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AWS Coding Plugin for SAP ABAP, powered by Kiro のご紹介

SAP ABAP コードを書くエンタープライズ開発者は、複雑に統合されたシステムの中でビジネスロジックを実装・変換しなければなりません。この課題に対処するために、ABAP 開発者には、エージェントと開発者の協働を通じてビジネス要件の解決を中心に据えた AI コーディングツールが必要です。スペック駆動開発 (SDD) は、ビジネス要件を最優先する規律ある方法論です。

2025 年、Kiro はエージェント型開発への構造化されたアプローチとして、SDD を開発者コミュニティにもたらしました。そして本日、お客様が SAP の ABAP Development Tools (ADT) と併せて Eclipse で SDD を活用できるよう、Kiro を搭載した AWS Coding Plugin for SAP ABAP をリリースしました。ABAP 開発者は、普段お使いの ABAP エディタでスペックファーストのワークフローを利用できるようになりました。

「AWS Coding Plugin for SAP ABAP と、スペック駆動開発プロセスにビジネス要件を組み込むその能力に感銘を受けました。わずか 5 時間で、当社の TMS コードのカスタマイズをレビューし、今後予定されている変更との互換性を検証し、さらに深掘りに活用できるレポートを作成してくれました。」Mondelēz International、Continuous Integration Lead、Rajesh Shah 氏

協働型のアプローチ

AWS Coding Plugin for SAP ABAP は、設計フェーズで開発者を巻き込むことで ABAP 開発ワークフローを変革します。その後、エージェントは実装中に自律的に作業できます。そして引き渡しの準備ができたときや要件が変わったときに、再び開発者と連携します。

Coding Plugin は、Eclipse 内のエージェント型チャットを通じて開発者と連携します。必要なことを説明すると、プラグインが開発者にヒアリングしてステアリングドキュメントを作成し、ビジネス要件の定義を協働で進めます。次に、稼働中の SAP バックエンドで見つけた関連 ABAP オブジェクトに基づいてソリューションを設計します。そしてその設計に基づく実装計画を提案します。この「スペック」は、開発者とエージェントの協働の成果物です。スペックがあることで、エージェントは自らテストし、高品質な結果に向けて反復しながら、大規模な開発、変換、改善に取り組むことができます。チャットでは、Coding Plugin が adt:// ハイパーリンクを記述できるため、参照している ABAP コードやオブジェクトにすばやくジャンプできます。さらに、変更内容のレビューやコードについての議論のために、エディタでオブジェクトを開くこともできます。

Coding Plugin は、Kiro の思考プロセスと Kiro のツール承認プロンプトを表示します。Kiro は、チケット管理システム、社内ドキュメント、メッセージングなど、組織の MCP サーバーにも接続できるため、ABAP チームのエンドツーエンドの開発ワークフローの一部として機能します。

プロンプトの例

Coding Plugin の動作を示すプロンプトの例をいくつか紹介します。

  • 「テーブル ZLOGISTICS に新しい項目を追加し、関連する検証ロジックを更新するスペックを書いてください。レポート ZFREIGHT_PATH に最近加えた変更を考慮してください。結果の出力が添付のスプレッドシートのサンプルデータと一致することを検証してください。」
  • 「パッケージ ZFINANCE のオブジェクトをレビューし、abapdoc アノテーションと必要に応じたインラインコメントでドキュメント化するスペックを作成してください。パッケージ ZSHIPPING に見られる社内スタイルに合致していることを検証してください。」
  • 「パッケージ ZSALES のクラスにユニットテストを追加し、ATC を使ってクリーンコア準拠のために反復的にリファクタリングするスペックを作成してください。最後にユニットテストが引き続き合格することを検証してください。」

AWS Coding Plugin for SAP ABAP はどのような方に適しているか

AWS Coding Plugin for SAP ABAP は、エージェント型ツールとの協働を求める ABAP 開発者のチームに最適です。プログラマーのドメイン知識とビジネスの専門性を尊重しつつ、Kiro のコーディング能力を活用します。IBM Consulting の SAP AI Leader である Devraj Bardhan 氏は次のように述べています。「AWS Coding Plugin for SAP ABAP を開発ワークフローに統合したことで、カスタム ABAP 拡張の開発時間を最大 30% 短縮し、開発後の不具合を最大 45% 削減しました。これにより、最初の 1 行のコードからセキュリティとコンプライアンスを組み込んだエンタープライズグレードの SAP ソリューションを、より迅速にお客様に提供できるようになりました。当社の SAP 開発者が日々頼りにしている環境に、ABAP 向けの真のコーディングエージェントをもたらしてくれた AWS に敬意を表します。」

Coding Plugin の特長は次のとおりです。

  • ABAP エディタの中で動作。Coding Plugin は、関連オブジェクトを Eclipse ワークベンチで直接開き、開発者が見ている内容を追いかけることで人間のエキスパートと協働します。まるで隣に座っている開発者のように機能します。
  • スペック駆動開発。Coding Plugin は、コードを生成する前に仕様を書くことを中心に作られています。つまり、テスト可能な成功基準をあらかじめ定義し、大きな変更を軌道に乗せ続けるタスクリストを維持します。
  • 手間の少ないセットアップ。インストールは、Eclipse に SAP ADT をインストールするのと同じ手順です。Coding Plugin はバックグラウンドで Kiro CLI を起動し、MCP 接続を自動で構成します。Eclipse ですでに定義済みの ABAP への接続をそのまま使うため、別の認証や接続経路を追加することはありません。
  • ABAP 規模のコンテキストに対応。ツールは、長い ABAP Test Cockpit (ATC) の結果や大きなコードオブジェクトに対しても効率を保つよう調整されており、コンテキストを節約して使用します。

現在の環境に合わせて設計

SAP ECC を運用し、S/4HANA と RISE への移行を進めているお客様こそ、エージェント型開発を最も必要としています。Coding Plugin は ECC から S/4HANA、BTP ABAP まで、幅広い ABAP ベースのシステムをサポートしているため、クリーンコアと RISE への道のりを加速できます。

はじめに

AWS Coding Plugin for SAP ABAP の要件は次のとおりです。

  • Eclipse 2026-06 以降
  • SAP ADT 3.60 以降
  • Kiro のサブスクリプション

AWS Coding Plugin for SAP ABAP は無料でご利用いただけます。お支払いいただくのは使用した Kiro クレジットのみです。詳細とプラグインのインストールについては、開発者ガイドをご覧ください。

本ブログの翻訳は Amazon Quick による自動翻訳を行い、パートナー SA 松本がレビューしました。原文はこちらです。