Amazon Web Services ブログ

Category: Management Tools

AWS Config 高度なクエリ機能の利用を自然言語によるクエリ作成機能で簡素化する

AWS Config の高度なクエリ機能は、AWS リソースの設定状態を示すメタデータを取得し、リソースのコンプライアンス状態を特定するための SQL ベースのクエリインターフェースを提供します。AWS Config の高度なクエリは、単一の AWS アカウントおよびリージョン、または AWS Config のアグリゲータを使用して設定されたマルチアカウントとクロスリージョンにおいても使用できます。しかしながら、クエリの作成には SQL の知識および、リソースの設定プロパティとリソース間の関係性の理解が必要であり、お客様のAWS 環境の規模と複雑さが増すにつれ、SQL の作成はより複雑で時間のかかる作業になりがちでした。

そこでこの度、AWS Config では自然言語で書かれたシンプルな命令や質問を使用して AWS リソース、設定、コンプライアンス状態を問い合わせることができる生成 AI を活用した自然言語クエリ (プレビュー提供) 機能をリリースしました。クエリを自然言語の文章、命令、質問として記述できるため、SQL を学習したり、リソースの設定プロパティやリソース間の関係性を理解するための負荷が低減します。

本ブログでは、AWS Config の高度なクエリ機能で自然言語クエリを利用する方法を解説します。シンプルな文から始めて、求める回答を得るためにどのように改善していけば良いかも併せて解説します。

AWS Weekly Roundup – Bedrock での Claude 3 Sonnet サポート、新しいインスタンスなど – 2024 年 3 月 11 日

3月4日週の金曜日は国際女性デー (IWD) でした。本題に入る前に、テクニカルリーダーとしての地位に昇りつめ […]

自動化によりモダナイゼーションを加速する

自動化は、開発ライフサイクルの生産性、効率性、信頼性を大幅に向上させ、それにより、チームはイノベーションと価値提供に集中することができます。自動化は、重要なマイルストーンを定義し、成熟度モデルに照らして測定することで、戦略的なアウトプットとして考えることができます。自動化は、プロジェクトの導入フェーズから実装まで注意を払う必要があるジャーニーです。自動化はそれ自体がアウトプットであり、重要なイネーブラーであるというメンタルモデルで、モダナイゼーションの加速を促進します。

クラウドマイグレーションからモダナイゼーションへの進化

クラウドへのマイグレーションは、IT 環境をモダナイゼーションするための第一歩です。マイグレーションを完了することで、企業はよりモダンで、俊敏かつセキュアなIT 環境の基盤を築くことができます。しかし、多くの企業では、マイグレーション中に築かれた最初の勢いが減速し、行き詰まることが多々あります。クラウド導入の真の価値は、その後のアプリケーションと開発手法のモダナイゼーションにあり、魅力的なメリットを引き出すことにあります。組織は、モダナイゼーションの顧客への提供価値を明確にし、それを明確なビジネス成果に結びつけるのに苦労することが多いと言えます。この記事では、当初のマイグレーションの勢いを維持しながら、クラウド導入のメリットを最大化するため、モダナイゼーションフェーズに進化するためのベストプラクティスを紹介します。

2024 年 1 月の AWS Black Belt オンラインセミナー資料及び動画公開のご案内

2024 年 1 月に公開された AWS Black Belt オンラインセミナーの資料及び動画についてご案内させて頂きます。
動画はオンデマンドでご視聴いただけます。

また、過去の AWS Black Belt オンラインセミナーの資料及び動画は「AWS サービス別資料集」に一覧がございます。
YouTube の再生リストは「AWS Black Belt Online Seminar の Playlist」をご覧ください。

Well-Architected Framework Review の実施方法 – パート 3

これまでのブログ投稿で、Well-Architected Framework Review(WAFR) を実行するための最初の 2 つのフェーズについて説明しました。 最初のフェーズは準備で、2 番目のフェーズはレビューを実施することです。 このブログ投稿では、3 番目のフェーズである改善について詳しく説明します。

Well-Architected Framework Review の実施方法 – パート 2

Well-Architected Framework Review (WAFR) を成功させるには、準備、レビュー、改善の 3 つのフェーズがあります。このブログシリーズのパート 1 では、準備フェーズについて説明しました。このパートでは、第 2 フェーズ、つまり実際のレビューにおけるベストプラクティスについて詳しく説明します。

Well-Architected Framework Review の実施方法 – パート 1

AWS では、あらゆるものにベストプラクティスがあり、ワークロードに対して実施する Well-Architected Framework Review(WAFR) も例外ではありません。チームの経験、ワークロードの複雑さ、レビューする柱、後に取り上げるその他の要因など、複数の要因によって、WAFR は大掛かりな取り組みになる可能性があります。これらのベストプラクティスを認識していることは、チームがレビューに投資している時間がアーキテクチャのリスクを特定し、それらに対処するという期待される結果につながることを確実にするための鍵となります。この 3 部構成のブログシリーズでは、AWS がお客様と多数の WAFR を実施した際に学んだ教訓のいくつかを共有します。パート 1 では、レビューの準備方法をお話しします。パート 2 では実施方法をカバーし、パート 3 ではアーキテクチャのリスクを特定し、それらを修正するための計画を作成する方法をカバーしています。