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AWS Weekly Roundup: 1 周年を迎えた AWS Transform、Claude Platform on AWS、EC2 M3 Ultra Mac インスタンスなど (2026 年 5 月 18 日)
.NET、メインフレーム、および VMware ワークロード向けの AWS Transform がリリースされたのは、今からちょうど 1 年前のことです。AWS Transform は、エンタープライズアプリケーションの大規模なモダナイズ専用に構築された初のエージェンティック AI サービスでした。re:Invent 2025 では、組織が AWS マネージド変換とカスタム変換を使用してコードを大規模にモダナイズし、変換することを可能にする AWS Transform カスタムが発表されました。そのまま使用できる変換や、組織固有の要件に合わせてカスタマイズできる変換を使用して、言語バージョンのアップグレード、フレームワークの移行、パフォーマンスの最適化、コードベースの分析を実行できます。また、フルスタック Windows モダナイズ機能と、メインフレーム向けの Reimagine 機能と自動テスト機能も導入されました。
この12 か月間で、何千ものお客様が AWS Transform を使用して何 10 万ものサーバーを移行し、160 万時間以上の時間を節約して、45 億行以上のコードを処理しました。1 周年を記念して、AWS Transform エージェントが Kiro、Claude、Cursor、Codex で利用可能になりました。これには、カスタマイズされた変換エージェントを構築するためのエージェントビルダーツールキット「Kiro パワー」が含まれます。
AWS の 12 か月間の歩み、学んだ 4 つの事柄、そしてこれらがロードマップをどのように進化させたかについては、1 周年記念ブログ記事をお読みください。
2026 年 5 月 11 日週のリリース
2026 年 5 月 11 日週のリリースのうち、私が注目したリリースをいくつかご紹介します。
- Claude Platform on AWS の一般提供開始 – 既存の AWS アカウントから、API、コンソール、早期アクセスのベータ機能を含めた Anthropic のネイティブ Claude Platform エクスペリエンスに直接アクセスでき、個別のアカウント、請求、追跡を管理する必要はありません。Claude Platform on AWS は Anthropic が運営しており、カスタマーデータは AWS のセキュリティ境界外で処理されます。詳細については、機能を詳しく検証するブログ記事をお読みください。
- Amazon EC2 M3 Ultra Mac インスタンス – これらのインスタンスは、28 コアの CPU、60 コアの GPU、32 コアの Neural Engine、256 GB のユニファイドメモリを搭載した Apple M3 Ultra Mac Studio コンピュータ上に構築されています。EC2 M3 Ultra Mac インスタンスは、M4 Max Mac インスタンスの 2 倍のユニファイドメモリ、1.75 倍の CPU コア、1.5 倍の GPU コア、2 倍の Neural Engine コアを備えているため、Apple 開発者ははるかに多くの Xcode シミュレータを並列実行し、オンデバイス機械学習ワークフローを高速化して、製品の市場投入までの時間を短縮できます。
- AWS Graviton 搭載の Amazon Redshift RG インスタンス – より優れたパフォーマンスを実現するこれらのインスタンスは、データウェアハウスとデータレイクのワークロードを前世代 RA3 インスタンスの最大 2.4 倍の速さで実行でき、vCPU あたりの料金も 30% 削減されます。RG インスタンスには、Apache Iceberg と Parquet のデータをクラスターノード上で処理する、Redshift のカスタムビルドされたベクトル化データレイククエリエンジンが含まれています。
- Amazon Bedrock の Advanced Prompt Optimization – Bedrock では、あらゆるモデルのプロンプトを最適化できます。元のプロンプトと最適化されたプロンプトを同時に最大 5 個のモデルで比較しながら最適化が行われ、新しいモデルに移行する場合や、現在のモデルでより優れたパフォーマンスを実現したい場合にも使用できます。
- AWS セキュリティエージェントによるリポジトリ全体のコードスキャン (プレビュー) – コードベース全体を対象としたコンテキスト認識型の詳しいセキュリティ分析を実行する、AWS セキュリティエージェントの新機能を使用できます。脆弱性が発見されると、スキャナーがコード修正 (正確なファイルと行に関連付けられた具体的な修正案) を生成するため、チームはセキュリティ脆弱性をこれまでにない速さで修正できます。プレビュー中、既存の AWS セキュリティエージェントのお客様はこの機能を追加料金なしで利用できます。
- Oracle Cloud Infrastructure との AWS Interconnect – マルチクラウド接続 (プレビュー) – AWS Interconnect – マルチクラウド接続を使用することで、他のクラウドプロバイダーに対するレジリエントでスケーラブルなプライベート接続をすばやくプロビジョニングできます。OCI は AWS Interconnect の基盤であるオープン仕様を採用した最新の CSP です。これは、AWS が OCI (プレビュー)、Google Cloud (一般提供)、および Microsoft Azure (2026 年後半に提供予定) をご利用のお客様に、一貫性のあるシンプルなエクスペリエンスを提供することを可能にします。
その他のアップデート
皆さんが興味を持つと思われるその他のニュースをいくつかご紹介します。
- Build on Trainium プログラムを通じて AI 研究と教育を加速 – 次世代の AI 研究者が Amazon チップを使用して発見を加速させる方法をお読みください。AWS は、大学研究者が専用の AI チップにアクセスできるようにするために、1 億 1,000 万 USD を投資しました。AWS Trainium は、UC Berkeley、MIT、Carnegie Mellon などの大学で AI 研究を高速化しています。すべての研究はオープンソースであるため、より広範な開発者コミュニティに改善内容が還元されることになります。
- AWS Community Days 2026 の完全リスト – 講演者が同じ志を持つ仲間であり、主催者が情熱を持つがゆえに活動するボランティアであって、コミュニティ自体がアジェンダを作成するようなイベントには、他とは違う特別な何かがあります。AWS Community Day はまさにそのようなイベントで、世界全大陸の都市で毎年開催されています。
- Kiro スタートアップクレジットプログラムが復活 – 第一弾では何千人もの創業者が応募したプログラムが、申し込みの受け付けを再開しました。プログラムに申し込んで、最大 1 年分の Kiro Pro+ クレジットを受け取りましょう。このクレジットは、組織の AWS アカウントに自動的に適用されます。
AWS のブログ記事一覧については、AWS ブログページをご確認ください。
AWS について詳しく学び、次に予定されている AWS 主催の対面イベントとバーチャルイベント、スタートアップイベント、AWS Summits などの開発者向けイベントを調べて参加しましょう。AWS Builder Center にもご参加ください。ビルダーとつながり、ソリューションを共有して、開発をサポートするコンテンツにアクセスできます。
2026 年 5 月 18 日週のニュースは以上です。2026 年 5 月 25 日週の Weekly Roundup もお楽しみに!
– Channy
原文はこちらです。