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Amazon WorkSpaces および Amazon Chimeによる在宅勤務向け無料利用枠オファーの延長
2020年4月1日に発表したAmazon WorkSpaces および Amazon Chime の新規のお客様向けのオファーでは、最大 50 の Amazon WorkSpaces Windows スタンダードバンドルと他の WorkSpaces バンドルとの組み合わせを無料で利用し、COVID-19 発生時に従業員が自宅から作業できる様にするための支援を行いました。 また、Amazon Chime については、お客様がどこからでもコミュニケーションやコラボレーションを行えるように、無料で Amazon Chime Pro 機能へのアクセスを提供しました。これらのオファーはどちらも6月30日まで利用可能でした。オフィス勤務を再開するお客様がいる一方で、多くのお客様ではいまだ在宅勤務を継続しており、この先数か月、数四半期、または永続的に在宅勤務を継続する可能性について言及するお客様もおられます。こういった背景を踏まえ、在宅勤務におけるお客様の従業員の生産性と安全を維持し続けるために、Amazon WorkSpacesおよびAmazon Chimeの無料利用枠のオファーを2020年9月30日まで延長する事になりました。
新規の Amazon WorkSpaces のお客様は、最大50台の Windows スタンダードバンドルを展開できる Amazon WorkSpaces 無料利用枠にサインアップすることで、このオファーを利用できます。現在この無料利用枠を利用されている Amazon WorkSpaces のお客様は、2020年9月30日まで、継続して利用することができます。さらに、この無料利用枠には、Windows パフォーマンスバンドルの WorkSpaces を1台、Windows バリューバンドルの WorkSpaces を1台、Linux スタンダード WorkSpaces を2台利用できます。これらの WorkSpaces は、WorkSpaces 無料利用枠が現在利用可能なすべての AWS リージョンで利用できます。
新規のお客様は、特定の Amazon Chime Pro 機能を利用して、オーディオ、ビデオ、および、チャットを通じたリモートコミュニケーション、リモートコラボレーションを行うこともできます。これにより、お客様は、最大250人の参加者の会議をスケジュール、参加することができ、会議の記録などの、より高度な機能も利用することができます。現在この無料枠を利用されている Amazon Chime のお客様は、2020年9月30日まで、これら Amazon Chime Pro 機能を利用することができます (オファーの利用規約については、Amazon Chime の料金ページを参照してください)。
私たちは、GrubHub や Juniper などのお客様の在宅勤務のニーズを支援できることを誇りに思っており、このオファーを延長することで、さらなる支援を行いたいと考えております。
「GrubHub, Inc. は、オンラインとモバイルのプラットフォームを備えた10億ドル規模のフードサービスで、米国でも最大かつ包括的なレストランパートナーネットワークを備えています。ローカルレストランをサポートし、ドライバーの安全を促進するために不可欠なビジネスとして、GrubHub は Amazon WorkSpaces を利用してビジネスの継続性を確保し、すべての部門を在宅勤務 (WFH) モデルに移行することで、従業員の安全をサポートしました。GrubHub のコーポレートクラウドサービスチームは、2日間で、少数台の WorkSpaces から 1,200 台以上の WorkSpaces へ拡張しました。Amazon WorkSpaces は、お客様とのリアルタイムコミュニケーションやチャネルへのコンタクトを用意に可能とし、100%の従業員と新入社員が在宅勤務 (WFH) を行うことを可能とし、BYOD (Bring Your Own Device) 戦略を加速させました。GrubHub は、この不確実なときでも、カスタマーサービスの高品質な基準を維持し、新しい情報や働き方の変化に基づき、迅速に拡大または縮小することができます。GrubHub は、コストをコントールし、この仮想デスクトップ環境を拡張し、お客様、レストランパートナー、ドライバー、次に来るもの何でも、現在のニーズと将来のニーズを満たす柔軟性を備えています。」– Justinian Fortenberry, Chief Information Security Officer – Grubhub Holdings, Inc.
「Amazon Chime は、年間サブスクリプションを請求する他のサービスとは異なり、ユーザーごと、日ごとの課金構造で、迅速に展開、拡張することができます。これまでは従業員の20%が電話会議に接続出来ていなかった可能性がありましたが、今ではその心配はなくなりました。実際に、Amazon Chimeを利用して最初に行った 電話会議は、私だちにとってこれまでで最も成功したセッションでした。 Amazon Chimeを導入した事で、新しい ID 管理システムを学習したり、従業員に対して教育を行うといったプレッシャーからも解放されました。従業員は当初、在宅勤務による業務影響について心配していましたが、今では容易に会議に参加し、ドキュメントと画面を共有しながら同僚と会話できる様になりその利便性を実感しています。困難な状況下においては、そういった単純なことで、従業員に快適さを感じてもらえるようになりました。」– Dan Beeston, ICT manager – Juniper
この特典の詳細については、Amazon WorkSpaces および Amazon Chime の料金ページをご覧ください。 AWSマネジメントコンソールにログインすると、すぐに開始できます。
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翻訳は EUC Specialized SA の平田、橋本が担当しました。