名前:酒徳 知明 / Tomoaki Sakatoku
ポジション名:パートナー ソリューション アーキテクト
入社年月:2014 年 6 月
外資系ベンダーでプリセールス・エンジニアとして 7 年間勤務。サーバー、ストレージ、ネットワークといった IT を支えるインフラから、IT リソースの管理、自動化するソフトウェアまで提案、検証、ベンチマークを実施、その後 2014 年に AWS に入社。


エコシステムソリューション部として最も大切なミッションはより多くのお客様に AWS をご利用いただけるよう、スケールする仕組みを構築することです。クラウドにおいてはこの仕組みがとても大切で、AWS ではエコシステムと呼んでいます。エコシステムをパートナー企業と共に構築することで、AWS のビジネスを更に強固なものにするだけでなく、協業パートナーのビジネスも成功させることができます。

基本的にはパートナー企業を訪問したり、イベントで講演をしたり、彼らと時間を共にすることがほとんどです。AWS はフレックス制度を導入しているため、比較的自分で予定を管理しやすいと思います。例えば近所のカフェや自宅で仕事をしたり、そこから直接アポイントメント先に訪問したり、終了後は会社に戻ることなくカフェや自宅で仕事をすることもあります。一方深夜に海外との電話会議が入ることもあり、仕事の状況に応じて働き方を変えることができるのもフレックス制度のメリットだと思います。また私の場合、まだ子どもが小さいので妻と協力をしながら働くことができるのもとても有り難い環境です。

入社前は優秀で少し近づき難い雰囲気の社員たちをイメージしていましたが、実際に入社するととてもフランクで話やすく、何かおもしろいことをやってみせよう、イノベーションを起こそうと日々考えているメンバーばかりでした。互いを尊重する風潮があり、一緒に仕事をしていてもとても居心地がいいですし、刺激を受ける仲間ばかりです。

AWS はイノベーションを続け、今までの常識を変え続けています。AWS の発表をみると、”New Normal” という言葉をよく目にしますがこれは新しい常識を作っていくことを意味しており、変革を起こそうとするだけでなく、変革できると全員が信じています。お客様の満足向上のために今までの常識を覆し、新たなものをつくり出し、道なき道を進み続けるためにメンバー全員が日々 Work hard しています。

そのためお客様に感謝のお言葉をいただくことが多い仕事でもあります。比較的新しい技術なのでお客様にも知見がまだ溜まっていないこともあり、相談に乗るだけでとても喜んでいただけるのは素直に嬉しいと感じます。また AWS と一緒に組めたことでビジネスが上手くいったパートナー企業と次のエコシステムをどのように作り上げていくのかを一緒に考えることができるのも醍醐味ではないでしょうか。

AWS が提供する最適化されたテクノロジーとそれを広める AWS ソリューションアーキテクトの考え方や働き方に魅了されたのが大きなきっかけとなります。

当時ITリソースの統合、仮想化は進んでおり、それに加えてクラウド化が急速に普及し始めた時だったと記憶しています。あるお客様とのビジネスで AWS も含めたインフラ統合プロジェクトがあり、そこで初めて AWS を使ったのですが、使ってすぐにそのサービスに魅了されました。利用した分だけ請求される従量課金という料金モデルが新鮮であっただけではなく AWS が提供するマネジドサービスはとてもシンプルで高可用性があり、拡張性に富んだシステムがあっという間に出来てしまうのにもとても感銘を受けました。AWS を使えばコスト、パフォーマンス、スケーラビリティ、リスクを含め最適化された提案ができると確信しました。またテクノロジーだけでなく AWS のソリューション アーキテクトたちにも魅了されました。当時は今と比べてもかなり少ないアーキテクトがクラウドを日本市場に広めようと至る所で活躍していました。会社の文化でもありますが、各人が短期的な視点でなく長期的な視点で常にお客様のことを第一に考え会話しており、技術的にとても長けている、このようなプロフェッショナルたちと一緒に働くことで必ず自分自身も成長できると感じました。

英語の勉強をしておくに越したことはないと思います。大学卒業後はワーキングホリデーで1年間カナダへ留学をしましたが、その時の経験は今でもとても役に立っていると感じています。英語への苦手意識がなくなり、米国チームとの交渉も多少はスムーズに行えているのではないかと思います。

本社であるシアトルとは日常的にコミュニケーションをとる必要があり出張も頻繁にありますし、日本のチーム内でも外国籍の社員と英語でコミュニケーションをとることがあります。前職も外資系でしたが、前職より圧倒的に英語を使う機会が増えているため英語の勉強をもっとしておけばよかったと感じることが多々あります。 

留学は英語の勉強にもなりましたが、世界中に友人ができたことが財産です。今でも海外出張で近くに行く際には出張前後で当時の友人と会ったりしています。学生時代の友人は就職後もとても大切な相談相手になると思いますので、学生時代のリレーションシップ作りも忘れずにしていただきたいです。

今後も色々なイノベーションがおき、IT 業界も大きく変化するかもしれません。正に今 AWS が起こしているような大きな波、イノベーション が今後も幾度と起こると思います。その際、次の波がきた時も生き残ることはもちろんのこと、次の波をつくり出すようなこのポジションにチャレンジしていただければと思います。AWS には、次の波をどう起こすかをいつも考えているメンバーばかりです。是非 AWS でより大きな波を一緒につくり出しましょう。


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