名前:石見 和也/Kazuya Iwami
ポジション名:ソリューション アーキテクト
入社年月:2018 年 4 月
東京大学工学部 電子情報工学科を卒業後、同大学院に進み、学際情報学府にて3次元映像処理を研究。学生時代からIT技術を駆使して面白いモノを作ることが好きだったため、IT企業に絞り就職活動を行う。その中で、AWSのソリューションアーキテクトという仕事の魅力に惹かれ、ソリューションアーキテクト(SA)の新卒1期生として、2018年に入社。


AWSのテクノロジーを深く理解し、お客様のビジネスを技術的側面から支援するのがソリューションアーキテクトです。お客様のビジネスや抱えている課題を理解した上で、最適なシステム設計を提案したり、開発・運用時の技術相談に乗ったり、イベント登壇やハンズオンを通してAWSの技術を広めたりと活動内容は多岐にわたります。もちろんそのための準備として100以上あるAWSのサービスでプロトタイプを構築し検証したり、技術研鑽を行うのも重要な仕事の一つです。

私は現在入社1年(研修半年/OJT半年)が過ぎ、インターネットメディア業界のお客さんを担当するSAとして、先輩社員と共に働いています。AWSのサービスを組み合わせてお客様の状況に適したログ収集分析基盤の構成案を提案したり、10万ユーザーのリクエストに耐えるべくゲームのアーキテクチャ相談に乗ったり、Amazon SageMakerという機械学習プラットフォームサービスのWebセミナーを行ったり。その中で自分のスキルが及ばない部分は先輩社員と協力しつつ、今年中に一人前に活動できるよう取り組んでいます。

ソリューションアーキテクトとして活躍するためには、AWSのことだけでなく、ネットワーク・データベース・コンテナ・OSなどのインフラの基礎知識からIoT・機械学習といった分野まで、幅広い知識が求められます。もちろんお客様の本当に実現したいことを汲み取りつつ、分かりやすく伝えるコミュニケーション能力も重要です。

ただ、新卒入社した段階では知らないことばかりだったので、研修が充実していたのはありがたかったです。約半年間にわたり、8つの技術テーマで講義と実践的なトレーニングを受けることができました。また、研修の一環としてAWSを使用したサービスを自由に作ることにも挑戦したり、米国本社でのグローバル研修プログラムに参加し、海外のソリューションアーキテクトとの情報交換やディスカッションを行ったりと、入社半年でさまざまな経験を積むことができました。

私がAWSで魅力的な環境だと感じているのは、自分の仕事という枠にとらわれず、オーナーシップを発揮する(自分ごととして取り組む)べきだというカルチャーが定着している点です。新卒SAという肩書に関わらず、やるべきだと思ったことは自分からどんどんやる。すると周囲の人も熱心に協力してくれる。それを当たり前だと思える人がこの会社に集まっています。

例えば研修で同期と一緒に作ったサービスというのが顔認証受付システムなのですが、社内での評判が良く、AmazonとAWSの社員が集まる大規模なイベントで実際に導入できないかという話に発展し、私達にそのプロジェクトを任せてもらえたのです。そして、海外のサービス開発チームやセキュリティ、マーケティングといった、様々な関連部門の協力のもと無事に成し遂げた時、Amazonカルチャーに支えられた働きやすさを実感しました。

大学時代は、三次元画像処理の研究と並行して、モバイルアプリやARアトラクション、自動飛行ドローンの開発などに携わってきました。そのため、就職活動においても、当初は漠然とウェブ系企業やSI企業でシステム開発の仕事を考えていました。

プログラマーとして働くという選択肢もありましたが、最終的にAWSのソリューションアーキテクトに決めたのは、クラウドという急成長中の技術分野かつ世界の最先端をいく企業で「幅広く新しい技術を学び続け、その知見を活かして多くのお客様のシステム設計を支援する」という働き方に惹かれたからです。さらに、面接などでお話したソリューションアーキテクトの方が皆、技術のキャッチアップが大好きなだけでなく、お客様目線で考え、熱意に溢れ人たちとして尊敬できたこと。この人たちと一緒に働くのは楽しそうだと思えたのもありました。

入社した今では、ここまで広範で奥深い知識が必要とされ、多くのお客様のシステム設計に関われる職場はなかなかないのではと感じています。入社前はやっていけるのか不安を抱いていましたが、先輩の皆さんがどんな分野の質問でも丁寧に詳しく教えてくれる環境なので、安心して積極的にチャレンジしてみてください!


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