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週刊生成AI with AWS – 2026/1/5 週

みなさん、明けましておめでとうございます!AWS ソリューションアーキテクトの野間です。 2026年最初の週刊生成AIです。

午年の2026年がスタートしました。馬が疾走するように、生成AI の世界も驚くべきスピードで進化しています。昨年は基盤モデルの飛躍的な性能向上やエンタープライズ活用の本格化など、大きな進展がありました。今年はその勢いがさらに加速し、現場で使える実践的なソリューションがどんどん生まれる年になりそうですね。技術の進歩速きこと駿馬の如し。これを見極め、適切に活用する智慧こそが求められる時節なり。(孔明風)

馬が千里の道を駆けるように、生成AIの可能性も限りなく広がっています。今年もこのブログが、皆さまの生成AI活用の道しるべとなれば嬉しいです。では今週も生成 AI with AWS界隈のニュースを見ていきましょう!(今号は年末年始のアップデートを含めてお届けします)

さまざまなニュース

    • AWS生成AI国内事例ブログ「人に依存しないCRMによりEC事業者のLTV最大化を実現 Amazon Bedrock AgentCoreを活用したAIオートパイロット型CRM開発事例」
      EC 事業者の CRM 運用効率化についての生成 AI 活用事例です。株式会社ダイレクトマーケティングエージェンシー(DMA)が、EC 業界における CRM 運用の属人化、短期的施策への偏重、データ統合の複雑さといった構造的課題を解決するため、Amazon Bedrock AgentCore を中核に据えた AI オートパイロット型 CRM プラットフォーム「リピートMAX」を開発しました。このプラットフォームは、Amazon S3 および Amazon Redshift Serverless に蓄積された顧客行動データを基に AgentCore 上の AI エージェントが推論を行い、その結果をデータレイクへフィードバックする循環型アーキテクチャを採用しています。ターゲティングからクリエイティブ生成、売上予測、事後検証まで全ての CRM プロセスを対話形式で実行でき、大手百貨店 EC サイトでの導入により、リピート購入率が 125% 向上、離脱予兆顧客の CVR が 150% 以上改善、CRM 運用工数が約 1 時間まで効率化という具体的な成果を上げています。担当者のスキルに依存せず、顧客行動を文脈として理解し状況に応じて判断を変える高度な CRM 施策を自動化できる点が大きな特徴です。EC 事業者で CRM の効率化や LTV 向上に取り組まれている方、生成 AI を活用したマーケティング自動化に関心のある方は、ぜひこの実践的な事例をご覧ください。
    • AWS生成AI国内事例ブログ「株式会社サンブリッジ様のAWS生成AI事例「採用担当向け育成 AI コーチの構築により育成業務の一部を自動化し、年間 360 時間の工数削減と育成の質の高度化を実現」のご紹介」
      採用業務の効率化に生成 AI を活用した事例です。株式会社サンブリッジが、年間 720 回にのぼる採用面接の半数以上に CEO が関与し、採用担当者の育成に大きな負荷がかかっていた課題を、Amazon Bedrock を活用した採用担当向け育成 AI コーチで解決しました。この AI コーチは、Bedrock の大規模言語モデルを活用した対話型チャットボットに CEO の判断ポイントや候補者との向き合い方を学習させ、Slack と連携してナレッジを継続的に更新できる仕組みと、RAG を利用したテスト機能で理解度を定量的に把握できる機能を備えています。特筆すべきは、AI コーディングアシスタントも活用することで、新人エンジニア 1 名がわずか 2 週間でシステム全体を構築できたという開発効率の高さです。導入後は、CEO の面接同席負担が半減し年間 360 時間の削減を実現したほか、年間 280 回の質問機会で CEO 視点の回答を提供できるようになり、採用担当者によるばらつきも解消されました。採用業務の属人化や育成負荷に課題を感じている企業、限られたリソースで高品質な採用活動を実現したい方は、ぜひこの具体的な実装手法と成果をご確認ください。
    • AWS生成AI国内事例ブログ「株式会社アド・ダイセンが生成 AI で実現した現場主導の業務効率化:非技術者による生成 AI 活用の実践」
      このブログでは、ダイレクトメール事業を手がける株式会社アド・ダイセンが、Generative AI Usecases (GenU)Kiro を活用し、現場の非技術者が主導して業務効率化と DX を推進した事例を紹介しています。 議事録作成や画像判定、営業数字分析に加え、出荷日から逆算したスケジュール自動生成や配送シミュレーションなど、従来は数時間〜丸2日かかっていた事務・シミュレーション作業を数分〜数十秒に短縮し、人的ミス削減と品質向上を両立しながら「現場が自分たちでツールを作れる」体制を築ける点が大きな価値となっています。GenU のチャットとビルダーモード、Kiro の IDE+Agentic AI によって、「このデータをこう処理したい」という自然言語の要件からコード生成・修正・実行まで対話的に進められるため、専門エンジニアに依存せず高度なツール開発が可能となり、成熟業界でもマニュアルワーカーからナレッジワーカーへのシフトとイノベーション文化の醸成を加速できる点が価値として示されています。エンジニアリソースの制約がある中で現場主導の DX を推進したい方、生成 AI で業務効率化を実現したい方は、ぜひこの実践的な成功事例をご確認ください。
    • AWS生成AI事例ブログ「smart EuropeがAmazon Bedrockでカスタマーサポート業務を変革した方法」
      自動車業界のカスタマーサポート業務に革新をもたらした生成 AI 活用事例です。電気自動車メーカーの smart Europe は、製品の頻繁なリリースや OTA によるソフトウェアアップデートに伴うサポート問い合わせの急激な増加、解決時間の増大、サービス品質のばらつきといった課題に直面していました。これらの課題を解決するため、AWS と協力して smart.AI Case Handler という生成 AI ソリューションを開発し、わずか 4 人の開発者で 3 か月という短期間で実現しました。このソリューションは、Amazon Bedrock を中核に Amazon EventBridge、Amazon SQS、AWS Lambda、AWS Step Functions、Amazon Aurora などを組み合わせたサーバーレスアーキテクチャで構築され、2 つの補完的なワークフロー(問い合わせケースの自動タグ付けと AI によるインサイト生成)が連携して動作します。サポート担当者が Salesforce で問い合わせを開くと、AI が生成した概要、類似の過去事例、ナレッジベースの抜粋、顧客への回答案が即座に提示される仕組みです。実装にあたっては、担当者の待ち時間を解消する先回りした処理、Amazon SQS による API スロットリング対策、不要な更新を除外するフィルタリング機構といった工夫により、問い合わせ解決時間を 40% 短縮、ファーストコンタクトによる解決が 20% 増加、10,000 件超の問い合わせを処理し、2025 年の当初計画予算から 30% の節約を見込むという大きな成果を上げています。自動車業界でサポート業務の効率化や顧客満足度向上に取り組まれている方は、ぜひこの詳細な実装事例をご覧ください。
    • イベントレポート「第 45 回 医療情報学連合大会 (JCMI 45th) 出展レポート」
      2025 年 11 月に開催された第 45 回医療情報学連合大会において、AWS は「生成 AI とヘルステックの融合が拓く、次世代の医療サービス」をテーマにスポンサードセッションと展示ブースを通じて医療 DX と生成 AI 活用の最新動向を共有しました。セッションでは、Amazon Bedrock を中核とした医療機関向けサービスが紹介され、日本国内に限定したクロスリージョン推論により医療情報ガイドラインへの準拠をサポートすることが示されました。特に注目されたのが Agentic AI で、従来の Chatbot や RAG を超えて、診療記録の作成や検査オーダーなど複雑なタスクを自律的に実行できる可能性が説明されました。株式会社メドレーからは、診察中の発話をリアルタイムで文字起こしし AI が自動要約する実証実験が紹介され、カルテ作成時間を約 11.3% 削減し、医師が「メモを取ることに集中しなくてよい」という安心感により患者との対話により集中できる環境を実現したことが報告されました。展示ブースでは Amazon Quick Suite のデモとともに、ANGEL Dojo という内製化支援プログラムの成果が紹介され、兵庫県立リハビリテーション中央病院では IT 知識ゼロの総務部の方が 90 日間でスケジュール作成時間を 80% 短縮し 60% の自動化を実現し、熊本中央病院では月 800 時間の文書作成時間削減を達成しました。生成 AI を活用することで、医療従事者は業務効率化を実現しながら、患者体験の向上にも貢献でき、適切な支援とパートナーシップがあれば IT 知識がなくても医療機関自らが生成 AI システムを構築できることが示されました。
    • イベントレポート「【開催報告】通信ネットワーク運用向け AI エージェントワークショップ開催しました! ( 2025 年 11 月 27 日 )」
      通信ネットワークの運用業務に AI エージェントを活用したい方に必見のワークショップ開催レポートです。2025 年 11 月 27 日に開催されたこのイベントには、96 名/ 14 社の通信業界の方々が参加し、AI エージェントの実践的な活用方法を学びました。ワークショップでは、NTTドコモから docomo MEC のオプションサービス MECダイレクトにおける Amazon Bedrock エージェントの活用事例が紹介され、監視措置業務の自律的実行により、アラート受信から分析、措置手順の提案までの自動化を実現した実績が共有されました。参加者は Strands Agents を使ったハンズオンで数行のコードで AI エージェントを構築する方法を体験し、通信ネットワーク運用 AI エージェント実践編では、Amazon Neptune をベースにした複数の専門エージェント(Orchestration、Observability、ナレッジ、チケット管理、RCA)が連携する本格的なシステムを実際に操作しました。アラーム分析から根本原因の特定、ServiceNow へのチケット起票まで、実務に即したシナリオを通じて AI エージェントの可能性を体感できる内容となっています。通信業界で Autonomous Network の実現を目指す方、ネットワーク運用の自動化・高度化に関心のある方は、ぜひこのブログで詳細な技術解説とハンズオンの様子をご確認ください。
    • ブログ記事「PartyRock の保護:AWS WAF を利用した Amazon Bedrock エンドポイントを保護する方法」
      AWS WAF を利用して分散型サービス拒否 (DDoS) 攻撃や Wallet 拒否攻撃 (DoW) のような潜在的な脅威から PartyRock を保護した方法を解説します。生成 AI アプリケーションのセキュリティ設計や AWS WAF の実践的な活用方法を学びたい方は、ぜひこの詳細な実装事例をご覧ください。
    • ブログ記事「Amazon Bedrock は、新しい Mistral Large 3 モデルと Ministral 3 モデルを含む 18 のフルマネージドオープンウェイトモデルを追加します」
      Amazon Bedrock が、Google、Moonshot AI、MiniMax AI、Mistral AI、NVIDIA、OpenAI、Qwen から 18 種類の新しいフルマネージドオープンウェイトモデルを追加し、合計で 100 近くのサーバーレスモデルを提供するようになりました。新たに追加された Mistral Large 3 は、ロングコンテキスト、マルチモーダル、エージェントワークフローに最適化されており、Ministral 3 シリーズ(3B、8B、14B)はエッジデプロイ向けに最適化された軽量モデルとして、画像キャプション、リアルタイム翻訳、ローカル AI アシスタントなどに活用できます。
    • ブログ記事「2D から 3D へ: Amazon SageMaker AI を使用したスケーラブルなヒューマンメッシュリカバリパイプラインの構築」
      コンピュータグラフィックスとアニメーションの分野で注目される、動画データから現実的な 3D ヒューマンアニメーションを生成する技術が詳しく解説されています。従来は専用ハードウェアと複雑なソフトウェアパイプラインが必要だったヒューマンメッシュリカバリ(HMR)を、Amazon SageMaker AI を中心とした AWS サーバーレスアーキテクチャでスケーラブルに実現する方法が紹介されています。中核となる ScoreHMR は、従来の最適化技術とは異なり拡散モデルを使用して入力画像から人体パラメータを再構築し、遮蔽された状況や困難な条件下でも高精度な結果を実現します。パイプラインは AWS Lambda、Amazon S3、Amazon SQS、Amazon SageMaker AI の非同期エンドポイントを組み合わせて設計され、リクエストがない時はインスタンス数をゼロにスケールしてコストを節約しながら、トラフィックに応じて自動的にスケールする仕組みになっています。出力される 3D メッシュ、ベクトルキーポイントデータ、カメラポーズ情報は任意の 3D アプリケーションで利用でき、没入型フィットネス体験、映画制作、デジタルコンテンツ制作など幅広い用途に活用できます。動画からの 3D ヒューマンアニメーション生成に興味がある方、コンテンツ制作の自動化を検討されている方は、ぜひこの技術的な実装詳細をご確認ください。
    • ブログ記事「AWS AI League: モデルカスタマイゼーションとエージェント対決」
      AWS AI League は、Agentic AI とモデルカスタマイゼーションの分野でイノベーションを促進する、企業向けのコンペティションプログラムです。2026 年チャンピオンシップでは、Amazon Bedrock AgentCore を使用してインテリジェントエージェントを構築する「エージェンティック AI チャレンジ」と、SageMaker Studio の最新ファインチューニングレシピを活用して特定ユースケース向けにモデルをカスタマイズする「モデルカスタマイゼーションチャレンジ」という 2 つの新しいチャレンジが導入されました。この記事では、AWS AI League プログラムを使用して AI コンペティションを開催する方法について説明します。AI スキルを実践的に磨きたい方、社内で AI コンペティションを開催したい企業は、ぜひこのプログラムの詳細をご確認ください。
    • ブログ記事「回復力のあるサプライチェーンの構築: Amazon Bedrock を活用した小売・消費財向けマルチエージェント AI アーキテクチャー」
      小売・消費財企業が直面する港湾閉鎖や気象現象などのサプライチェーン混乱に対し、Amazon Bedrock AgentCore のマルチエージェント協調機能を活用したリアルタイム対応システムを紹介しています。このアーキテクチャは、スーパーバイザーエージェントが混乱を分析してタスクを委任し、物流最適化エージェント、在庫エージェント、プロモーションリスクエージェント、出荷追跡エージェントといった専門エージェントが協調して作業することで、従来は手動で数時間かかっていた分析を数分以内に完了させます。生成 AI を活用することで、サプライチェーンの混乱を危機から管理可能なイベントに変換し、複数の同時混乱を追加人員なしで処理できるため、小売・消費財企業は市場シェアを守りながらビジネスの継続性を確保できます。
    • ブログ記事「AWS IoT Greengrass と Strands Agents を使用した Small Language Model の大規模デプロイ」
      製造業では、セキュリティとパフォーマンスの基準を維持しながらリアルタイムの運用データに応答するインテリジェントな意思決定システムの実装が課題となっており、Small Language Models (SLM) が解決策として注目されています。SLM は約 30 億から 150 億のパラメータを持ち、軽量でありながら、コンテキストを理解した洞察を提供できるため、リソースが限られた工場環境に最適です。このブログでは、AWS IoT Greengrass を使用して SLM を Greengrass コンポーネントとして OPC-UA ゲートウェイに直接デプロイし、Strands Agents がローカルエージェント機能を提供する実装方法が詳しく解説されています。エッジで AI エージェントを実装したい方、IoT デバイスに生成 AI を組み込みたい方は、ぜひこの実践的な実装ガイドをご確認ください。
    • ブログ記事「Amazon Bedrock は ISMAP の言明対象であることについての考え方」
      2026 年 1 月 9 日、ISMAP ポータルサイトに重要な更新があり、生成 AI 開発基盤が ISMAP に登録されている場合、その上で動作する個々の生成 AI モデルは必ずしも ISMAP に個別登録されている必要はないという見解が示されました。ISMAP は政府が求めるセキュリティ要求を満たしているクラウドサービスを予め評価・登録することにより、政府のクラウドサービス調達におけるセキュリティ水準の確保を図る制度で、政府情報システムにおいてクラウドサービスを利用する際には原則として ISMAP に登録されたサービスを選定することが求められています。Amazon Bedrock は生成 AI 開発基盤として ISMAP の言明対象範囲に含まれており、生成 AI モデルが AWS の内部環境に持ち込まれているため、お客様のデータが生成 AI モデル開発事業者に提供されることはなく、モデル学習にも使用されません。Guardrails for Amazon Bedrock による有害コンテンツのフィルタリング、モデル評価機能、AWS CloudTrail によるアクセスログ記録など、生成 AI 特有のリスクへの対応機能も提供されています。政府機関や公共セクターで、セキュリティ要件を満たしながら生成 AI を活用したい方は、ぜひこの制度更新の解説をご確認ください。
    • ブログ記事「Kiro のマルチルートワークスペース:1 つのプロジェクト内だけでなく、複数のプロジェクトにまたがって作業する」
      このブログでは、Kiro の新しいマルチルートワークスペース機能により、複数のプロジェクトを単一の IDE ウィンドウで効率的に管理する方法をお伝えします。共有ライブラリとメインアプリケーション、複数のマイクロサービス、モノレポのパッケージなど、関連するプロジェクトを同時に編集する際の課題を解決し、各ルートが独立性を保ちながら統合された開発環境を提供する仕組みと、その設定方法や実際の活用例を詳しく説明します。
    • ブログ記事「プロパティベーステストが見つけた、私が決して発見できなかったセキュリティバグ」
      このブログでは、Kiro の仕様駆動開発ワークフローを使用したチャットアプリケーション開発において、プロパティベーステスト(PBT)が従来のテスト手法では発見困難なセキュリティバグをどのように発見したかをお伝えします。75 回目のテスト反復で proto というプロバイダー名が JavaScript プロトタイプの誤った処理を露呈し、ランダム生成による体系的な入力空間の探索が、手動コードレビューや単体テストでは見逃されるエッジケースを効果的に発見できることを実例とともに紹介します。

サービスアップデート

    • AWS Neuron SDK 2.27.0 の発表
      AWS Neuron SDK 2.27.0 がリリースされ、Trainium3 UltraServer のサポートとオープンソースコンポーネントの拡張が追加されました。今回のアップデートでは、Neuron Explorer ツールスイートや MLIR ベースの Enhanced NKI(プライベートベータ)、最適化されたカーネルを集めた NKI ライブラリに加え、TorchNeuron によるネイティブ PyTorch サポート(プライベートベータ)、Kubernetes ネイティブなリソース管理を実現する Neuron DRA(プライベートベータ)が導入されています。SDK の新しいバージョンは、Inferentia インスタンスと Trainium インスタンスをサポートしているすべての AWS リージョンで利用できます。
    • NVIDIA Nemotron 3 Nano が Amazon Bedrock で利用可能に
      Amazon Bedrock で NVIDIA Nemotron 3 Nano 30B A3B モデルがサポートされました。このモデルは、効率的な Mixture-of-Experts (MoE) アーキテクチャを採用し、高い推論パフォーマンス、ネイティブツール呼び出しのサポート、256k トークンという拡張されたコンテキストウィンドウを備えています。また、Amazon Bedrock の新しい分散型推論エンジンである Project Mantle 上で動作し、OpenAI API 仕様との互換性も提供されるため、既存のコードやツールをそのまま活用できます。NVIDIA Nemotron 3 Nano は現在、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (ムンバイ)、南米 (サンパウロ)、欧州 (ロンドン)、欧州 (ミラノ) の AWS リージョンの Amazon Bedrock で利用でき、Amazon Bedrock の統合 API サービスエンドポイントと OpenAI API 互換サービスエンドポイントの両方をサポートしています。
    • Amazon Quick adds third-party AI agents and expands built-in actions library
      Amazon Quick Suite がサードパーティ製 AI エージェントとの統合を拡張し、ビルトインアクションライブラリを強化しました。今回のアップデートにより、Box、Canva、PagerDuty の専門的なエージェントを呼び出せるようになり、例えば PagerDuty からインシデントのインサイトを取得し、Canva でプレゼンテーションを生成し、Box に保存されているドキュメントをクエリするといった作業を、すべて Quick Suite から直接実行できます。さらに GitHub、Notion、HubSpot、Intercom、Monday.com、Linear、Hugging Face などの統合も追加され、GitHub Issue の作成、Notion での会議メモの要約、CRM 管理などのタスクが可能になりました。これにより、異なるアプリケーション間を切り替える手間が軽減され、生成 AI を活用したワークフローを単一のインターフェースから効率的に実行できるようになります。

今週は以上です。それでは、また来週お会いしましょう!

著者について

Aiichiro Noma

野間 愛一郎 (Aiichiro Noma)

AWS Japan のソリューションアーキテクトとして、製造業のお客様を中心に日々クラウド活用の技術支援を行なっています。データベースやデータ分析など、データを扱う領域が好きです。今年はコロコロを続けたいと思います。