Amazon Web Services ブログ
週刊生成AI with AWS – 2025/2/3週
みなさん、こんにちは。AWS ソリューションアーキテクトの木村です。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。私は週末に軽い気持ちで挑んだアイススケートによる筋肉痛が治っていません。
さて、2025 年 3 月 6 日 に AWS Innovate: Generative AI + Data がオンラインで開催されます。最新の AWS の生成 AI サービスとお客様事例を通じたユースケースを学ぶことができるイベントとなっています。アジェンダも公開されていますのでご覧の上ぜひご登録ください!
それでは、2 月 3 日週の生成 AI with AWS界隈のニュースを見ていきましょう。
さまざまなニュース
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- ブログ記事「DeepSeek-R1 モデルが AWS で使用可能に」を公開
現在話題の DeepSeek ですが、1 月 30 日より Amazon Bedrock と Amazon SageMaker AI で DeepSeek-R1 モデルをデプロイできるようになっています。本記事では、 1) Amazon Bedrock Marketplace、2) Amazon SageMaker JumpStart、3) Amazon Bedrock Custom Model Import、4) Amazon EC2 Trn1 インスタンス の4種類のデプロイ方法を紹介しています。ぜひお試しあれ。 - ブログ記事「【開催報告】基盤モデル開発者向け Deep Dive セッション: 最新の生成 AI 技術 ~ AWS Trainium2 & Amazon Bedrock Marketplace ~」を公開
2025 年 1 月 14 日に基盤モデル開発者向けのイベントを開催しました。こちらの記事はイベントの開催報告ブログです。Amazon EC2 Trn2 インスタンスおよび Trn2 UltraServers と Amazon Bedrock Marketplace の紹介、生成 AI 基盤モデルを開発されたお客様セッションの様子が紹介されています。 - ブログ記事「生成 AI を使用して商品画像から新機能を引き出す」を公開
この記事では、小売および消費財業界における生成 AI のユースケースを紹介しています。商品画像を生成 AI でテキスト化することで検索エンジン最適化 (SEO) を改善する、商品画像をベクトル化することでビジュアルデータの検索を可能にする、画像を生成させ商品のアイディエーションに活用する、といった例を挙げています。ユースケースの参考にぜひご覧ください。 - ブログ記事「Amazon Q Developerにおけるリアルタイム実行によるコード生成の強化」を公開
Amazon Q Developer エージェントは、複数のファイルにまたがった自律的なコード生成機能を持っています。最近のアップデートで、コード生成に加えて自動でビルド・テストを実行させることもできるようになりました。使い方や例をブログで紹介しています。簡単に試すことができますので、ぜひ記事を読みながら体験いただければと思います。
- ブログ記事「DeepSeek-R1 モデルが AWS で使用可能に」を公開
サービスアップデート
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- Amazon Q Business にて、ユーザークエリのオーケストレーション機能を追加
Amazon Q Business は、企業向けの生成 AI アシスタントサービスです。Salesforce などのビジネスツールや企業固有の情報と連携し、検索・データ活用することが可能になっています。今回のアップデートで、ユーザーの問い合わせ内容を Amazon Q Business が理解し、適切なデータソースに自動的に振り分けて応答生成することができるようになりました。使用するデータソースやビジネスツールを手動で選択する必要がなくなったのが嬉しいポイントです。 - Amazon Q Developer の AWS コンソールエラー対応機能が全 AWS リージョンで利用可能に
Amazon Q Developer は、権限不足、設定の誤り、サービス制限の超過といったコンソール上に表示されるエラーを診断する機能を提供しています。これまでバージニア北部とオレゴンリージョンのみで提供していましたが、この度全リージョンで利用可能になりました。 - Amazon Q Developer にて、Pro Tier サブスクリプションのセットアップが容易に
Amazon Q Developer Pro Tier サブスクリプションのセットアップ体験が改善され、設定と管理がより容易になりました。わずか 2 ステップでユーザーやチームのサブスクライブができるようになっています。
- Amazon Q Business にて、ユーザークエリのオーケストレーション機能を追加
次回は、新しく執筆メンバーとして参加することになった ソリューションアーキテクト野間 が最新情報をお届けします!