Amazon Web Services ブログ

Category: Management Tools

AWS DevOps Agent で調査コストを事前に制御する

AWS DevOps Agent のような自律型 AI エージェントは、調査中に呼び出す API、回数、対象スコープを動的に判断します。そのため、調査能力だけでなく、実行前にコストを把握して制御する仕組みも重要です。Investigation Cost Guardrail スキルを利用すると、最初の課金対象クエリを実行する前に見積もりを確認し、続行するかどうかを判断できます。本記事では、このオープンソーススキルが AWS サービスやサードパーティーツールの操作を分類し、リージョンごとのライブ料金とデータ転送コストを取得する仕組みを解説します。また、Proceed(続行)、Warn(警告)、Halt(停止)の判定ゲートを、3 つの具体的な調査シナリオとともに紹介します。

AWS での多段階攻撃の検出: サービス横断のシグナル相関分析ガイド

単一のアラートだけでは、多段階攻撃の全体像は見えません。この記事では、Amazon GuardDuty 拡張脅威検出に、データ分類、通常のアクセスパターン、リソースの所有関係、変更ウィンドウといったお客様のビジネスコンテキストを重ね合わせる方法を説明します。CloudTrail、VPC フローログ、Route 53 Resolver クエリログを CloudWatch Logs Insights で相関付ける 4 つのパターンを紹介し、Lambda、Amazon SNS、EventBridge Scheduler を使った相関ルールの自動化手順も解説します。

Amazon Bedrock を使った AWS Systems Manager Session Manager ログの AI による異常検知

Session Manager のセッションで実行されたコマンドはトランスクリプトとして記録されますが、数百台のノードで毎日数千件になると、SOC チームが手作業で確認することはできません。このブログでは、Amazon Bedrock、AWS Lambda、Amazon S3、Amazon Bedrock AgentCore を使い、セッションの終了時にトランスクリプトを自動で分析して Normal・Suspicious・Critical に分類し、不審なセッションを SOC にメールで通知する仕組みを構築します。分類の基準、CloudFormation テンプレートでのデプロイ手順、セッションの履歴を自然言語で問い合わせる方法を説明し、多層的なセキュリティ戦略の中での位置付けにも触れます。

Aurora DSQL コンソールと CloudWatch アラームで Amazon Aurora DSQL のコストをモニタリングする

Amazon Aurora DSQL の DPU 料金モデルと、CloudWatch メトリクスと請求額の対応関係を解説します。Aurora DSQL コンソールの Usage and cost パネルでコストを確認する方法、1 時間あたりの DPU 使用量を監視する CloudWatch アラームの設定方法、AWS CloudFormation でアラームをデプロイする方法を紹介します。

プライベートアクセスでデータ境界を AWS マネジメントコンソールまで拡張

AWS マネジメントコンソールプライベートアクセスが、インターネット接続のない VPC に対応し、一般提供を開始しました。認証フロー、静的アセット、コンソール専用 API を含むコンソールトラフィックを、AWS PrivateLink の VPC エンドポイント経由でルーティングできます。この記事では、VPC エンドポイントポリシーとサインイン用のリソースコントロールポリシー (RCP) を組み合わせてデータ境界を強化する方法を説明します。パイロット導入の手順と考慮事項も紹介します。

AWS CloudTrail を使ったインシデント調査・対応ガイド – パート 2

本ガイドのパート 2 では、ウェブアプリケーションの SSRF の脆弱性を起点に、IMDSv1 からの認証情報の窃取、リージョンホッピングを経て Amazon Bedrock が不正使用されたマルチステージ攻撃を、AWS CloudTrail のログから分析します。userIdentity、readOnly、awsRegion などの注目すべきフィールドとインシデント対応チェックリストを紹介し、IMDSv2 の強制、最小権限、モデル呼び出しのログ記録といった強化策と、脅威アクターの回避手法も解説します。

AWS CloudTrail を使ったインシデント調査・対応ガイド – パート 1

AWS CloudTrail ログには、疑わしいアクティビティを調査するために必要な証拠が含まれています。このパート 1 では、AWS の Security Incident Response Team (SIRT) が実践する調査手法を、2 つの実際のシナリオに沿って紹介します。1 つは、設定ミスのあるクロスアカウントアクセスが悪用され、ランサムウェアとの関連が疑われる Amazon S3 データ削除に至った事例です。もう 1 つは、多要素認証 (MFA) のないコンソール認証情報が悪用され、AWS CloudFormation と AWS CloudShell で暗号通貨マイニングが行われた事例です。重要なフィールドの読み解き方、調査の優先順位、対応チェックリスト、予防策を解説します。

AWS で本番 AI エージェントを構築する: 6つの柱によるウォークスルー

AI エージェントをデモから本番運用へ進めるには、何が必要でしょうか。本記事では、自動車工場の部品在庫エージェントを例に、Build (構築)・Test (テスト)・Run (実行)・Secure (セキュリティ保護)・Observe (観測)・Govern (ガバナンス) の6つの柱を順に解説します。Amazon Bedrock AgentCore や Guardrails、Evaluations、Cedar ポリシーを使った実装方法を紹介します。

AWS における耐量子署名、パート 2: SCP と IAM による ML-DSA アルゴリズムポリシーの強制

この記事では、組織の暗号アルゴリズムポリシーを AWS の予防的コントロールと発見的コントロールに変換する方法を紹介します。ML-DSA-65 と ML-DSA-87 を承認し、ML-DSA-44 を除外する例を用いて、kms:KeySpec 条件キーと SCP、IAM ポリシー、アクセス許可の境界、キーポリシーを組み合わせた多層防御を解説します。AWS Private CA や TLS 証明書に対するプロビジョニング制御、AWS CloudTrail と AWS Config によるドリフト検出、暗号アジリティを実現する設計のポイントも説明します。

AWS における耐量子署名、パート 1: ML-DSA によるソフトウェアサプライチェーンの構築

「今収集し、後で偽造する」脅威に備え、AWS KMS、AWS Private CA、IAM Roles Anywhere を組み合わせて、ML-DSA による耐量子ソフトウェアサプライチェーンを構築する方法を紹介します。ML-DSA PKI 階層の構築から、CI/CD パイプラインでのバイナリ、コンテナイメージ、SBOM への署名、デプロイ時の検証、SCP による予防的コントロールまでを解説します。さらに、CNSA 2.0 や EU サイバーレジリエンス法の期限に向けた推奨アクションもまとめます。