AWS JAPAN APN ブログ

パートナー ソリューション アーキテクトという仕事

AWSの「パートナー ソリューション アーキテクト (以下、Partner SA)」が普段どういった仕事をしているかご存知でしょうか?この投げかけをすると、「パートナー担当のエンジニアでしょ」「ソリューション アーキテクトと何が違うの?」「よく分からないけど大変そう」「そんな職種があるなんて知らなかった」など、様々な反応が返ってきます。本ブログでは、Partner SAの主な仕事内容、一日の仕事の流れ、やりがいなどを紹介したいと思います。

Partner SAの仕事とは

実は、Partner SAにもいろいろなポジションがあります。AWS Partner Network (APN) パートナーには大きく分けて、コンサルティングパートナーテクノロジーパートナーの2つがあります。前者は、お客様にAWSを提案、設計、構築、運用保守サービスを提供するコンサルティング会社、システムインテグレータ、マネージドサービスプロバイダーなどが当てはまります。後者は、自社のソフトウェアやサービスをAWS上で提供するIndependent Software Vendor (ISV)、SaaSベンダーなどが当てはまります。例えば、コンサルティングパートナーを担当するPartner SAは、APNパートナーがシステム提案する際のアーキテクチャレビューを行ったり、ソリューション開発における支援を行ったり、ハンズオントレーニングを提供したり、お客様のプロジェクトを成功に導くための幅広い技術支援が主な仕事内容になります。主なポジションの紹介と簡単に役割を説明をします。

  • Strategic SI担当: 日本を代表するコンサルティングパートナーを上述のように様々な方面から担当
  • Global SI担当: グローバルにビジネスを展開するコンサルティングパートナーをAWSグローバルチームと連携してワールドワイドに担当
  • Growth担当: セレクトパートナーのアドバンスド昇格に向けた多岐にわたる技術支援を行い、一人で百社近い幅広いパートナーを担当
  • Enablement担当: AWSビギナーからエキスパートまで、インフラエンジニアからデベロッパーまでのすべてのパートナーエンジニアの育成を担当
  • Technology Specialist担当: SAP, Microsoft, VMwareなどのエンタープライズワークロード、あるいはAI/MLやIndustrial Software、金融領域などのビジネスソリューションに特化したスペシャリスト
  • SaaS担当: パートナーソリューションのマルチテナントアーキテクチャ移行などを支援するSaaSに特化したスペシャリスト

このように、特定のAPNパートナーに深く関わったり、あるいは非常に多くのAPNパートナーと広範囲に関わったり、技術領域もジェネラリストとして165を超えるAWSサービスに広く対応したり、特定領域に特化してスペシャリストとして対応したり、Partner SAのポジションはさまざまです。自分のキャリアパスを描くために、そしてそれを実現するための多くのポジションがAWSのPartner SAチームにはあります。

Partner SAの一日とは

Partner SAにはいろいろなポジションがありますが、いずれもAPNパートナーや最終的なお客様の課題を技術的に解決し、パートナーのトラステッドアドバイザーになってプロジェクトの成功を導くことがミッションになります。パートナーと共同のイベントやセミナーでの登壇、ブログやホワイトペーパーなどの技術ドキュメントの公開を通じて、世の中に最新のテクノロジーを広く届けることも大きなミッションの一つです。そして、単体のシステムだけを見るのではなく、パートナーと共にスケールする仕組みを作る、新しいビジネスモデルを作る視点を持って業務に取り組むことが一番重要な点であり、他のエンジニア職にはない魅力的な点だと考えています。例えば、Amazon SaaS ストアは、Partner SAも深く関わって実現したOne Amazonでの新しい試みの一つです。それでは、とあるPartner SAの日常を見てみましょう。

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
午前

9:30- Partner SAの週次の定例会

10:30- 社内のフリーデスクで資料作成

12:00- 社食でランチ

9:00- パートナー技術相談会でA社、B社、C社 (各1時間)の対応

12:00- 社食でランチ

9:00- 自宅でセミナー用のデモを開発

11:30- 移動および出先でランチ

10:30- 遅めに出社し、新規事業に向けたイニシアチブ関連の社内打合せに参加

11:30- 社食でランチおよび移動

9:00- コワーキングスペースの個室でセミナー登壇のセルフリハーサル

11:00- 移動および出先でランチ

午後

13:00- 上司との1 on 1 meetingで進捗の共有と課題の相談

13:30- アカウントチームとパートナー連携の社内打合せ

14:30- パートナーからの技術的な問合せにメールで返信

17:00- Tech Syncに参加して最新技術情報を共有

18:00- 帰宅

13:00- セミナーに向けた登壇資料の作成

15:00- 福利厚生のマッサージでリフレッシュ

15:30- 再びセミナーに向けた登壇資料の作成

18:30- 帰宅

13:00- パートナー先でハンズオントレーニングの提供

15:00- パートナー先でオフィスアワーの対応

17:00- 深夜に備えて早めに帰宅

13:00- スペシャリストとしてアカウントチームに同行し、お客様先で提案プレゼン

15:00- 近場のコワーキングスペースで資料作成

16:30- 移動

17:00- パートナー先で提案に関するアーキテクチャレビュー

19:00- 帰宅

13:00- パートナー共催セミナーで150人の前で登壇

18:00- パートナーと打上げ

22:00- 帰宅

深夜 1:00- 自宅からグローバルチームとの電話会議

このように仕事内容は非常に多岐にわたります。また、フルフレックスのため、スケジュールも自分で柔軟に調整ができます。Amazon WorkSpacesAmazon Chimeによるリモートワークの環境が整っており、自宅からでも、都内に点在するコワーキングスペースも活用できるため、場所を問わない働き方も可能になっています。

Partner SAのやりがいとは

Partner SAの仕事内容はいかがでしたでしょうか。もちろん、Partner SA以外の非常に優秀なAWS社員とコラボレーションする機会も多くあり、ビジネスに貢献するだけでなく成長する実感を得ることが多くあります。また、グローバルチームとの活発なコミュニケーションの一環として、海外出張の機会もあります。さて、最後に現在活躍するメンバーからPartner SAの仕事のやりがいについて聞いてみましょう。

Strategic SI担当: コンサルティングパートナーと共に、お客様にAWSの最適な環境を提供していくことで、日本のITを活性化していき、お客様、パートナー、AWSが三位一体となってWin/Win/Winになることにやりがいを感じています。日本では70%以上のエンジニアがパートナー企業にいると言われていますが、その方々と共に日本のITにAWSを浸透させていくこと、AWSを当たり前にしていくことが今の目標です。

Growth担当: 日本のITを現場で支え続けるパートナーから、まさに今から新しいことを起こそうとしているパートナーまで、数多くのパートナーの様々な立場の方と議論する機会があり、AWSの中でも最も幅広い領域のお客様システムに関わることができます。業界をますます活性化させ、変革するきっかけを作ることのできるポジションだと考えています。

Enablement担当: 数万人のパートナーのAWSエキスパートエンジニアを育成するミッションを持っています。インフラからアプリケーション、開発まで幅広い技術領域をカバーし、AWSエキスパートになったAPNパートナーの皆様と共に業界を盛り上げていくことにやりがいを感じています。また、数万人育成するためにはメカニズムがとても重要で、単に教えるだけでなく、如何に効果的かつ効率的に仕組みを作っていくか、新しいことを考え、どんどんチャレンジできるポジションです。

Technology Specialist担当: ISVのスペシャリストとして先進的なプロジェクトに関わることができ、日本発・世界初の事例をいくつも手掛けています。AWSのサービスはお客様のフィードバックによって開発されており、私が仲介した日本のお客様とパートナーの声がサービスに反映され、更にそのサービスが世界で最初に本稼働する場に立ち会うことのできる、エンジニア冥利に尽きるポジションだと思っています。

Partner SAとして働く仲間を募集中

このブログを読んでPartner SAの仕事に興味を持った方はこちらに登録してください。カジュアル面談を通じて、現在募集中のポジションおよび詳細な業務内容について紹介することも可能です。また、いずれかのポジションにチャレンジしたいと思われた方は、Amazon Jobsにて今すぐご応募ください。貴方と一緒に仕事ができることを楽しみにしています!

Tetsuya Kawahara

Tetsuya Kawahara

Manager, Partner Solutions Architect, Amazon Web Services Japan K.K.