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Amazon QuickSight における新しい分析体験が2023年11月に開始

Amazon QuickSight は、クラウド向けに構築されたビジネスインテリジェンス (BI) サービスです。機械学習 (ML) を活用しており、スケーラブル、サーバーレス、埋め込み可能です。QuickSight により、Web ブラウザーやモバイルデバイスを介してアクセス可能な、インタラクティブなダッシュボードや高度な形式のレポートを作成および公開できます。2023 年 11 月 7 日から、QuickSight に新しい分析体験が導入されます。新しい体験では、QuickSight でダッシュボードをより直感的かつ効率的に作成できるようになります。本ブログでは、この再設計の主な体験を紹介し、作成者が美しいダッシュボードやレポートを作成するためにより改良されたワークフローについて説明します。

主要な体験

今回の再設計により、QuickSight は次のような重要な体験を実現しました。

  • 3 ペインレイアウト – 新しく合理化されたレイアウトでは、データ、ビジュアライゼーション構築、オブジェクトプロパティの間を簡単に移動することが可能な、明確で整理されたワークスペースを提供します。3 ペインの分析体験には、ペインコンポーネントの更新、縦型に整理された新しいフィールドウェル、フィールドのドラッグアンドドロップ、追加/編集ワークフロー、ビジュアルタイプセレクターの再設計、プロパティペインが含まれます。
  • 分析ツールバー – 作成、編集、ペイン管理といった重要な機能にたった 1 クリックでアクセスでき、分析体験全体を通してより効率的に作業することが可能になります。

以下は、作成プロセスを効率化するために、コアとなるオーサリングワークフローがどのように再設計されたかを示しています。

  • ビジュアルの追加 – 作成者は、キャンバスにビジュアルをシームレスに追加する作業をよりスムーズに、複数の方法で行うことができます。ビジュアルの追加と、テキストやカスタムコンテンツなどのその他のオブジェクトの追加を簡単に区別できるようにしました。これにより、作成者はより柔軟な制御を行えるようになります。
  • ビジュアルの変更 – 再設計された UI により、ビジュアルの変更がより意図的に行えるようになりました。作成者がビジュアルを選択しているか否かに基づいて、UI にてその状況を確認できます。これにより、意図しない変更を防ぎ、シームレスな変更を行うことが可能になりました。
  • ビジュアルへのデータの追加 – フィールドリストの横にある縦型のフィールドウェルを使用すると、データフィールドを簡単にドラッグアンドドロップできます。これにより作成者のワークフローが改善されます。

プロパティの編集 Properties は画面の右側に設置された専用のペインとなり、1 つ以上のビジュアルのプロパティを簡単に編集できるようになりました。プロパティペインには、条件付き書式設定やアクションなど、オブジェクトに関連するすべてのプロパティが統合されるようになりました。

新しい体験へのナビゲーション – 導入された変更のほとんどは直感的に操作できるように設計されていますが、作成者が機能やワークフローを発見することができるように、様々な分析アクションを検索する機能も導入しました。分析メニューに統合されたクイック検索により、分析体験内の機能の発見がより簡単になります。クイック検索ではキー操作のたびに検索結果が絞り込まれるため、特定の機能を簡単に見つけることができます。ダッシュボード作成タスクの効率を向上させながら、目的の機能に移動することができます。

ベータ体験のオプトアウト – 以前の体験に戻したい場合は、2023 年 11 月 21 日まで可能です。オプトアウトするには、ツールバーの右上にある [New Look] をクリックし、[Switch back] を選択します。新しい体験に変更する準備が完了次第、いつでもこのオプションから新しい UI に切り替えることができます。

まとめ

本ブログでは、再設計された分析体験によって、どのように QuickSight が多様なデータ分析要件に適した、強固、柔軟、安全な BI プラットフォームとしてより良く機能するのかについて説明しました。主要なオーサリングワークフローの再設計は、2023 年 11 月 7 日から利用可能です。

詳細については、Amazon QuickSight AWS の最新情報の Quicksight フィードを参照してください。

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追加のディスカッションや、質問への回答を得られるヘルプについては、QuickSight コミュニティをチェックしてください。

翻訳はソリューションアーキテクトの守田が担当しました。原文はこちらです。


著者について

Rushabh Vora は、Amazon Web Services のクラウドネイティブなフルマネージド BI サービスである Amazon QuickSight のシニアテクニカルプロダクトマネージャーです。彼はデータ可視化に情熱を注いでいます。以前は、Amazon Business でプロダクトマネージャーとして働いていました。