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「Resiliency in Japan-日本におけるAWSリージョンのレジリエンス-」ホワイトペーパーがAWS Artifactから入手できるようになりました。

多くの日本のお客様にとって地震災害は事業継続上の重大な関心事となります。2021年3月に開設されたAWSの大阪リージョンの活用により、日本の多くのお客様は、日本国内で地理的に離れたマルチリージョンの設計による高い耐障害性を備えたサービスを設計および運用することが容易になりました。

一方、自然災害や事業の継続に対する設計や運用は引き続き客様にとっての関心事であり、AWSでは「データセンターのセキュアな設計」ページや、「Disaster Recovery of Workloads on AWS: Recovery in the Cloud」などのホワイトペーパーを通じて、AWSにおけるレジリエンスの確保およびお客様の設計を踏まえたサービスレジリエンスの向上の支援をしています。

この度、AWSリージョンやデータセンターの設計を踏まえ、日本における地震災害において、どのようにAWSが高い耐障害性を確保しているか、また、マルチリージョンの活用により、お客様がどのように高いレジリエンスを確保できるかを解説したホワイトペーパーを、AWS Artifactにおいて公開しました。

AWSのアカウントをお持ちのお客様はマネジメントコンソールより、AWS Artifactを選択し、「レポートの表示」から当該レポートを入手することができます。本レポートは日本語、および英語で作成されております。
日本語の場合は、”日本におけるAWSリージョンのレジリエンス”、英語の場合は”Resiliency in Japan”で検索いただけると表示されます。(下記のように”日本”で検索すると、日本語版が容易に検索できます。)

また、AWS Artifactからは、お客様自身が、様々な監査レポートなどAWSのコンプライアンスプログラムに関連した様々なレポートを入手し、評価を行う上での手助けとなります。

 

本ホワイトペーパーおよびAWS Artifactから入手可能な様々なレポート等がお客様のAWSの活用の一助となれば幸いです。

 

このブログの著者
松本 照吾(Matsumoto, Shogo)
セキュリティ アシュアランス本部 本部長