新卒で外資系大手SIerに に入社し、銀行・証券などの金融業界のお客様を7年、自動車業界のお客様を3年、公共機関のお客様を3年担当しました。大手SIerでは主に大企業のお客様を担当していましたが、市場や業界に影響を与える活動をしたい、新しいテクノロジーに携わりたい、と考えていた時、AWSに日本の公共機関担当チームが立ち上がることを聞きました。当時は公共機関においてはまだクラウドは黎明期でしたが、諸外国や国内の他業界でのクラウドの成功を見る中で、クラウドの波は公共にも必ず来ると確信し、AWSでチャレンジすることを決めました。
入社以来、パブリックセクターセールスとして、中央省庁、地方自治体、大学、教育産業、医療機関、非営利組織など、幅広いお客様を担当しています。日々の営業活動では、AWSサービスの新規導入や既存環境からクラウドへの移行、組織内や業界内での更なるクラウドの浸透、を促進するための活動を行っています。加えて、パブリックセクター固有の活動として、政策、セキュリティ基準、予算制度、調達方法、契約方式などの公共機関が独自に保有する制度や枠組みの中で、クラウドを利用することができそのメリットを最大限享受できるような仕組みを検討しご提案することも実施しています。政府や行政の方々、大学・病院の先生、現場のエンジニア、また各業界における多くのオピニオンリーダーやインフルエンサーに対して、クラウドの真の価値をお伝えし、安全で実用的なクラウドの利用環境を推進することが、パブリックセクターセールスの1つの醍醐味と感じています。
次のキャリアとしてもっと大きなこと、新しいことへチャレンジしたいと考えていた時に、AWSに公共チームが立ち上がると聞き、公共機関の変革をクラウドという新しいテクノロジーを使って貢献したいと考えました。自身のキャリアにおいても、急速に成長するAWSに身を置き、クラウドの市場を創っていくことにチャレンジすることは、とても大きな自信と経験につながるものと確信し、決意しました。
今年から営業本部長としてマネージャー職に就かせていただくことができ、より高い視点と戦略を持ってお客様と接すること、また自分自身が経験してきたものをチームメンバーにできるだけ伝達することを実践するよう心がけています。公共市場へのクラウドの波も本格化のフェーズにきており、ドラスティックにデジタル戦略やIT政策を検討する時期を迎えております。パブリックセクターのミッションステートメントである「世界をより良いものに。」を目指し、私たちの活動が「日本の公共分野の次のITの在り方を創る。」という強い自負を持って、日々切磋琢磨しながら挑戦を続けていきたいと思っています。