Amazon Web Services ブログ
Category: Business Productivity
Amazon Chime SDKを使ってMedia Capture Pipelineからビデオを合成する
2021年7月にAWSは、Chime SDKのミーティング中に生成されるビデオ、オーディオ、およびその他のデータをS3バケットにキャプチャする方法として、Chime SDK Media Capture Pipelineを発表しました。続いて新機能が最近リリースされ、キャプチャ方法をカスタマイズできるようになりました。この機能には、参加者の個々のビデオを個別にキャプチャするオプションがあります。キャプチャしたデータに機械学習分析 (AWS Rekognition、Amazon Comprehend) を適用でき、柔軟性が向上する一方、単一のアウトプットファイルを作成するには追加の合成が必要になります。 このブログ記事では、Media Capture Pipelineから生成された個々のビデオを単一のビデオファイルに合成する数多くの方法のうちの1つについてご紹介します。この方法は、1)リモートコーチングや遠隔学習で、ミーティング出席者のビデオが横並びに配置されている場合や、2)スクリーン共有を使うカスタマーサービスで、共有スクリーンがメインビデオとなり、個人が画面脇に小さなタイルとして表示される場合などのユースケースに役立ちます。
Read MoreAmazon ChimeSDK と Amazon IVS で RubyKaigi を数日で構築するには
本投稿は、Cookpad のシニアソフトウェアエンジニアで、RubyKaigi オーガナイザーでもある Sorah Fukumori 氏による寄稿です。本稿での意見は第三者によるものであり、この記事の内容及び正確さについて AWS は責任を負いません。 RubyKaigi は日本で開催されている、プログラミング言語 Ruby に関する世界最大級の国際カンファレンスです。長引く COVID-19 の影響で、私たちはオフラインでの開催を諦め、オンラインでの開催を決定しました。2020 年、RubyKaigi Takeout 2020 と称し無料で広く使われているオンラインビデオサイトを使用して初のバーチャルカンファレンスを開催しました。そして、 2 回目のバーチャルカンファレンスとなる今年の RubyKaigi Takeout 2021 では、私たちのニーズにあったバーチャルカンファレンスソリューションを構築し、有料で開催することを決定しました。
Read Moreハリケーン Ida の影響を受けた非営利団体、政府、コミュニティを AWS がどのように支援しているのか
AWS 災害対応チームのボランティア Paul Fries は、警察署を物資ディストリビューションセンターや州兵部隊と FEMA のための住宅に改装した際に、ケーブルを敷設して接続性を確保しました。 ハリケーン Ida の余波による危機的状況の中、AWS の災害対策チームは、Information Technology Disaster Resource Center (ITDRC)、セントバーナード郡政府、Crisis Cleanup など、お客様をサポートするための人員やリソースを提供しています。
Read MoreAmazon Chime SDK messagingでリアルタイムコラボレーションを行う
Amazon Chime SDK messagingは、開発者がユーザーのコミュニティを安全かつスケーラブル、そして永続的なメッセージングで簡単に接続するために必要なビルディングブロックを提供します。利用可能なAPIには、メッセージの送信、履歴の取得、メッセージの編集および削除、保存されたメッセージの保持ポリシーの設定、チャットデータのストリーミングエクスポートなどがあります。Amazon Chime SDK messagingは、お客様がより迅速に構築できるよう支援し、運用を簡素化します。 Amazon Chime SDK messagingを1対1のメッセージングユースケースに使用できることに加え、弊社のAPIは、幅広いユースケースに対応できる柔軟性を備えているとお客様は実感されています。Amazon Chime SDK messagingをアプリケーションのデータトランスポートとして使用し、ユーザーにとって真にユニークなエクスペリエンスを構築しています。また私たちのお客様は、コラボレーションチャットから、ビデオ放送と並行したメッセージング、そしてオンラインドキュメントやホワイトボードでのリアルタイムコラボレーションに至るまで、さまざまなエクスペリエンスを構築しています。
Read MoreAmazon Chime SDK Meetings Media Capture Pipelineの利用方法
Amazon Chime SDKの新機能により、デベロッパーはミーティング内容をキャプチャできるようになります。この新しい機能であるメディアキャプチャパイプラインは、会議音声、動画、およびコンテンツ共有ストリームを会議のイベントやデータメッセージとともにキャプチャし、デベロッパーによって指定されたAmazon Simple Storage Service(Amazon S3またはS3)バケットに保存します。Amazon Chime SDKを使用したメディアキャプチャパイプラインは、デフォルトで次のような機能を提供します。(キャプチャしている間に)ミックスされた会議音声ストリームをキャプチャする、アクティブなスピーカーがビデオ利用可能な場合、スピーカーの動画をキャプチャする、そして、コンテンツ共有ストリームについても利用可能な場合、キャプチャすることができます。デベロッパーは、アクティブなスピーカーの動画をオフにするようリクエストすることで、代わりに各参加者がアクティブな時に個々の動画ストリームをキャプチャすることができます。すべてのミーティングアーティファクトは、デベロッパーが指定したS3バケットに、最大5秒のチャンクファイルで会議中保存されます。
Read MoreAmazon IVSとAmazon Chime SDKでライブストリーミングチャットアプリケーションを作る方法
低遅延のライブストリーミングの構築やチャット機能の実装は、インタラクティブな体験を求めるお客様からの共通の要望です。例えば、UGC(ユーザー生成コンテンツ)を使ったライブ配信アプリを構築したいと考えているお客様は、ユーザー間の交流を深めるためにチャットを求めています。ライブコマースサービスでは、販売者はライブストリーミング中の製品チャットの問い合わせに対応する必要があり、教育分野では、教師が仮想教室でQ&Aを通じて学生と交流したいと思うかもしれません。 Amazon Chime SDKにAmazon Interactive Video Service (Amazon IVS)を統合することで、お客様は、フルマネージドで低遅延の、チャットを組み込んだインタラクティブなライブ放送イベントを構築することができます。 Amazon IVSは、低遅延でインタラクティブなライブストリーミング体験を迅速に構築するのに役立ちます。Twitchの技術をベースにしたAmazon IVSチャンネルは、完全に管理された低遅延のライブストリームであり、時間指定のメタデータAPIを使用して視聴者の体験を向上させます。 Amazon Chime SDKは、ライブストリーミング用に強化されたチャット体験の構築をサポートします。メッセージング機能であるAmazon Chime SDK for messagingのリリース以来、お客様は非同期、スケーラブル、永続的、インタラクティブなチャット体験やチャット機能を従量課金で構築できるようになりました。
Read More2021 メディア業界のお客様向け AWS 勉強会 第四回「メディア系 AWS 活用事例紹介 ~ 放送・配信 ~」
2021/07/21 にメディア業界のお客様向けにAWS勉強会を開催いたしました。第四回ではこれからクラウド・コンピューティング、 AWS の利用を検討される皆様へ、放送・配信の領域にフォーカスした事例をご紹介しています。資料のダウンロードおよび動画の視聴は下記のリンクからご利用頂けますので、合わせてご確認ください。 資料のダウンロード及び動画の視聴リンク それではここから当日のセッションの内容について簡単にご紹介させていただきます。
Read MoreAmazon Honeycode で学校の安全な開校を支援
(この記事は、 Helping schools open safely with Amazon Honeycode を翻訳したものです。) 2020年は物理的に人を集めなければならない組織、特に学校にとっては困難な時期でした。教師と生徒が安全に集まれるようにするための一般的なアプローチは、毎日子供が登校する前に保護者に情報提供を求めることです。この記事では米国ボストンの St Johns Nursery School で使用されている毎日の健康状態を確認するためのアプリを構築するにあたっての検討内容と手順を紹介します。
Read MoreAmazon Honeycode を使ってコーディングなしで経費管理アプリケーションを作成する方法
(この記事は、 How to create an Expense Tracking App without coding using Amazon Honeycode を翻訳したものです。) 概要 アプリケーションを作るためにはプログラミングの経験が必要と思っている方も多いと思います。しかし、Gartner社によると「2024年までに、ローコードアプリケーション開発がアプリケーション開発の65%以上を占めるようになる」と言われています。これからのアプリ開発は技術的なバックグラウンドを持つ人も持たない人も、プログラミングやコードを必要とせずにアプリを作ることができるシンプルなインターフェイスになるということです。 AWSはユーザーフレンドリーな "ノーコード" アプリ開発プラットフォームである Amazon Honeycode を提供しています。Honeycode はモバイルやウェブ向けのカスタム生産性アプリケーションをプログラミングなしで構築することができます。 Honeycode は iOS と Android の両方に対応したアプリケーションの開発を無料で始めることができます。
Read MoreFensi による Amazon Chime SDK を使った 1 on 1 トーク機能の実装方法
本投稿は株式会社 CAM と アマゾン ウェブサービス ジャパンのソリューションアーキテクト 廣瀬 による共同執筆です。 CAM および Fensi について 株式会社 CAM は、占い事業やアーティストファンビジネスを中心としたエンターテインメント事業およびプロダクトの開発・運営を行っています。 2019 年には、簡単に自身の公式サイトやファンクラブを開設することができるサービス Fensi を開始しています。Fensi では、記事・写真・動画などのコンテンツの投稿、ページの仕様やデザインのカスタマイズ、オリジナルグッズの販売機能やファンクラブとしてのオンラインサロン、やレッスンなどのクローズドコンテンツの販売が可能です。 2021 年 1 月には、この Fensi で 1 on 1 トーク機能をリリースしました。 1 on 1 トーク機能の根幹となるビデオ通話機能には Amazon Chime SDK を採用しています。本投稿では、Amazon Chime SDK を採用した背景とアーキテクチャ、幾つかのテクニックを紹介します。
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