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AWS re:Invent2021のインダストリーセッション

AWS re:Invent 2021へご参加ください

このブログは2021年11月5日に投稿された“Manufacturing and Industrial at re:Invent 2021”をデジタルトランスフォーメーションアーキテクトの戸田が翻訳したものです。

AWS re:Inventの開催10周年にあたる今年も1週間にわたってワークショップ、ブートキャンプ、デモ、お客様同士のネットワーキングセッションなど多くのコンテンツを予定しています。今年は2021年11月29日から12月3日にラスベガスで開催予定で現地での参加が困難な方向けにバーチャル開催も行います。

AWS re:Invent 2021の数百にも及ぶセッションの中で50がインダストリー向けのセッションです。これらのセッションでは先進的な取組をされている製造業、自動車、電力、エネルギーのお客様がAWSのエキスパートと共にクラウドテクノロジーを活用してデジタル化、可視化そして現場業務の最適化を実現している事例を学ぶ事が出来ます。

インダストリー業界からの参加を予定されている方には下記をお勧めします

  • re:Inventのサイトで最新情報をチェックする
  • 現地またはバーチャルでの参加登録を行う
  • Manufacturing and Industrial Attendee Guide 2021(英語のみ)でインダストリー向けのセッションやワークショップ、関連資料、ネットワーキングイベントをチェックする
  • ラスベガスでの現地参加の場合、Caesars Forumで他参加者やAWSの技術エキスパートとネットワーキングを行う

インダストリアルデモ

ベネチアンのAWS Villageに展示する“AWS for Industrialデモ”ではパートナー様やAWSによるエンジニアリングデザインや現場オペレーションの最適化を加速するための展示を予定しています。AWSの最も包括的なクラウドサービス、ソリューション、パートナーネットワーク、高いプライバシーやデータセキュリティがどのようにインダストリーのお客様のトランスフォーメーションを下支えしているかをデモを通じてお伝えします。AWS Partner Solution Demo Wallでは画面や実機を使ったデモによってEdge to Outcomeパートナー様をご紹介します。Accenture, ATOS, Deloitte, Hitachi Vantara, Intel, NVIDIA, Qualcomm, Trek10, and Wipro等のre:Inventスポンサー様のソリューションはAWS IoT Solution Repositoryからご確認いただけます。加えてパートナーソリューション(とAWSのIoTサービス)を下支えするハードウェアについても実機をご用意する予定です。デモステーションでは以下のトピックをカバーします。

1. IoTを使った産業データの利活用
2. 設備稼働時間の改善と予知保全
3. 品質検査の自動化
4. クラウドを使ったエンジニアリングイノベーションの加速
5. 複数ロボットを使ったタスク管理
6. オペレーションの効率化
7. エッジでのコンピュータービジョンを使ったオペレーションの最適化
8. ロボット配達のシミュレーション

AWS for Manufacturingとインダストリーセッション

以下は製造業のお客様にお勧めしたいセッションの一部です。インダストリーの全お勧めセッションはManufacturing and Industrial re:Invent Attendee Guide 2021(英語のみ)をご参照ください。セッションではAWSのお客様やパートナー、ディープダイブセッション、様々なトピックのチョークトーク(データレイク、エンジニアリングと設計、IoT、機械学習など)で幅広いトピックをカバーします。

ブレイクアウトセッション:パワーポイントプレゼンテーションを使った60分のレクチャー形式のセッションです。セッションによっては参加者からの質疑応答の時間を設けます。re:Inventの会場各所で開催し初級者から上級者まで全てのレベルのトピックをカバーします。バーチャルで参加するお客様向けにオンデマンドでの配信も行います。

  • MFG202 – Industry 4.0 transformation with AWS for Industrial featuring Koch Ag & Energy Solutions
  • MFG203 – AWS innovation within Amazon featuring Amazon Fulfillment
  • MFG204 – Transforming engineering and design from Silicon to the street featuring Arm

チョークトーク:AWSのエキスパートやお客様によるホワイトボードを使った60分のセッションです。登壇者はPower Pointを使わずに特定のトピックについて10分から15分間で紹介し残り時間を参加者からの質疑応答やディスカッションに費やします。

  • MFG201 – Industrial OT security best practices at Amazon, featuring Amazon Fulfillment
  • MFG301 – A practical guide to building an industrial data lake on AWS
  • MFG302 – Modernizing MES in the cloud
  • MFG304 – Building Arm’s cloud-native engineering platform
  • MFG305 – Modern approach to CAE and CAD in the cloud

ワークショップ:2時間のディープダイブセッションで参加者はチームで課題に取り組んだり、AWS上での開発を行います。登壇者が課題やプロジェクトを提示し、参加者はチームとして課題の解決に取り組みます。チームワークを発揮できるようにレクチャースタイルではなくグループに分かれて座れるテーブルスタイルで開催します。途中で質問をしたりアドバイスを受けられるようにアシスタントが各テーブルを回ります。これらのセッションはインテラクティブに行います。

  • MFG303 – Industrial condition monitoring and automated quality inspection

ビルダーズセッション:少人数のグループでの60分のセッションです。1名のAWSエキスパートが講師を務めAWS上での開発を行います。本セッションはワークショップの良いところと少人数セッションの良いところの掛け合わせです。

  • MFG205 – Industrial IoT basics: Connecting a PLC to the cloud

AWS for Industrialラウンジ

AWS for Industrialネットワーキングラウンジはインダストリーのお客様がAWSエキスパートと会話、質問、特定のトピックの深堀を行ったり、参加者同士のカジュアルな繋がりを持つような場所です。スマートファクトリ―デモを展示しているエリアではインダストリーエキスパートと1対1の会議ができます。ラウンジでは飲み物や軽食をご用意していますのでお立ち寄り頂き業界内の参加者とのネットワーキングやAWSのエキスパートへの質問にご活用ください。ラウンジはCaesars ForumのSouthwestコーナーにあり営業時間は現地時間で以下の通りです。
Monday Nov 29th : 10:00 am – 6:00 pm
Tuesday Nov 30th : 10:00 am – 6:00 pm
Wednesday Dec 1st : 8:00 am – 6:00 pm
Thursday Dec 2nd : 10:00 am – 5:30 pm
Friday Dec 3rd : 8:00 am – 11:00 am

インダストリーへのAWSの活動についてはこちらをご参照ください
https://aws.amazon.com/industrial/