリーシステム、グラフィカルクライアントを CodeCommit と合わせて引き続き使用することができます。
CodeCommit は、通信中および保管中のファイルを AWS Key Management Service (KMS) との連携により自動的に暗号化し、AWS Identity and Access Management (IAM) と統合されているため、ユーザー固有のアクセス許可をリポジトリに簡単に設定することができます。プルリクエスト、分岐、マージを介して、チームメイトとのコードによるコラボレーションを支援します。コードレビューとフィードバックを含むワークフローの実装や、特定の分岐を変更できるユーザーの管理も簡単です。
Subversion、Perforce などのその他のリポジトリに関しては、まず Git インポーターを使用して Git リポジトリに移行いただく必要があります。詳しくは以下の手順をご覧ください。
Migrate an Existing Repository to AWS CodeCommit
CodeCommit のモニタリング
CodeCommit はAWSサービスとの連携により様々なモニタリングを構築することができます。例えば以下のようなサービスとの連携があります。
- Amazon EventBridge
- アプリケーションの可用性の問題やリソースの変更などのAWSサービスからのシステムイベントは、ほぼリアルタイムで EventBridge に配信されます。CodeCommit は EventBridge との連携により、関心のあるイベントと、イベントがルールに一致したときに実行する自動アクションを行う簡単なルールを作成することができます。例えば発生しているアプリケーション障害をもとに自動でプルリクを起こすことなどで用います。
- Amazon CloudWatch Events
- 特定のイベントを監視し、これらのイベントが発生したときに他のAWSサービスで自動アクションをトリガーするルールを記述できるため、自動化されたイベントドリブンコンピューティングを実行でき、CodeCommit の Git コマンド実行などを自動化することができます。
CodeCommit のドキュメントはこちらになります。1アクティブユーザーにつき 1ドル/月からご利用いただけます。
– シニアエバンジェリスト 亀田