Amazon Web Services ブログ
Category: Best Practices
AWSLogs コンテナログドライバーのノンブロッキングモードによるログ損失の防止
可観測性の向上とトラブルシューティングのために、コンテナログをコンピューティングプラットフォームから、ログ集約サーバーに転送することをお勧めします。実際には、ログサーバーが到達不能になったり、ログを受け入れられなくなる場合があります。ログサーバーの障害に対するアーキテクチャ設計には、トレードオフがあります。サービス所有者は、次の点を検討する必要があります。
アプリケーションは、トラフィックへの応答 (または作業の実行) を停止し、ログ集約サーバーが復旧するのを待つべきでしょうか? (正確な監査ログがサービスの可用性よりも優先されますか?)
アプリケーションは、ログサーバーがバッファを使い切る前に復旧することを期待してログをバッファリングしながらトラフィックに対応し続けるべきでしょうか? ログ送信先が利用できないレアケースにおいてログが失われるリスクを受け入れるべきでしょうか?
コンテナのログドライバーでは、このトレードオフは上記 1 の考慮事項に対して「ブロッキング」の設定パラメータ、2 の考慮事項に対して「ノンブロッキング」の設定パラメータで実装されています。AWS ブログの「Choosing container logging options to avoid backpressure」では、Rob Charlton がこのトレードオフを探求し、AWSLogs コンテナログドライバーのデフォルトの「ブロッキング」モードでアプリケーションがどのように動作するかをテストする方法を説明しています。
この記事では、「ノンブロッキング」 について詳しく説明し、AWSLogs ログドライバーを使用したログ損失の試験結果を示します。
Amazon Bedrock で DeepSeek-R1 Distilled Llama モデルをデプロイする
この記事では、Amazon Bedrock Custom Model Import を使用して DeepSeek-R1 の蒸留バージョンをデプロイする方法を探ります。これにより、最先端のAI 機能を安全でスケーラブルな AWS インフラストラクチャ内で効果的なコストで使用したい組織がアクセスできるようになります。
AWS で実現する安全な生成 AI アプリケーション – OWASP Top 10 for LLM Applications 2025 の活用例
このブログでは、OWASP Top 10 for LLM Applications について、2023 年 10 月に公開された Version と 2024 年 11 月に新たに公開された Version の差分などに触れながら、特に新しく追加された脆弱性について考察し、具体的に AWS で生成 AI アプリケーションを開発・運用する際の具体的な事例や対策方法をご紹介します。
より詳細なコスト可視化のためのタグ付け戦略の策定・適用の方法
お客様は常に AWS の支出をよりよく理解する方法を探しています。多くのお客様が、特定のチームがどのくらい支出 […]
AWS PrivateLink の VPC リソースサポートを使用した、AWS アカウント間での SaaS 機能の拡張
本稿では、VPC リソースに対する AWS PrivateLink サポートを使用して、VPC やアカウントの境界を越えて、さらにはオンプレミス環境からも、共有リソースへのプライベートで安全かつ効率的な接続を実現する方法について探ります。また、SaaS プロバイダーとそのクライアントに特化した、新しい AWS PrivateLink の機能を実装するための一般的なユースケースと実装のベストプラクティスについても検討します。
Amazon S3 でオブジェクトの意図しない暗号化を防止する
Amazon Web Services(AWS)では、お客様のデータセキュリティが最優先事項であり、今後もそれは変わりません。AWS Customer Incident Response Team(CIRT)と当社の自動セキュリティ監視システムは、最近 Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)バケットに関連する異常な暗号化アクティビティの増加を確認しました。
予測可能および動的なアクセスパターンに対する Amazon S3 のコスト最適化
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エンタープライズ向けのマルチテナント型の生成 AI 環境を AWS で構築する
本記事は、2024年11月7日に公開された Build a multi-tenant generative A […]
三協立山株式会社様の AWS 生成 AI 活用事例:議事録作成時間を 75% 削減する生成 AI アシスタントを1か月でリリース
本ブログは、三協立山株式会社と Amazon Web Services Japan が共同で執筆しました。 三 […]
【寄稿】アオラナウ株式会社、AWSのGenUを活用した社内RAGシステムで技術調査業務の効率化を実現
はじめに 生成 AI の活用が企業の競争力を左右する時代となっています。しかし、PwC 社の 生成AIに関する […]