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プレビュー開始 – Amazon Managed Service for Prometheus (AMP)

オブザーバビリティは、クラウドインフラストラクチャを大規模に実行するために不可欠な側面です。リソースが正常で期待どおりに動作しており、システムがお客様に望ましいレベルのパフォーマンスを提供していることを把握しておく必要があります。

課題の多くは、コンテナベースのアプリケーションを監視するときに生じます。第一に、コンテナリソースは一時的なものであり、監視するメトリクスが多数あるため、モニタリングデータのカーディナリティが著しく高くなります。簡単に言えば、一意の値がたくさんあるということで、これらはスペース効率性に優れたストレージモデルを定義し、有意義な結果を返すクエリを作成することを困難にします。第二に、優れた設計のコンテナベースシステムは、多数の可動部分を使用して構成されているため、モニタリングデータの取り込み、処理、および保存は、それ自体がインフラストラクチャ上の課題となり得ます。

Prometheus は、アクティブなデベロッパーとユーザーコミュニティを抱える優れたオープンソースモニタリングソリューションで、コンテナから収集された時系列データに最適な多次元データモデルを備えています。

Amazon Managed Service for Prometheus (AMP) のご紹介
本日から、Amazon Managed Service for Prometheus (AMP) のプレビューが開始されます。この完全マネージ型ドサービスは、Prometheus との完全な互換性があります。同じメトリクス、同じ PromQL クエリをサポートし、150 を超える Prometheus エクスポータを利用することもできます。AMP は、高可用性を実現するために複数のアベイラビリティーゾーンにまたがって実行され、水平的なスケーラビリティのために CNCF Cortex が搭載されています。AMP は、何百万もの時系列メトリクスを取り込み、保存し、クエリするために簡単にスケールできます。

プレビューには、Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) および Amazon Elastic Container Service (ECS) のサポートが含まれます。これは、クラウドまたはオンプレミスで実行されているセルフマネージド Kubernetes クラスターの監視にも使用できます。

Amazon Managed Service for Prometheus (AMP) の使用開始
プレビューに参加したら、AMP コンソールを開いて AMP ワークスペースの名前を入力し、[Create] (作成) をクリックして使用を開始します (API と CLI もサポートされています)。

ワークスペースは 1 分ほどでアクティブになります。コンソールには、ワークスペースにデータを書き込み、クエリを発行するために使用できるエンドポイントが提供されます。

また、AMP ワークスペースにメトリクスを送信するように既存の Prometheus サーバーを設定する方法に関するガイダンスも提供されます。

AWS Distro for OpenTeleMetry を使用して Prometheus メトリクスを収集 (scrape) し、それらを AMP ワークスペースに送信することも可能です。

ワークスペースにメトリクスをいくつか保存したら、PromQL クエリを実行でき、Grafana を使用してダッシュボードを作成して、その他の視覚化を実行することができます。以下は、Grafana ダッシュボードの例です。

プレビューに参加しましょう
前述のとおり、AWS では Amazon Managed Service for Prometheus (AMP) はプレビューを開始します。ぜひ今すぐお試しください。

ローンチ時には、より多くの情報 (およびより詳しいブログ記事) が提供される予定です。

Jeff;