Amazon Web Services ブログ

【開催報告】AWS Media Services ローンチセミナー

こんにちわ。プロダクトマーケティング エバンジェリストの亀田です。

1月23日にre:Invent 2017で発表されたAWS Media Servicesのラウンチセミナーを行いましたので、その資料公開とともに内容をブログでお届けします。

AWS Media Servicesは、クラウド上で動画ワークフローを構築可能なフルマネージドのメディアサービス群となります。

このサービスを使用して、信頼性の高い、ブロードキャスト品質の動画ワークフローをクラウド上で簡単に構築できます。AWS Media Servicesを使用すると、メディアおよびエンターテイメント企業、エンタープライズ、スタートアップ企業、政府機関のいずれを問わず、視聴者にプロフェッショナル品質のメディア環境を簡単に提供できます。従来のデータセンターで時間、労力、費用を費やして特殊なビデオ機器を運用する必要はありません。これらのオンデマンドで伸縮自在なサービスにより、イノベーションを加速させ、動画テクノロジーのさまざまな変化に迅速に対応できます。

Amazon CloudFront、AWS CloudFormation、Amazon CloudWatch などの AWS の補完的なサービスと、セキュリティ、管理、本番環境向けサードパーティアプリケーションとの統合により、ライブ動画およびオンデマンド動画コンテンツの処理と配信のためのツール一式が提供されます。

AWS Media Servicesは全部で5個のサービスから構成されます。

それぞれのサービスの紹介は是非、上記リンクをクリックしてご確認ください。

セミナーではまず、私の方からAWSのロードマップに見るCloudFrontの重要性や、分散型と集中型におけるアーキテクチャの違い、AWSメディアワークロードの事例についてお話をさせていただきました。

続いて、AWS Elementalプロダクト マネージメント ディレクターのリオネル・ブランギエ から

本題のAWS Media Services 紹介セッションを同時通訳でお届けしました。

その後、ソリューションアーキテクト M&E の安司 仁より、「初心者でも簡単 AMSデモンストレーション」としてLive配信を20分で構築可能なデモを行いました。

20180123 20分でlive配信aws media services(media live mediapackage)_pub

当日、一部設定ミスをおこしても操作開始から10分程度で発表者のスマートフォンからLive配信を確認いただき、簡単かつ迅速に環境構築、配信可能であることを体感頂きました。

 

資料をアップしましたので、ぜひ皆さんもお試しさい。

#セミナーの翌日、AWS Media Liveが東京リージョンでもお使いいただけるようになりました。

続いてお客様セッションとして、2社にご登壇いただき利用状況についてお話いただきました。

1社目は、株式会社 IMAGICA 技術統括室 R&Dグループ 課長 工藤 隆(たか)朗(あき) 様です。

Media Convertについてお話をいただき、Imagicaが提供する100%AWSベースのコンテンツ管理サービスとの連携や、Amazon Elastic Transcoder との違いについてもご説明をいただきました。

 

2社目は、スキルアップ・ビデオ テクノロジーズ 株式会社 ソリューション事業部 事業部長 菅原(すがはら) 祐一(ゆういち) 様です。

AWS Media Tailorと、スキルアップ・ビデオ テクノロジーズが提供しているソリューションであるULIZAとの連携についてお話いただき、MediaTailorとスキルアップ様の広告サーバを連動させた広告挿入のライブデモも実施されました。

資料の公開がされておりますので是非合わせてご覧ください。

20180123 awsイベント資料

 

最後に

AWS Media Servicesは、AWSを用いたメディアワークロードを構築する際にとても役に立つマネージド型のソリューション群となります。従来開発を行う必要があった領域において、うまく本サービスを組み合わせることでよりパワフルなソリューションの開発が可能となりますので是非ご検討ください。

実際の利用を想定されており、かつお問い合わせなどをご希望される方は、ぜひご連絡ください。お待ちしています。

– プロダクトマーケティング エバンジェリスト 亀田 治伸